07月31日(日)
今朝の平和会館周辺は、台風の影響が残っているのか風があり、曇り空の天気となっています。
南九州市指定文化財である給水塔の横には、東京文化財研究所との共同調査研究の覚書締結に際し、気象状況が給水塔に与える影響を観測するため、計測機器を設置しています。これは、文化財周辺の温度、湿度、気圧、雨量など8つを測定できる機器で、約1年間、気象状況を毎日、観測していく計画です。
今日の平和会館
今朝の平和会館周辺は、台風の影響が残っているのか風があり、曇り空の天気となっています。
南九州市指定文化財である給水塔の横には、東京文化財研究所との共同調査研究の覚書締結に際し、気象状況が給水塔に与える影響を観測するため、計測機器を設置しています。これは、文化財周辺の温度、湿度、気圧、雨量など8つを測定できる機器で、約1年間、気象状況を毎日、観測していく計画です。
今年の3月に発行した『四式戦闘機「疾風」調査報告書』が好評のため一時品切れとなっておりましたが、ご関心を寄せてくださる皆様のおかげで、このたび第2版を発行いたしました。調査報告書は電話・FAXによる注文もお受けしております。ぜひお手に取っていただければ幸いです。
当館では様々なテーマを設けて年数回の企画展を行っています。6月までは沖縄戦における陸軍航空特攻で最初に出撃した特攻隊長に焦点を当てた企画展を開催していました。
その特攻隊員・伊舍堂用久(いしゃどう ようきゅう)中佐の軍刀や家族に宛てた手紙は、現在も遺品室で見ることができます。
企画展の隣には、縮小された規模ではありますが、常設の書き起こしコーナーもございます。現在は6点の遺品を書き起こして読みやすくしたパネルと共に展示中です。ぜひこちらもご見学ください。
本ホームページのオンラインミュージアムのコンテンツでは、学芸員による館内の見どころを解説する動画を公開しています。
8月中旬には、新たに当館周辺にある給水塔をはじめとした戦争遺跡の解説動画を公開する計画で、現在、編集作業を行っています。
24日の爆発に伴い、桜島の噴火警戒レベル引き上げが報道されていますが、南九州市では降灰等の影響もなく、当館は通常通り開館しています。
■語り部の講話
11時00分、13時30分、14時45分
(各回 約30分)
■特攻解説映像の上映…12時00分
(上映時間 約30分)
7月も下旬となり、連日、暑い日が続いています。
平和会館周辺では、夏らしくセミの鳴く声が聞かれるようになりました。このような中で、平和会館の入口の自動ドアで羽化するセミを見ることができました。
77年前の夏もセミの大きな鳴き声が響いていたのではないでしょうか。
開催中の企画展「ある従軍カメラマンの追憶」では義烈空挺隊関係者の証言映像を上映しています。機体不調で引返した無念さ、攻撃の訓練・隊員としての心意気、戦果確認について3名の証言映像です。証言をお聞きいただき、隊員たちの心情をご理解いただけたらと思います。
本日、開催中の企画展「ある従軍カメラマンの追憶」の特別講座「小柳次一が撮影した義烈空挺隊」を10:30~、14:00~の2回開催します。所要時間はそれぞれ約30分です。
また、定時の語り部講話も11:00~、13:30~、14:45~の3回予定しています。所要時間はそれぞれ約30分です。
20日の東京文化財研究所との調査研究の覚書締結により、南九州市指定文化財である戦争遺跡「知覧飛行場給水塔」の横に気象観測用の機器を設置しました。
これは、給水塔周辺の気温、湿度、照度など8つを測定でき、自然環境が及ぼす影響を調査するため設置したものです。
およそ1年間、観測を続けていく計画です。
先日、独立行政法人国立文化財機構東京文化財研究所と南九州市との間で共同調査研究の関する覚書の締結式が行われました。
これは、知覧特攻平和会館が所蔵する陸軍四式戦闘機「疾風」や周辺の戦争遺跡である給水塔をはじめとした近代資料の劣化要因解明を行うため、両者が協力し、データ観測などを行うものです。
調査期間は、今年度から令和8年度までの計画となっています。
活字化コーナーで展示している特攻隊員の遺品から、本日は塩島清一大尉について紹介します。
第23振武隊に所属した塩島大尉は、同じ隊の仲間と色紙に出撃前の心境を書き残しました。「信じる者は強し」としたためた塩島大尉は、昭和20年4月3日に知覧から出撃しました。他の第23振武隊の色紙は、遺品室11コーナーに展示しています。
今朝の平和会館上空は、厚い雲に覆われどんよりとした天候となっています。
予報では、九州南部では、今日の日中から明日にかけて線状降水帯の発生しやすい状況が続き、大雨になる恐れがあります。
ご来館の際は、足元に気を付けてお越しください。
朝から、大粒の雨が降っており、足元が滑りやすくなっていますので、入館の際は十分注意してください。3連休の最終日になり、21日からは子供たちも夏休みに入ります。平和学習として、家族でご来館いただければ幸いです。
■本日の語り部の講話、特攻解説映像の上映時間(各回約30分)
・語り部の講話:11時、13時30分、14時45分
・特攻解説映像の上映:10時、12時
昨日企画展関連イベントである「学芸員によるギャラリートーク」が開催されました。
お客様と共に室内を歩きながら資料や特攻隊員のエピソードを紹介するスタイルでおこないました。多くの方に聞いていただき、大変好評のイベントとなりました。ご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。
来週も関連イベントとして講座を開催予定です。ぜひお越しくださいませ。
本日は、当館企画展示室にて、現在開催中の平和祈念交流展のギャラリートークを行います。平和祈念展示資料館と当館の学芸員が実際に展示された資料を前に、解説します。どなたでも参加できますので、ぜひ来館ください。
■時間
①10:30~ ②14:00~(各回約30分)
参加無料(※入館料は必要です。)
本日から平和祈念展示資料館(東京都新宿区)との平和祈念交流展が開催となります。
明日16日は、平和祈念展示資料館と当館の学芸員によるギャラリートークも行われます。この機会にぜひご来館いください。
■ギャラリートーク
7月16日(土)①10:30~ ②14:00~(各回約30分)
知覧特攻平和会館 企画展示室
参加無料ですが、入館料は必要です。
明日、7月15日から9月30日にかけ、東京都の平和祈念展示資料館と当館の資料を展示する平和祈念交流展「ある従軍カメラマンの追憶-義烈空挺隊と家族の片影-」が開催します。
従軍カメラマンの小柳次一の軌跡を振り返るとともに、写真や遺書・手紙を通して、義烈空挺隊の素顔に迫ります。
7月16日は両館の学芸員によるギャラリートークも行いますので、ぜひご来館ください。
■ギャラリートーク
日時 7月16日(土)①10:30~ ②14:00~(各回約30分)
場所 知覧特攻平和会館 企画展示室
7月12日に当館初めての取り組みとして、タクシー観光研修会を開催しました。
近年の旅行形態の変化やコロナ禍により、大型バスを利用した団体旅行からタクシーなどを用いた少人数の旅行にシフトしていることもあり、タクシー観光を行っているドライバーさんを対象に当館や周辺の戦争遺跡の見どころを職員が解説しました。
6社、15人の参加をいただき、皆さんはメモを取ったり、質問を行うなど積極的に受講されていました。
現在、企画展示室では活字化コーナーを展開中です。そのなかで本日は下手豊司少尉の遺品についてご紹介します。
下手豊司少尉は誠第36飛行隊に所属し、昭和20年4月6日に出撃しましたが、機体不調で引き返しました。下手少尉はその後知覧に移動し、4月27日に再び出撃しました。下手少尉の遺品である寄せ書きには、「思ふまいと思ふても 思ふは国家のことなり」という遺筆が残されています。
(企画展示室にはレプリカを展示しております。)
今月から音声ガイド機の貸出しを再開し、多くの来館者の方に利用いただいております。
館内受付カウンターで、専用の機器を1台200円で借りることで、館内34箇所で資料等の解説を聞くことができます。
日本語の他に4言語(英語・韓国語・中国語簡体字・中国語繁体字)対応となっております。来館の際は、ぜひ御利用ください。
本日は風が心地よい爽やかな朝です。さて、当館敷地内の復元された三角兵舎周辺には杉が群生しています。最近、木の上に鳥のひながいるようで、時々鳥たちからの落とし物があります。周辺を散策される際には、少しだけ頭上に気を付けて歩かれてください。本日も皆様のご来館を心よりお待ち申し上げております。
館内の一角に富屋食堂、永久旅館、内村旅館、岩田屋旅館の模型があります。隊員たちが利用し、家族との別れをした建物を再現しています。これらの建物は取り壊されて今は残っていませんが富屋食堂はホタル館として復元されています。また、館内の証言映像コーナーでは富屋食堂の鳥濱トメさん、旅館の女将さんたちの証言が上映されています。併せてご覧ください。
7月19日から来年1月31日まで使用できる「南九州市!ぐるりんチケット」が販売されます。南九州市内の対象4施設をぐるりんと一巡りできる入場券が各1枚と、南九州市内協力店で利用できる500円分の商品がセットとなったお得なチケットです。
7月19日から1冊1,000円で販売されますので、使用期間内に南九州市を訪れる際は、是非ご利用ください。
8月15日(月)に本市知覧文化会館で開催される平和へのメッセージfrom知覧 第33回スピーチコンテストには、全国各地から多くの作品が寄せられました。応募総数は、市内小学生の平和作文コンテストを含め3,250作品となり、現在、コンテスト出場者の審査を行っています。
当日はスピーチ発表のほか、記念アトラクションとして墨絵アーティストとして世界的に有名な西元祐貴氏のライブペイントも予定されています。
7月3日まで平和祈念展示資料館(東京都新宿区)で当館所蔵資料を展示し開催した平和祈念交流展は多くの方のご来館をいただきありがとうございました。
7月15日からは、当館において平和祈念展示資料館所蔵資料もお借りし交流展を開催します。従軍カメラマンとして活動した小柳次一氏の軌跡を振り返るとともに、彼が撮影した写真や遺書・手紙を通して、義烈空挺隊員の素顔に迫ります。
今朝は台風4号の影響から時折、強い雨が降っています。
台風は今後、東シナ海を北上し九州に接近、上陸する予報となっており、九州南部は明日にかけて大雨となるおそれがあります。
来館や移動に際しては、十分お気を付けください。
iPadminiの音声ガイド機の貸し出しを7月から再開しています。1台ごとに抗菌コートし、使用後は紫外線除菌庫で除菌しますので安心してお使いください。館内でのご見学の時間がより充実することと思います。1台200円で貸し出しています。各種カードやQRコード払いにも対応しています。
今年は梅雨が早々に明け、連日、猛暑日が続いており、今朝も朝から強い日差しが照り付けております。鹿児島県では、今日から全国高校野球県予選大会が始まります。暑さに負けず頑張って下さい。
■本日の語り部の講話、特攻解説映像の上映時間(各回約30分)
・語り部の講話:11時、13時30分、14時45分
・特攻解説映像の上映:10時、12時
本日から新型コロナウイルス感染症感染予防のため、利用を休止していた音声ガイド案内の貸出しを感染対策を図った上で再開いたします。
専用のタブレット端末を用いることで、館内34箇所で展示資料の解説を聞けるほか、字幕や関係写真を表示することもできます。
館内入口の受付カウンターで1回200円で貸出しを行っておりますので、ぜひご利用ください。