06月30日(金)
6月も月末となりました。今朝の知覧はまだ小雨程度ですが梅雨も後半となり、週末は雨が予想されています。全国的に天気が崩れるようなのでお越しの際はお気を付け下さい。
今日の平和会館
6月も月末となりました。今朝の知覧はまだ小雨程度ですが梅雨も後半となり、週末は雨が予想されています。全国的に天気が崩れるようなのでお越しの際はお気を付け下さい。
沖縄県では6月23日は沖縄戦で戦没した方々を追悼する慰霊の日となっています。この日は78年前の昭和20年6月23日、沖縄を守備した第32軍が壊滅して組織的抵抗が終了した日です。沖縄戦の終結と共に、陸軍の特攻作戦は縮小されますがこの日以降も10名の隊員が特攻戦死されています。
先日、奄美地方で梅雨明けしたとの発表がありましたが、今日の知覧は時折、激しい雨の降る朝を迎えました。予報では日中は曇りとなっています。知覧を含む九州南部地方は、例年7月中旬が梅雨明けの時期となっています。しばらくは、雨の日が続きそうです。
一般社団法人文化財保存修復学会主催の文化財保存修復学会に参加し、文化財保存に関する最新の研究成果を聴講してきました。
平和会館では、今年度、所蔵する遺書や手紙などの紙資料10点の修理を実施予定しています。
現在開催中の知覧特攻平和会館企画展「知覧基地の3隊長~陸軍士官学校出身の特攻隊員~」の会期も今週末30日(金)までとなっております。入館料のみで観覧できますので是非ご覧ください。
なお,次回の企画展に向けての準備も着々と進んでおります。
当館ロビーにある陶板壁画「知覧鎮魂の賦」です。燃える機体から天女が隊員の魂魄を救い出す姿を表したもので、作者/仲矢勝好氏の鎮魂の想いが込められています。ご来館されるお客様にもこの壁画に想いを寄せられる方が多く、ロビーガイド機貸出カウンターにてポストカードの販売を行っております。お越しの際にはぜひゆっくりとご覧ください。
開催中の企画展「知覧基地の3隊長-陸軍士官学校出身の特攻隊員」の会期は今月30日(金)となっています。昭和20年(1945)年5月11日に知覧基地から出撃した陸軍士官学校同期生の3隊長の資料を中心に展示しています。入館料のみで見学ができますので、ぜひご覧ください。
今日は1年中で最も昼間が長くなる夏至です。
知覧では雨の朝を迎えました。鹿児島県奄美地方では線状降水帯が発生し、被害が出ているとの報道もありました。ご来館の際は、雨の状況にもご注意ください。
平和会館への参道横にある戦闘機「隼」は特攻の母として知られる鳥濱トメさんの視点から若き特攻隊員の青春を描いた映画「俺は、君のためにこそ死ににいく」の撮影で使用されたものです。知覧基地からは120機が出撃しています。
今日の知覧は久々の快晴となりました。これから気温も上昇していくと予想されますが、館外の戦争遺跡なども見学しやすいのではないかと思います。多くのご来館をお待ちしております。
知覧特攻平和会館は、年中無休ですが、令和5年10月29日(日)は14時(入館12時まで)で臨時休館いたします。この時期にご来館を検討されている皆様はご注意ください。
知覧特攻平和会館が収蔵している遺品には、父宛の手紙・遺書も多くあります。その中で本日は高田豊志少尉の遺書をご紹介します。
「お父様今愈々お別れの時が来ました。(中略)今お別れの歌が不味いけど出来ましたのでお別れのしるしに残して置きます 海山に劣らぬ親の厚恩に今ぞ報ひむ國のため散れ」
この遺書は、遺品室6コーナーにて展示しています。
(当館収蔵資料は戦後にご遺族の知人が遺筆を改めて清書されたものです。)
昭和20年6月17日 午後11時、マリアナ諸島から飛来したB-29 120機が鹿児島市を空襲しました。焼夷弾により町は焼き払われ、この空襲により死者2316名、負傷者3500人の被害が出ています。当館の震洋艇展示室と戦史資料室には空襲に関する展示があります。空襲の写真、防空頭巾や焼夷弾などの実物資料が展示されていますのでご覧になって下さい。
知覧特攻平和会館では、来館者の皆様に特攻の史実をより知っていただくため、語り部による講話を行っています。本年4月から新たに女性1名を採用し、現在デビューに向け準備を進めています。これまでの語り部は全員男性でしたが、女性の視点での講話が期待されます。正式なデビューについては、改めてお知らせしたいと思います。
今朝の知覧は梅雨前線の影響で、小雨の降る朝を迎えました。来週にかけて、ぐずついた天気が続く予報となっています。
館内の展示ケース内に写真のトラップを配置しています。これは、資料保存のうえで、害となる昆虫の有無を調査するための物です。2週間ほど設置し、その結果をもとに必要な対策を講じていきます。
現在開催中の平和会館企画展「知覧基地の3隊長」の会期は今月30日(金)までとなっています。陸軍士官学校の同期生で同じ5月11日に特攻隊長として出撃した3隊長の遺筆のほか、陸軍士官学校57期生の証言映像も上映しています。ぜひご観覧ください。
平和会館は年中無休で開館していますが、令和5年10月29日(日)は14時から臨時休館(入館は12時まで)となります。この時期に来館を検討されている方はご注意ください。
昭和20年6月11日は知覧飛行場から特攻隊員が出撃した最後の日でした。沖縄戦における陸軍の特攻作戦で1,036名の隊員が特攻戦死しました。このうち、知覧飛行場からは、4月1日から約半数にあたる439名が知覧から出撃しています。
平和会館敷地内に咲いたきれいな紫陽花を見つけました。いよいよ本格的な梅雨に入り気持ちも少し重たくなることがありますが、きれいな花々などを見て気分転換しながら過ごしたいものですね。
昨日からの雨も止み、今日の知覧は曇りとなりました。
梅雨の合間の今日は館外の戦跡なども見学しやすいと思われます。ぜひ見学ください。
今朝の知覧は激しい雨が降っており、終日、雨の予報となっています。
平和会館横の三角兵舎に入ると屋根に落ちる雨の音が聞こえてきます。特攻隊員達は雨の日、この雨音を聞きながら何を思ったのでしょうか。
今朝の知覧は昨日からの雨も止み、曇り空となっています。
特攻隊員の像「とこしえに」の横にはT-3型機が展示されています。この飛行機は、山口県にある航空自衛隊防府基地で活躍していましたが、平成17年に用途廃止され、同年5月に知覧町が借り受け展示しています。
今日の知覧は梅雨前線の影響で雨の朝を迎えました。
今から78年前の今日、富山県出身の枝幹二大尉が特攻戦死しています。枝家は7姉妹のほか、ただ一人の男の子ということもあり、陸軍大佐の父は息子に経理幹部候補生の道を勧めますが、大尉は航空兵を志願しました。大尉の遺筆は第28立体展示ケースに展示されています。
今朝の平和会館周辺は少しひんやりとした朝を迎えました。日中は気温が上昇し、25度を超える予報となっています。
先月で募集期限を迎えた「平和へのメッセージFrom知覧 第34回スピーチコンテスト」には全国から2500点を超える作品の応募がありました。これから8月15日の本選に向け、一次・二次審査を実施していきます。
昭和20(1945)年6月も沖縄戦における航空特攻は続きます。
6月に出撃した特攻隊員の遺品は、主に8.9コーナーや27.28立体展示ケースに展示しております。その展示の中から6月3日に知覧から出撃した中島豊蔵少尉の辞世の句(写真中央上)を紹介します。
「仰ぎ見る富嶽の重さよ吾が務 苦心を重ねて死して果たさむ」
辞世の句と共に富士山の絵が描かれています。
昭和20年6月3日は第十次航空総攻撃で25名の方が特攻戦死されています。その中の一人に19歳の少年飛行兵、若松藤夫少尉がいました。少尉の遺影や弟に遺した遺書は第8コーナーに展示してあります。
昭和20(1945)年6月1日から11日にかけ第十次航空総攻撃が行われています。1日には芦立孝郎少尉が台湾の宜蘭基地から出撃しています。芦立少尉の遺書は第8コーナーに展示されています。