12月31日(金)
今年も残すところあとわずかになりました。
来年が幸せな1年になることをお祈りいたしております。
平和会館は元日から開館いたします。
元旦9時30分~11時15分に、当館ロビーに展示してあるフッペル社製のビアノを演奏するイベントが開催されます。
今日の平和会館
今年も残すところあとわずかになりました。
来年が幸せな1年になることをお祈りいたしております。
平和会館は元日から開館いたします。
元旦9時30分~11時15分に、当館ロビーに展示してあるフッペル社製のビアノを演奏するイベントが開催されます。
本日も寒い朝を迎えています。今年も残すところあと2日。皆様にとって良い一日をお過ごしください。
当館は本日も通常通り開館いたします。(年中無休)
一昨日、当館の学芸員と語り部が毎日新聞社大阪本社を訪れ、特攻を見送る写真の原本調査を行い、昨日の同新聞記事にて紹介されました。調査対象は、昭和20年4月12日に、桜の枝を手に持った女学生が特攻機を見送る場面の写真です。これは、同社特派員が撮影したもので、同17日に毎日新聞に掲載されました。平和会館では、特攻を見送った知覧の地における出来事を象徴する写真として、女学生の一人が書いていた日記と証言インタビューと併せて戦史資料室の展示で紹介しています。
冬休みに入り、多くの来館者にご見学いただいております。
当館は年末年始も通常通り開館いたします。また、元旦にはロビーにございますピアノを使用したイベントも予定しておりますので、皆様ぜひお越しください。
今こそ鹿児島クーポン券の利用期間が令和4年2月20日までに延長されました。コロナ禍の中、徐々に入館者も増えつつあります。早くコロナ禍がおさまり、気兼ねなく旅行ができる状況になって欲しいです。
全国的な寒波により、鹿児島でも今日から明日にかけて雪の予報が出ています。特攻観音堂隣接の杉の木々が強風でかなり揺れており、風も冷たいです。コロナ感染予防と併せて、風邪もひかないよう注意してください。また当館にレンタカーでお越しの際は、峠の積雪による通行止めも予想されますので、道路情報の確認もお忘れなく。
平和会館に続く道に、噴水を作る工事が行われています。円形の穴が掘られ、着々と工事が進められています。来年の春に完成を予定しています。
■本日の語り部の講話、特攻解説映像の上映時間(各回約30分)
・語り部の講話:11時、13時30分、14時45分
・特攻解説映像の上映:10時、12時
こちらは、航空機乗員養成所出身者の方々が喜捨した石灯籠です。側面に、「友よやすらかに」という言葉が刻まれています。特攻の記憶を携えながら戦後を生きた世代の方々にとって、観音堂へと続く道の脇に並ぶ石灯籠に名を連ねることは、戦後しか知らない世代の我々には計り知れない心のうちがあったのであろうと感じます。知覧から特攻隊が出撃した期間は、わずか2ヵ月半あまり。戦後の方が遥かに長い歳月です。特攻隊員を偲ぶ慰霊もまた、この地において刻まれてきた知覧の歴史として後世に伝えていきたいと思います。
観音堂境内の脇に建っている、ある石灯籠の地輪部分にこのような銘板が付けられています。昭和62年に、少年飛行兵第19期生の方々が喜捨したものであることがわかります。平和会館が開館したこの時期には、当時を知る世代の方々が知覧を訪れ、慰霊されていたことを示しています。
昨日、今年の8月15日に本選開催された第32回スピーチコンテストの作品集が出来上がりました。入賞作品を採録した冊子で、応募時の作文原稿を活字にして掲載しています。作品集は、1冊500円にてロビーカウンターにて販売していますが、遠方の方には郵送での御購入も可能です。応募していただいた全ての皆様に感謝申し上げます。
先日、若い来館者の方から、「なぜ、知覧平和公園内にたくさんの桜を植樹しているのか?」という質問を受けました。質問の趣旨は、特攻隊員の手記に多く見られる「桜」や「散る」という言葉と関係があるのかということでした。当時の方々にとって桜は特別な存在であったと思われることや、平和を願って植えられたものであることなどをお答えしました。補足として、『知覧町郷土誌』(H14版)の中から桜並木に関する記述を紹介しておきます。
「県道から特攻観音堂への直線道路は桜並木になっている。町制三十周年と町有林五十周年を記念して植えたのであるが、勇士慰霊の真心をこめてであった。三列に並んでいる桜並木の夜桜は夢見る美しさである。勇士の心を偲ばせる美しさである。」(706頁)
写真は、航空機乗員養成所出身の元航空兵の方々が植樹した桜の標柱です。
当館ホームページから、知覧飛行場跡の戦跡マップをダウンロードすることができます。トップページの上にある欄から【「特攻」を知る】を選択し、【戦跡案内】のページを開いていただくと、ページの一番下にPDFがあります。
今日は、とても寒い朝を迎えています。一部地域では夜中に雪が降っていたようですが、交通への影響はありません。日中は、晴れ予報ではありますが、お出かけの際は暖かくしてお過ごしください。
■本日の語り部講話および特攻解説映像の上映(各回約30分)
・語り部講話:11時、14時45分
・特攻解説映像の上映:10時、12時、13時30分
知覧平和公園内にある、公園案内地図です。本日は、公園内にある体育館や文化会館(コミュニティセンター)の利用者が多く、その周辺の駐車場が朝から込み合っています。平和会館の裏手にある「第2駐車場」(写真に「現在地」表記あり)は、比較的すいているようです。
師走も半ばを迎え、令和3年も残りわずかとなってきました。例年と異なり、この時期に修学旅行を行う学校が増えています。コロナ禍が長引く中で、少しでも状況が好転する兆しがみえてきているように見受けられます。このような時期がだからこそ、引き続き感染対策には十分気をつけていきたいと思います。さて、約2週間後の1月1日には、ロビーに保存展示しているフッペル社製のピアノ演奏のイベントがあります。この日の午前中に御来観を予定されている皆様と、その時間を共有できますことを心待ちにしております。
この数日、たくさんの修学旅行生が当館を訪れています。中には、生徒全員で作成した千羽鶴を頂戴することもあります。今日は、特別大きな千羽鶴をいただきました。これだけの量の折鶴を折ってきていただいたことに、心から感謝申し上げます。
昨日に引き続き、知覧城跡の話題です。これは、戦時中に米軍が撮影した写真です。それぞれの曲輪がくっきりと写っており、城の構造を読み取ることができます。知覧の上空に飛来する米軍機からは、この城跡が軍事基地ではないかと思われた可能性もあります。事実、知覧飛行場の関連施設として、飛行機の整備や点検を行う航空廠が置かれていました。戦国時代の要塞が、昭和の時代にも軍事施設として利用されていたのです。
昨日、知覧文化会館において「なるほど!知覧城トークショー」が行われました。内容は、落語家で城郭への造詣の深い春風亭昇太師匠と、城郭研究者の中井均先生,それから知覧城跡の発掘調査に携わっていた元南九州市職員の上田耕氏の3人によるトークショーでした。戦国時代の城は、それぞれの地域の土の性質に合わせて発達しており、シラス台地の地形を利用して造られた知覧城には、お城の機能としての土木工事の跡が随所に見られ、九州南部を代表する城だということが熱く語られていました。(写真は、ミュージアム知覧ロビーに展示されている知覧城跡立体模型)
館内中央の遺品室に「特攻隊員の知覧での生活」を紹介するコーナーがあります。隊員と家族が面会した内村旅館、永久旅館、富屋食堂の模型が展示されています。どの施設も当時の建物は残っていませんが、富屋食堂はホタル館として復元され、鳥浜トメさんと特攻隊員との交流を紹介する資料館になっています。
■本日の語り部講話、特攻解説映像の上映時間(各回約30分)
・語り部の講話:13時30分、14時45分
・特攻解説映像の上映:10時、11時、12時
平和会館建物入口の正面方向に、現在噴水整備のための工事を行っております。完成は3月末の予定です。工事期間中は、う回路を通ることとなり、皆様方にご迷惑おかけします。平和公園内の新たな見どころとして完成が待ち遠しいです。
知覧小学校敷地内の北側隅に建っている、知覧高等女学校跡の記念碑です。女学校の校章のマークがデザインされています。
昨日に続きアメリカの真珠湾にある戦艦ミズーリについて紹介します。
戦艦ミズーリは真珠湾攻撃の約1年前に起工され、3年後の昭和19(1944)年6月に就役しました。第二次世界大戦中は主に太平洋を中心に活動し、昭和20(1945)年3月から沖縄戦に参加し、その際に戦艦ミズーリは特攻攻撃を受けています。
現在開催中の企画展では、戦艦ミズーリが受けた特攻にまつわるエピソードについて紹介しています。
今から76年前の本日、真珠湾攻撃により日米開戦となりました。昨日の記事で紹介した戦艦ミズーリ記念館は、真珠湾にあります。戦艦ミズーリは、戦争終結後の調印式が甲板上で行われたという戦艦でもあります。記念館の近くには、真珠湾攻撃により沈められた戦艦アリゾナの記念館などもあり、日米の戦争の始まりと終わりを学ぶことのできる場となっています。
明日、12月8日は昭和16(1941)年に真珠湾攻撃が行われた日です。この数日、メディア等では真珠湾攻撃や日米開戦に関連した番組が放送されています。それから80年の歳月が流れた今、真珠湾に係留保存されている戦艦ミズーリ記念館と知覧特攻平和会館は、姉妹館として戦争の史実を語り継ぐための交流を重ねています。
開催中の企画展「米軍が見たカミカゼ」では、展示映像に多くのお客様が見っている様子を見受けます。どうぞこの機会にぜひお越しください。
当館では、特攻解説映像の上映を行っております。特攻作戦の経緯や一部特攻隊員のエピソードなどを紹介した分かりやすいものとなっております。興味がある方はぜひご利用ください。 ※本日はスケジュールが変更となっておりますので、ご利用の前にご確認ください。 ■本日の語り部講話、特攻解説映像の上映時間(各回約30分) ・語り部の講話:11時 ・特攻解説映像の上映:10時、12時、13時30分、14時45分
写真は海底から引き揚げられた震洋艇のエンジンです。トラックエンジンをもとに、改良されたものです。本土決戦に備えて各地に基地が造られました。艇が配備されましたが終戦に伴い、海没処分されました。展示されているエンジンは薩摩半島南端の坊津基地跡から引き揚げられたものです。
■本日の語り部講話、特攻解説映像の上映時間(各回約30分)
・語り部の講話:11時、13時45分
・特攻解説映像の上映:10時、12時、14時45分
平和会館の零戦展示室に展示している、飛行機のエンジンとプロペラ部です。機種についてはこれまで、いくつか候補が挙げられていましたが、絞り込む特定まではされていませんでした。先日、お問い合わせいただいたお客様方から旧日本海軍の97式艦上攻撃機ではないかという御指摘をいただきました。
三角兵舎復元建物は、震洋艇展示室のガラス窓から見ることができます。建物へ行くには、館の正面玄関から外に出てから御見学ください。
11月には、多くの学校様に御来館いただきました。修学旅行で御来館された児童・生徒の皆様からたくさんの折鶴を頂戴しています。一つ一つに、それぞれの作り手の想いが込められているのを感じます。