①ポストカード「知覧からの手紙」
修学旅行等で知覧特攻平和会館を見学した際,ここで感じた家族や大切な人への感謝の想いをポストカードにしたためて,知覧から送るプログラムです。
同世代の特攻隊員たちの残した手紙や遺書に触れた後だからこそ,家族への感謝や平和のありがたさ,命の大切さを素直に綴ることができます。
スマートフォンなどで手軽に連絡が取れる今の時代に,あえてタイムラグのある手書きの文章は,デジタルの便利さ・アナログの良さを再確認するのではないでしょうか。
感謝の気持ちが平和への第一歩。
②平和学習案内資料・動画による事前事後学習
知覧特攻平和会館での平和学習では,ホームページにあるオンラインミュージアムや資料冊子での学習,見学後に平和について振り返ってもらうための学習シートなど,事前事後学習で活用できる教材を用意しています。過去の戦争を学び、現代そして未来の平和にどう取り組んでいくか。従来の、「見学だけの学び」でとどめず、「主体的・対話的で深い学び」につながるサポートを提供いたします。
③「千羽鶴再生プロジェクト」 寄贈千羽鶴の再利用
広島市内にある障がい者福祉作業所「すまいるスタジオ」では,全国から集められた折鶴を再利用して一筆箋やメモ帳等様々なオリジナル商品を作っています。
知覧特攻平和会館に寄贈される折鶴については,これまで一定期間のみ館内展示しておりましたが,令和2年度からこの千羽鶴再生プロジェクトに賛同し,館内ロビーにてオリジナルメモ帳に生まれ変わり,販売しています。
折鶴から,リサイクルやつくる・つかう,生産と消費についても考えてみては。
④平和へのメッセージ from 知覧 スピーチコンテスト事業
「平和を語り継ぐ都市」宣言をしている南九州市は,様々な平和推進事業に取り組んでいます。その一つに平成2年から開催している「平和へのメッセージfrom知覧スピーチコンテスト」事業。
平和情報の発信地としての使命から,平和の大切さ,命の尊さを訴えるスピーチコンテストで,毎年,多くの作品応募をいただいています。
令和3年度の第32回大会には全国から3175通(小学生作文コンテスト含む)の作品が寄せられました。
皆さんも平和について,呼びかけてみませんか。