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一式戦闘機「隼」

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今日の平和会館

2021.05.13

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昨日、九州南部が梅雨入りしたとの報道がありました。例年よりもだいぶ早い印象ですが、昭和20年当時のこの時期の天候も不安定だったようです。生田惇著『陸軍航空特別攻撃隊史』(1977年発行)から当時の状況を考えてみます。「十二日は九州からの出撃はなく、台湾出撃の、次の特攻隊員が戦没した。悪天候が西から東に移動する関係で、九州と台湾で交互に攻撃する形になるのである。(後略)」「十三日薄暮にも、閉塞前線の雨をついて台湾から特攻機が中城湾の敵艦船を攻撃した。」と書かれています。一方、この日、沖縄の海に展開するアメリカ軍の空母から飛び立った920機の艦載機が、九州南部へ飛来して飛行場、交通機関、都市を攻撃しました。生田氏は、この時期の空襲を、次のように表現しています。「(前略)南九州を傍若無人に飛び回った。銃後の国民も含めて、南九州はすでに戦場の第一線であった。」(生田1977、202頁より)

このような状況の中、沖縄への特攻はさらに続くことになるのです。

写真は、知覧への空襲を紹介する当館内の解説パネルより。

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企画展

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特攻平和会館 館内