12月31日(火)
今年も余日わずかとなりました。本年も多くのお客様にお越しいただき、心より御礼申し上げます。来年は戦後80年を迎えます。これからも幅広い世代の皆様へこの史実を伝えて参りますので引き続きご支援の程お願い申し上げます。そして、これからも平和な世の中が続き、皆様にとって良い年となりますよう心から祈念しております。
今日の平和会館
今年も余日わずかとなりました。本年も多くのお客様にお越しいただき、心より御礼申し上げます。来年は戦後80年を迎えます。これからも幅広い世代の皆様へこの史実を伝えて参りますので引き続きご支援の程お願い申し上げます。そして、これからも平和な世の中が続き、皆様にとって良い年となりますよう心から祈念しております。
当館のロビーにはドイツ・フッペル社製のピアノが展示してあります。太平洋戦争時に特攻隊員が佐賀県の鳥栖国民学校を訪れ、学校にあったピアノでベートーベンのピアノソナタ「月光」を弾いたというエピソードがあり、その時弾かれたとされるピアノと同型です。令和7年1月1日(元旦)、当館では、そのピアノを演奏するイベントを開催いたします。9時30分~11時30分、事前に申し込みされた7名の方が順次演奏しますので、平和への願いのこもった演奏をぜひご鑑賞ください。
知覧飛行場は3年8か月の歴史がありますが、約3年間は陸軍飛行兵養成の場として使用されました。その時の施設を再現したのが写真の模型です。飛行場正門、教育隊本部、兵舎、車庫、そして練習機を格納した格納庫などが再現されています。これらの施設の多くは年月の経過により消失しましたが給水塔や油脂庫などいくつかの施設は残っていて見学できるようになっています。
昨日12月27日は官公庁では仕事納めでした。今日から年末年始休暇の方もいらっしゃるのではないかと思います。 既にお知らせしていますように、当館は年末年始も休まず開館いたします。 特攻解説映像の上映、語り部の講話、も定時に実施いたします。 年末年始のご来館お待ちしております。 ★開館・閉館時間★ 開館:9:00 閉館:17:00(最終入場16:30) ※お隣のミュージアム知覧は12/29~12/31休館 ★映像上映・講話時間★ 特攻解説映像上映:①10:00~ ②12:00~ ③14:00~(各回約30分程度) 語り部講話:①11:00~ ②13:00~ ③15:00~(各回約30分程度)
写真は陸軍の1式戦闘機「隼」の実寸大レプリカです。隼は97式戦闘機の後継機として開発され昭和16年4月に制式採用されました。太平洋戦争の初期には陸軍の主力戦闘機として活躍しましたが、末期には特攻機としても使用されました。特攻作戦で166機が使用され、そのうち120機が知覧飛行場から出撃しています。
館内中央の遺品室に特攻機を再現した1式戦闘機「隼」が展示してあります。その両脇には特攻に使用された機体の模型が並べて展示してあります。これらを見て気が付いて欲しいのは本来、敵機と空中戦を行う戦闘機が多く使われていることです。そのような機体に爆弾を装着したのが特攻機となり、敵艦への体当たり攻撃に使用されました。
知覧飛行場は特攻基地というイメージが強いと思いますが飛行場の歴史約3年8か月のうち特攻作戦で使用されたのは終戦間際の約5か月間です。その前の約3年間は大刀洗陸軍飛行学校の分校としてパイロットの操縦教育を行う練習用の飛行場として使用されました。知覧飛行場の開場は昭和16年12月24日です、ちょうど83年前のことです。
当館のロビーにドイツ・フッペル社製のピアノが展示してあります。太平洋戦争時に特攻隊員が佐賀県の鳥栖国民学校を訪れ、学校にあったピアノでベートーベンのピアノソナタ「月光」を弾いたというエピソードがあります。それと同型のピアノです。令和7年1月1日(元旦)、当館のピアノを演奏するイベントがあります。9時30分~11時30分、事前に申し込みされた7名の方が順次演奏します。平和への願いのこもったピアノの演奏をご鑑賞いただけたらと思います。
現在開催中の企画展「九州の陸軍飛行場と特攻」の見どころをご紹介いたします。第1章に「知覧飛行場」「大刀洗飛行場」「万世飛行場」の戦時中に撮影された航空写真のパネルを展示しています。これらは米軍が偵察又は空襲時に撮影したものです。格納庫や掩体壕、兵舎など飛行場の施設が詳細に写っています。戦後79年が経過し、当時の面影が少なくなる中、当時の様子を知ることができる貴重な資料です。
今朝は一段と寒さを感じます。昨日は冬至を迎え、冬も折り返し点を過ぎたことになります。先月までとても暖かかったので、随分と早く感じますが、これからが寒さも本番、体調に気を付けてお過ごしください。
本日は、現在行われている企画展「九州の陸軍飛行場と特攻-知覧・大刀洗・万世-」 について学芸員が解説するギャラリートークが開催されます。ここ知覧だけではなく、各飛行場の軌跡やそれぞれから出撃された特攻隊員について知る機会としてぜひご参加ください。(参加費無料・入館料のみ) ・開催時間 10:30~、14:30~(約30分) ・場所 知覧特攻平和会館 企画展示室
当館には陸軍4式戦闘機「疾風」が展示されています。現存する唯一の機体として、文化財として保存・継承していくために、平成29年から専門家の皆様に様々な調査・処置を行っていただいております。
今週末の12月21日(土)、現在開催中の企画展「九州の陸軍飛行場と特攻」のギャラリートークを行います。参加者と企画展示室内を回りながら展示内容の見どころを紹介します。ぜひこの機会にご参加ください。
当館に展示している海軍の零式艦上戦闘機「零戦」は昭和20年の5月にエンジントラブルによって鹿児島県甑島沖に沈んでいたものです。
35年間海中にあった機体ですが、戦争を伝える資料として、引き上げられた当時の状態で保存しています。
背面から見学すると操縦席や機体の構造などが良く分かりますのでお越しの際は前方だけでなく背面もご見学ください。
当館では、遺品室入口に周辺の戦争遺跡の載ったマップを用意しております。
お時間のある方は、館内見学と合わせて周辺の戦争遺跡も見ていただければと思います。
当館ロビーでは、タブレット型の音声ガイドの貸出し(1台200円)を行っています。
館内の35ヶ所(およそ1時間)で隊員のエピソードや遺書の解説などをお聞きいただくことができます。ぜひご利用下さい。(6言語対応、字幕表示機能有)
今朝は冷たいお天気雨が降りましたが、今は青空が広がっています。当館敷地内や周辺にある多くの灯ろうには慰霊の句が刻まれているものも多くあります。まもなく迎える戦後80年、戦後まもない頃の方々の想いが伝えられています。
本日は、現在開催中の企画展『九州の陸軍飛行場と特攻-知覧・大刀洗・万世-』の関連講座が行われます。学芸員が企画展の内容を詳しく解説しますので、ご興味のある方はぜひこの機会にご参加ください。
時間:10:30~、14:30~(約30分)
場所:知覧特攻平和会館 講話室
その他、語り部講話・特攻に関する映像上映もございますのであわせてご利用ください。
平和会館遺品室の入口付近には「知覧の空(The Site of Chiran Base)」と題したジオラマ模型が展示されており、周辺の戦跡等を紹介しています。
開館当初から展示されているこのジオラマを、来年戦後80年に向けてプロジェクションマッピングを活用しリニューアルする計画が現在進められております。
今年も残すところあと20日ほどとなりました。この時期なると年末年始の開館状況について問い合わせをいただきます。当館は、年中無休で年末年始も休まず午前9時から午後5時まで開館しています。機会がありましたらぜひご来館ください。
本日は大変寒い朝となりました。日中もそれほど気温が上がらないようです。
会館敷地内にはツワブキの花が咲いています。ツワブキは秋から冬にかけて咲く花で、写真は会館入口付近の「平和の鐘」の様子です。
遺品室奥のコーナーに戦時中の知覧にあった食堂、旅館の模型が展示してあります。特攻おばさんと呼ばれた鳥濱トメさんの「富屋食堂」、軍用旅館として使われた「内村旅館」「永久旅館」「岩田屋旅館」を再現したものです。食堂、旅館とも戦後になくなってしまいましたが「富屋食堂」はホタル館(鳥濱トメさんと特攻隊員との交流を紹介)として再現されています。
福岡県筑前町にある筑前町立大刀洗平和記念館では開館15周年企画として姉妹館である知覧特攻平和会館館外企画展「飛行学校から特攻基地へ~知覧飛行場の軌跡~」が開催中です。福岡県筑前町と鹿児島県南九州市は、陸軍飛行学校の本校と分校があった地として深い関係にもあります。
本日と明日12月8日(日)には知覧特攻平和会館出張イベントとして、知覧特攻平和会館の語り部による出張講話「特攻のお話」を大刀洗平和記念館内で開催します。本来なら知覧特攻平和会館内でしか聴講できない講話です。お近くにお住いのみなさんの参加をお待ちしております。
日毎に寒く感じるようになりました。写真は館内にある戦史資料室です。西南戦争から終戦までを知覧の人々がどのように戦争と関わっていたか知ることができます。この展示室は、説明文にもふりがなを振っているため小学生にも読んでいただけます。知覧の様子を知りつつ、ご自身の地域ではどうだったのか振り返る機会にしながらぜひご覧ください。
昨日より、福岡県にある大刀洗平和記念館で開催されている館外企画展『飛行学校から特攻基地へ-知覧飛行場の軌跡-』の様子です。大刀洗陸軍飛行学校は多くの陸軍飛行兵を育成し、知覧も分教所として飛行教育を行いました。戦況が悪化し、特攻作戦が始まると大刀洗飛行場からも多くが前線基地へ向かっています。本企画展では、関連する資料や隊員の遺品を展示していますので、お近くにお住まいの方々など、ぜひこの機会にお越しください。
本日より福岡県にある筑前町立大刀洗平和記念館で館外企画展が始まります。陸軍飛行学校の本校と分校のあった深い関係の地として知覧飛行場の軌跡を辿りながら2つの飛行場に関連する資料をご紹介します。12/7(土)14:00~、12/8(日)11:00~各30分は知覧特攻平和会館語り部による特攻のお話もありますので、ぜひお越しください。
企画展案内→『飛行学校から特攻基地へ―知覧飛行場の軌跡―』
今日の鹿児島は日中には20℃近くの暖かい予報です。さて、この写真に写る飛行機について時々質問を受けますのでご紹介です。こちらは、航空自衛隊の初等練習機として活躍後、用途廃止されたものを平成17年に知覧町が借り受けたものです。平和会館の開館当初から飛行機とはどういうものか知っていただくために外に展示しているもので3機目のものです。
今日は雲一つない青空が広がる朝です。本日から12月早いもので今年もあとひと月となりました。師走の何かと忙しい季節ですが、体調には気を付けて過ごしたいものです。