08月31日(火)
8月も最終日となりました。8月は、夏休み期間ということもあり、ノートを手にメモを取りながら見学する姿を多く見かけました。
様々なきっかけを持ち、特攻について知ろうと来館されます皆様方のために、遺品室内には、現在特攻に関する数字を紹介するパネルを置いています。例えば、写真に写っている「1036」は、沖縄戦における陸軍特攻作戦で出撃した隊員の人数です。このようなパネルは、全部で7つあります。今後来館される際には、ぜひ見つけてみてください。
今日の平和会館
8月も最終日となりました。8月は、夏休み期間ということもあり、ノートを手にメモを取りながら見学する姿を多く見かけました。
様々なきっかけを持ち、特攻について知ろうと来館されます皆様方のために、遺品室内には、現在特攻に関する数字を紹介するパネルを置いています。例えば、写真に写っている「1036」は、沖縄戦における陸軍特攻作戦で出撃した隊員の人数です。このようなパネルは、全部で7つあります。今後来館される際には、ぜひ見つけてみてください。
特攻隊員の遺品の中に、竹製の縦笛「尺八」があります。個人的な趣味で持っていたものかのか、それともそれまでの教育課程で習っていたものなのか、詳しい情報は記録されていません。
平和会館隣の特攻平和観音堂前参道にある手洗い用の手水鉢はよくみると、錦江湾に浮かぶ鹿児島県のシンボル「桜島」に形が似ています。朝、水を噴火のように勢いよく出してみました。平和会館にお越しの際はぜひご覧ください。
= 本日の予定 =
■語り部の講話 :11時、13時30分、14時50分(各回約30分・視聴覚室)
■特攻解説映像の上映: 10時、12時(各回約30分・視聴覚室)
鹿児島の地方紙に「特攻震洋隊 最後の慰霊」の見出しで震洋隊に関する記事がありました。震洋とは、高速ボートの艦首に250kgの爆装をし、敵艦船に体当たりをする海軍の水上特攻です。本土決戦に備え、鹿児島には多くの基地が造られました。当館には海底から引き揚げた部品を一部使って復元された震洋艇が展示してあります。
昭和20年8月15日に玉音放送があり、9月2日に降伏文書が調印されて戦争が終わりました。もし、戦争が長引いていれば11月1日に九州南部に、翌年3月1日に関東に米軍が上陸作戦を行う予定でした。本土決戦が行われていたら、各地が硫黄島や沖縄のような戦場になっていたと思われます。
遺品室の立体ケース(当館では、この形の展示ケースをこう呼んでいます。)内の展示を、昨年から今年にかけて整理しました。展示資料を厳選し、資料キャプションのデザイン統一と、資料にまつわるエピソードを紹介する黒・紫の2色からなる説明パネルを設置しました。説明パネルは、これまで語り部の講話や音声ガイドではあまり触れられていなかった話を取り上げています。ぜひ、お時間にゆとりのあるお客様にはお読みいただきたい内容です。
去る8月15日から、オンラインミュージアムの「学芸員による展示解説コーナー」に、館内を英語で案内する動画3本を追加しています。流暢な英語ではありませんが、学芸員が自分の言葉で発信することを目指して作成しました。
陸軍97式戦闘機の模型です。知覧飛行場から最も多く飛び立った特攻機でした。しかし、昭和20年当時には、最新鋭のものに比べ性能の劣る機種になっていました。例えば、1式戦闘機「隼」の航続距離1,610kmに対し、627km。知覧から沖縄までの距離は約600kmですので、97式戦闘機では満タンでも片道分の燃料しか入らなかったことになります。「特攻隊は片道分の燃料だった」といわれることがありますが、実際には、片道分しか入れていなかったわけではなく、機種によって性能が異なっていたのです。
特攻隊員検索システムは、ロビーに設置している1台のみ使用することができます。タッチパネル式ですので、使用前後には手指消毒をお願いしています。遺品室内にある機器は、全て使用を停止しておりますので御了承ください。
今日は久しぶりに青空の朝を迎えています。しかし、天気予報では、雨の可能性も・・・雨具の準備は必要なようです。
さて、感染拡大が止まらない新型コロナウイルス。当館は通常通り開館しておりますが、御来館の際には、マスクの着用や手指消毒、間隔を意識しての見学に御協力をお願いいたします。
本日も皆様にとって良い一日となりますように。
遺品室に展示している軍刀の中には、刀身が切断されたものがあります。これはおそらく、戦後に進駐軍の指示によって武器類が接収されることから免れるために、所有者が意図的に切断して保管していたものではないかと推測しています。
昨日の晴天と打って変わり、今朝は雷を伴う雨が降っています。
さて、コロナ禍が続いていますが、知覧特攻平和会館は本日も通常通り開館しております。お客様には、マスク着用や入館時の手指消毒、サーモグラフィーカメラによる検温、健康チェックシートへの記入をお願いしていますので、御協力とお願いします。また、館内では換気対策や定期的に要所を消毒するなどの対策を行っております。
8月15日から、団体予約・講話予約のシステムを稼働させています。ホームページのトップ画面右上にあるバナーからページに入ることができます。
遺品室のジオラマ展示の横にある展示ケースです。知覧教育隊に関する資料を展示しています。知覧は、もともと陸軍飛行兵を養成する学校があったまちでした。戦況の悪化によって、昭和20年3月からは特攻隊を見送るまちになったのです。
大雨が降り続いています。南九州市内では、土砂災害に備えて数か所の避難所が開設されています。平和会館は本日も通常通り開館しておりますが、来館を予定されているお客様におかれましては、天気情報・交通情報などを収集のうえ、お気をつけてお越しください。
昨日、第32回スピーチコンテストを無観客で開催し、インターネットライブ配信を行いました。知覧にお越しいただいた出場者の皆様には、心から感謝申し上げます。ライブ配信を御視聴いただいた皆様、ありがとうございました。
今日は、戦没者を追悼し平和を祈念する日です。知覧特攻平和会館では、戦没者のご冥福と世界恒久平和を祈念し、黙とうを捧げるとともに、毎年8月15日に、「平和へのメッセージfrom 知覧」を開催しています。
現在、第32回スピーチコンテストが行われており、ライブ配信で視聴が可能です。TOPページから入ることができますので、ぜひご利用ください。
= 本日の予定 =
■語り部の講話 :11時、13時30分、14時50分(各回約30分・視聴覚室)
■特攻解説映像の上映: 10時、12時(各回約30分・視聴覚室)
明日はポツダム宣言を受諾し、ラジオで玉音放送がされた終戦の日です。
76年前の出来事です。テレビ、新聞等で戦争の特集がありますので
ご覧いただけたらと思います。
※鹿児島県では独自の緊急事態宣言が発令されました。
当館は開館していますが、来館前には念のためHPで開館状況をご確認ください。
明後日、8月15日に開催するスピーチコンテストのライブ配信は、HPトップ画面のバナーから入ることができます。当日は、会場への入場は関係者しかできませんが、その代わりに多くの方々にライブ配信を視聴していただくことを願っています。9時から11時半ごろまで配信されますので、皆様の御視聴をよろしくお願いいたします。
オンラインミュージアムのページに、新しく動画を追加する準備を進めています。学芸員が英語で館内を案内する動画3本と、前回の企画展内容を解説する動画1本です。8月15日に公開します。
昨日まで4日間にわたり、ソフトボールの西日本大学選手権大会が知覧平和公園などで行われ、男女計64チームによる熱戦が繰り広げられていました。知覧平和公園は、戦前・戦中に陸軍パイロットを養成する学校があった場所です。ソフトボールが行われたグラウンドになっている部分には、練習機の格納庫が置かれていました。(写真は、平和会館に展示しているジオラマ模型)
開催中の企画展「海底からの証言」では、沖縄沖に沈む米駆逐艦エモンズを映像で見ることができます。特攻を受け航行不能となり沈められたエモンズとともに、その周りには攻撃した誠飛行隊員の魂が今も静かに眠っています。
台風9号は夜のうちに鹿児島を通り過ぎ、今の知覧の空には青空が広がっていますが、いまだ台風は中国地方あたりを縦断中とのことです。該当地域にお住まいの方は、どうかお気を付けてお過ごしください。
本日は長崎に原爆が投下された日です。知覧特攻平和会館では、原爆死没者を追悼し、世界の恒久平和を祈念するため、11時2分に黙とうを行います。本日ご来館の方は、ご協力いただきますと幸いです。
台風10号は上陸を免れましたが、台風9号が今夜九州に上陸する予報となっております。ここ知覧は朝はまだ風がありませんが、午後から次第に強くなりそうですので、お越しの際は十分注意してください。 当館は年中無休でこの三連休も開館しております。9時開館~17時閉館(最終入館16:30までに)
日本近海に台風が発生しておりますが、幸い日本への上陸は低いようです。台風の影響か、今朝は知覧でも雨雲が広がっています。今日から3連休ですがコロナ感染拡大が進んでおり、外出を控えている方も多いと思います。当館のホームページは4月に大幅リニューアルをし、オンラインミュージアムの動画解説もありますのでぜひご覧ください。
今日8月6日は、広島に原爆が投下された日です。犠牲になった方々を偲び、あらためて世界恒久平和を願いたいと思います。さて、日本列島に台風が近づいています。快晴ですが、やや風を感じる朝です。明日から3日間、南九州市の知覧平和公園、頴娃運動公園、諏訪運動公園ではソフトボールの大会が繰り広げられます。
平和会館の玄関ホールに、サーモグラフィー感知による自動体温測定器を設置しています。最近、強い日差しの日が続いていますので、お客様が入ってこられた際に、帽子や髪の毛、装具品等に反応して一瞬高い温度が表示される場合があります。入室される前には、帽子をとっていただけますようお願いします。なお、一瞬だけ高い温度を示した場合でも、数秒おくと正常な体温が計測されていますので、皆様の御協力をお願いいたします。
トップページに、8月15日(日曜日)に開催されるスピーチコンテストのライブ配信用バナーを設置しました。今大会は、コロナ禍のため無観客で開催しますが、大会の様子はライブ配信いたしますので、ぜひ御視聴ください。なお、当日限りの視聴可能ですので、視聴を御希望の方はお見逃しのないようにお願いします。
知覧特攻平和会館で販売しているグッズ、オリジナルメモ帳です。中に罫線が入ったものが300円、無地は200円です。修学旅行生などの団体のお客様などからいただいた千羽鶴の折り紙を、一定期間飾った後に再生紙に加工して作成したものです。
昭和20年のこの時期、日本本土への空襲が多くなってきていました。館内で紹介しているこのパネルでは、知覧への空襲の記録をあらわしています。
今日から8月。いまだに続くコロナウイルス感染拡大によりイベント等の中止が続き、季節感が感じられずに夏が過ぎてしまいそうですね。しかし、最近の感染者数の増加を見ると、もう少し・・・あともう少し努力が必要なようです。当館では、館内の定期的な換気・消毒をすると共に、入館の際にはマスク着用と手指消毒、健康チェックシート記入などをお願いしています。すでにワクチンを接種されたお客様にも同じくお願いしていますので、御理解の程よろしくお願いいたします。
それぞれが出来ることを続け、一日も早く収束することを願いたいものです。