11月21日(木)
開催中の企画展では「大刀洗飛行場」「万世飛行場」から出撃した特攻隊も紹介しています。大刀洗飛行場から出撃した「さくら弾機」の飛行第62戦隊、万世飛行場から出撃した第72振武隊員の遺書・手紙を展示しています。パネルの解説と共に、隊員の遺筆から心情を読み取っていただけたらと思います。
今日の平和会館
開催中の企画展では「大刀洗飛行場」「万世飛行場」から出撃した特攻隊も紹介しています。大刀洗飛行場から出撃した「さくら弾機」の飛行第62戦隊、万世飛行場から出撃した第72振武隊員の遺書・手紙を展示しています。パネルの解説と共に、隊員の遺筆から心情を読み取っていただけたらと思います。
企画展の展示資料に「野外航法計画要図」が展示してあります。この資料は知覧教育隊で教育を受けた第11期少年飛行兵の方が知覧⇔大刀洗間の航法訓練で使用したものです。知覧を離陸後、方位8°に飛行し、熊本の宇土半島で燃料タンクの切り替えをしつつ225kmを1時間30分かけて大刀洗飛行場に向かったことが読み取れます。
開催中の企画展「九州の陸軍飛行場と特攻」では大刀洗陸軍飛行学校 知覧教育隊で訓練を受けた2名の方の証言映像を上映しています。昭和18年4~9月にかけ訓練を受けた下士官学生の方と同年10月~昭和19年3月の特操1期の方です。知覧での思い出、基本操縦教育についてお話されていますのでパネルの解説と共にご視聴下さい。
平和会館に続く道の入口に1式戦闘機「隼」の実寸大模型が展示してあります。この機体は2007年に公開された映画「俺は君のためにこそ死にに行く」撮影の為に作られたものです。翼に250kg爆弾と外付けの燃料タンクを装着した特攻機を再現しています。
企画展「九州の陸軍飛行場と特攻」では、知覧・大刀洗・万世の飛行場から出撃した特攻隊員の遺書、遺品を展示しております。その一部には、今年寄贈され平和会館では初公開の遺品もございます。この機会にぜひご見学いただければと思います。
本日は企画展「九州の陸軍飛行場と特攻ー知覧・大刀洗・万世ー」関連講座を開催いたします。
当館学芸員が詳しく解説しますのでお時間のある方はぜひご参加ください。
時間:10時30分~/14時30分~(いずれも約30分)
場所:館内講話室
当館では、語り部の講話と特攻に関する映像の上映を毎日行っております。当日のスケジュール表は館内ロビーのほか、講話会場付近にも設置しておりますのでご利用の方はご覧いただければ幸いです。なお、講話・上映前には館内放送でもご案内しております。
※本日は写真の通りスケジュールの変更がございます。
語り部の講話:①11:15~ ②13:00~ ③15:00~ (各回約30分程度)
特攻解説映像上映:①12:00~ ②14:00~ (各回約30分程度)
当館に展示している海軍の零式艦上戦闘機「零戦」は昭和20年の5月にエンジントラブルによって鹿児島県甑島沖に沈んでいたものです。
35年間海中にあった機体ですが、戦争を伝える資料として、引き上げられた当時の状態で保存しています。
当館ロビーでは、タブレット型の音声ガイドの貸出し(1台200円)を行っています。
館内の35ヶ所(およそ1時間)で隊員のエピソード、遺書の解説などをお聞きいただくことができます。ぜひご利用下さい。(6言語対応、字幕表示機能有)
館内の遺品室には特攻隊員が残した遺書等の閲覧、隊員情報を検索できるシステムが設置されています。いずれもタッチパネル式になっています。ご見学の際は是非ご利用ください
当館では、遺品室入口に周辺の戦争遺跡の載ったマップを用意しております。
お時間のある方は、館内見学と合わせて周辺の戦争遺跡も見ていただければと思います。
11月になり教育旅行で会館を訪れる学校も多くなりました。学校によっては、来館の際、児童・生徒が心を込めて折った千羽鶴を寄贈していただいています。寄贈を受けた千羽鶴は、一定期間、掲示させていただいた後、メモ帳として再生しています。児童・生徒たちが平和への思いを込めて折った美しい千羽鶴をぜひご覧ください。
本日は、現在行われている企画展「九州の陸軍飛行場と特攻-知覧・大刀洗・万世-」
について学芸員が解説するギャラリートークが開催されます。ここ知覧だけではなく、各飛行場の軌跡やそれぞれから出撃された特攻隊員について知る機会としてぜひご参加ください。(参加費無料・入館料のみ)
・開催時間 10:30~、14:30~(約30分)
・場所 知覧特攻平和会館 企画展示室
本日より知覧特攻平和会館秋の企画展「九州の陸軍飛行場と特攻~知覧・万世・大刀洗~」が開催されます。
本企画展では、知覧飛行場のほか万世飛行場(ばんせいひこうじょう)と大刀洗飛行場(たちあらいひこうじょう)にも焦点をあて、各飛行場の軌跡を紹介するとともに、関連する特攻隊員の遺書等も展示されています。
見学は入館料のみでご覧いただくことができます。
6日より秋冬の企画展「九州の陸軍飛行場と特攻」が開催されます。本企画展では「知覧飛行場」の他、鹿児島県南さつま市の「万世飛行場」、福岡県筑前町の「大刀洗飛行場」にも焦点を当て、各飛行場の歴史と関連する特攻隊を紹介します。会期中には学芸員による関連講座、ギャラリートークも開催いたします。会期は2025年3月31日までです。来年は戦後80年の節目の年です、改めて戦争の事を知って欲しいと考えています。
2025年元旦開催の知覧特攻平和会館ピアノ開放イベント「フッペルのピアノで、2025年弾き初めをしませんか。」の演奏者の応募が、11月5日(火)正午までとなっております。
今回は応募者の中から抽選で6名を選出し、元旦にピアノ演奏していただきます。
写真は遺品室で展示している「飛行計画実施表」です。上の欄を見てみると、「大刀洗」と書かれているのがわかります。知覧飛行場はもともと福岡県の大刀洗にあった飛行学校の分校で、操縦訓練の一環として大刀洗まで飛行するルートが設けられていました。
大刀洗には現在大刀洗平和記念館が建っており、平和会館と陸軍特攻における調査研究・情報共有などで交流を行っています。また、来月には大刀洗での館外企画展を予定しておりますので、開催の際はぜひお越しいただければ幸いです。
今日は雨予報でしたが、曇り空がひろがっています。本日から11/3まで、知覧平和公園多目的球場では「第57回日本女子ソフトボールリーグ」鹿児島大会が行われます。全国から集まった選手のプレーを、当館へのご来館とあわせてぜひご覧ください。