11月30日(火)
夏に開催したスピーチコンテストの作品集の制作を進めています。最終校正もほぼ完了し、年内には印刷ができそうです。作品集の完成まで今しばらくお待ちください。写真は、前回と前々回のものです。今回の表紙デザインがどのようなものになるのか、楽しみにしていただければと思います。
今日の平和会館
夏に開催したスピーチコンテストの作品集の制作を進めています。最終校正もほぼ完了し、年内には印刷ができそうです。作品集の完成まで今しばらくお待ちください。写真は、前回と前々回のものです。今回の表紙デザインがどのようなものになるのか、楽しみにしていただければと思います。
平和会館玄関前から、知覧文化会館前駐車場へつながる通路脇に、映画「ホタル」と「俺は君のためにこそ死にに行く」の記念碑が建っています。いずれも、知覧での特攻隊員にまつわるエピソードをもとに創作された映画です。平和会館内ロビーに入っている売店で、映画のDVDも販売されています。知覧へお越しになる機会に、映画を御覧になるのもよいかもしれません。
ちなみに、平和会館の最寄りの駐車場は知覧文化会館前駐車場です。レンタカーでお越しになる際には、カーナビで「知覧文化会館」を設定するとスムーズです。「知覧特攻平和会館」で設定した場合、裏側にある知覧平和公園の第2駐車場へ案内されることが多いようですので御注意ください。
青空が広がる清々しい朝を迎えています。写真は、当館正面通路の体育館側です。現在、工事を行っており、通行出来ない場所がございます。すぐ横に歩道がありますので、ご来館の際はお気を付けてご移動くださるようお願いいたします。
特攻隊員の遺書や手紙には、家族の健康や幸せを願う文面が多くみられます。その一方で、自分の不安な心境を伝える文面はほとんどみられません。多くの場合、その文章を書く段階では、自分が特攻隊員であることは家族に伝えてはいません。勇ましい言葉や、家族を気遣う文章の行間には、文字に示すことのなかった様々な思いがあったことは言うまでもありませんが、自分が特攻戦死した後に、遺書や手紙を手にした両親がどのように受け止めるのか、そのようなことを慮って書いていたものと察せられます。
先日、南日本新聞の読者投稿欄「ひろば欄」に、北海道在住の方からの投稿が掲載されており、太平洋戦争末期に試作された木製飛行機のモデルになった「疾風」を見学に、知覧へ訪れたいという内容でした。木製飛行機の機体の一部は、江別市郷土資料館に保管されているようです。金属が不足する中、木製で代用されて生産される計画があったということも、後世に語り継いでいかなければならない史実です。
朝晩が冷え込むようになってきました。平和公園内の樹木も、秋から冬の装いへと準備を進めているようです。この写真は、先日、知覧護国神社参道脇で早朝に撮影したものです。昼には清掃作業により地面の落ち葉は片付けられていました。年に一度しか歩くことのできない、黄色い絨毯が敷かれたほんの一時の光景でした。
昨日、公募したピアノ演奏者が決定しました。お申込みいただいた皆様、ありがとうございました。
知覧飛行場から10kmほど離れた場所に陸軍の青戸飛行場がありました。昭和20年にはほぼ完成していましたが、空襲が激しくなり実戦には使われませんでした。現在、跡地はお茶畑など、広大な耕作地となっています。滑走帯跡の脇にはコンクリート製のトーチカが残っています。終戦間際、敵が落下傘降下した際の反撃の拠点として造られました。
令和4年1月1日、正月元旦に行うピアノイベントの演奏者募集の申込みは、明日正午から入力することができます。関心のある方は、コチラを御覧ください。
今月初めから始まった企画展は昭和20年4月11日に焦点を当てています。この日、喜界島沖で航空母艦を護衛していた戦艦ミズーリは特攻機の突入を受けています。現在、ミズーリはハワイのパールハーバーに係留されて記念館になっています。
空が澄みわたり気持ちの良い晴れの日です。開館時間の9時を過ぎると段々と暖かくなり、外も歩きやすい気温になります。外をまわってみると、会館のそばに復元された三角兵舎に木漏れ日がさしていました。
今日のように天気の良い日は三角兵舎や周囲の戦跡を巡ってみるのもおすすめです。
資料燻蒸の様子です。先日から、春の企画展の準備のために借用してきた資料を燻蒸しています。二酸化炭素を利用した燻蒸方法で、このように密閉した袋に資料を入れて二酸化炭素を注入し、一定期間置いておくことにより、資料に付着している可能性のある文化財害虫を駆除します。
朝晩が肌寒い季節になり、平和公園内の木々も秋の装いになってきました。会館の入口前にある「平和の鐘」のあたりでは、銀杏の木が彩りを添えてくれています。
南九州市頴娃町には、通称「まのひ」と呼ばれた青戸飛行場がありました。飛行場跡地には、コンクリート製のトーチカが2基残っています。トーチカは六角柱の形をしていて、滑走路に面して銃眼が設けられています。飛行場に強行着陸してこようとする米軍の飛行機に備えて、このような陣地が造られていたと考えられます。先日、そのうちの一つに案内標柱を設置しました。
ロビーに展示しているピアノは、ドイツのフッペル社製のものです。来る令和4年1月1日の元旦に、このピアノを演奏していただくイベントを企画しました。詳しくは、トップページのお知らせ欄を御覧ください。
震洋艇展示室で上映している映像には、米軍のアクションレポートなどに報告されていた当時の写真を紹介しています。開催中の企画展は、この内容をさらに詳しく構成した展示内容です。
今朝の空、どんよりとした雲に覆われ、朝から雨が降ったり、青空が見えたりと落ち着かない天気となっています。外出には傘を持っての移動が安心のようです。
■本日の語り部講話・特攻解説映像の上映時間(各回約30分)
・語り部の講話:13時30分
・特攻解説映像の上映:10時、11時、12時、14時45分
写真は、平和会館の横にある公園内に残る着陸訓練施設跡です。知覧飛行場がパイロット養成場として使われていた頃の施設の一部です。平和会館から徒歩2~3分の場所にあります。
■本日の語り部の講話、特攻解説映像の上映時間■
・語り部の講話:11時(約30分)
・特攻解説映像の上映:10時、12時、13時30分、14時45分(各回約30分)
遺品室では、陸軍沖縄戦で特攻戦死された特攻隊員の遺影を出撃日順に掲げています。写真の下の展示ケースには、隊員の方々が残した手紙や遺書を陳列しています。御来館の際には、遺品室内の展示を反時計まわりで見学いただければと思います。
遺品室広報にある展示風景です。背景には、開聞岳を南側から見た写真があります。ここに展示してある陸軍一式戦闘機「隼」は、映画「俺は君のためにこそ死にに行く」の撮影のために現物により近い形で再現されたレプリカ資料です。ちなみに、以前はこの場所には日本航空協会から借り受けていた陸軍三式戦闘機「飛燕」を展示していました。
先月、中学校の生徒の皆さんにオンラインツアーを御利用いただきました。コロナ禍により、来館することが困難な小学生から高校生までの児童・生徒を対象にした、オンラインによる平和学習に対応したプログラムです。今後も、オンラインによる平和学習の受け入れができるよう準備を進めています。
今日は曇り空ですが、気温は割と暖かく過ごしやすい一日です。今週も修学旅行などの団体のお客様に御予約を多数いただいております。朝と夕方はの時間帯は、比較的すいている日もあります。当館ではこれまで通り、玄関での自動検温を行っているほか、感染症予防に努めておりますので、御協力のほどよろしくお願い申し上げます。
先週の3日から企画展「米軍が見たカミカゼ」を開催中です。この企画展では、米国側の資料のほかに当館所蔵の特攻隊員遺品も展示しています。
1945年4月11日、陸軍の特攻隊は台湾等の基地から出撃しました。出撃の数ヶ月前から台湾で勤務していたある隊員は、遠く離れた故郷の家族に向けて、自分の安否を知らせる葉書を送りました。その葉書の内容からは、当時の台湾の様子もうかがうことができます。
当館にお越しの際は、ぜひ企画展示室にも足を運んでくださいますと幸いです。
■本日の講話・DVD上映は通常通り行います■
・語り部の講話 : 11時、13時30分、14時45分(各回約30分・視聴覚室)
・特攻解説映像の上映: 10時、12時(各回約30分・視聴覚室)
平和公園内のイチョウの落ち葉が徐々に増えてきました。今日はここ知覧は雨模様です。知覧に来るまでには峠を越えないといけませんが、これから秋の深まりとともに、イチョウの黄色と紅葉の赤の綺麗な景色を楽しみながら、平和会館の方へもぜひお越しください。
知覧中部にある高塚丘で撮影した写真です。この丘には、市の行政無線の中継施設が建っている他、駐車場とあづま屋の休憩施設が整備されています。地元での別な呼び名に「立山丘(たっちゃまおか)」という呼び名もあります。また、最近は観光面で「茶畑の丘(ちゃばっけんおか)」という名前も付けられており、多くの方に親しまれるような場所になってきました。ここからは、北を向けば知覧飛行場跡地一帯、東を向けば開聞岳、南を向けば東シナ海を一望することができます。知覧へお越しの際には、ぜひお立ち寄りいただきたいおススメの景勝地です。
知覧飛行場に沈む夕日です。写真に写る山並みの右端が猿山と呼ばれる丘で、頂上付近の斜面には「山砲」が据えられ、飛行場の防空の一角を担っていました。山砲は、本来は野戦用ですが、高射砲の代用として配備されていました。
平和会館では、年に2回程度、テーマを設定して特別企画展を実施しております。今回は「米軍が見たカミカゼ」と題して、本日から2/28までの期間で開催中です。米軍が撮影した戦闘時の映像や、米国国立公文書館より収集した資料から、特攻についての解説をしております。日米双方の視点で見ることで、特攻の史実・戦争の歴史について、より深く考えていただければと思います。
明日から始まる企画展「米軍が見たカミカゼ」は、本日プレオープンしました。詳細は後日、お届けします。2月28日までの開催です。この機会にぜひ、お越しください。たくさんの皆様に見ていただきたいと願っています。
今日から11月に入り、今年も残すところあと2ヵ月となりました。先月から少しずつ来館者が増えてきています。県外からお越しのお客様の中には、航空機や新幹線などを利用して来鹿する場合も多いと思います。このホームページには、当館へのアクセス情報の概要を紹介していますので参考にしてください。