07月31日(土)
当館内の撮影可能場所は、ロビー及び零戦展示室のみとしております。但し館内ロビーに設置してあります「隊員情報検索システム」は、隊員の遺影、個人情報が閲覧できるため、表示画面を撮影することは固く禁止しております。またロビーで上映しているテレビ映像についても動画撮影はご遠慮ください。ご協力をお願いいたします。
今日の平和会館
当館内の撮影可能場所は、ロビー及び零戦展示室のみとしております。但し館内ロビーに設置してあります「隊員情報検索システム」は、隊員の遺影、個人情報が閲覧できるため、表示画面を撮影することは固く禁止しております。またロビーで上映しているテレビ映像についても動画撮影はご遠慮ください。ご協力をお願いいたします。
飛行場を一望できるところに戦闘指揮所跡があります。指揮官が特攻隊員に訓示をおこなった場所です。跡地には碑が建立されています。その横には三角兵舎跡、掩体壕、山砲座跡への案内看板が設置されています。会館の見学と共に、現地を訪れてみたらいかがでしょうか。
南九州市観光協会で行っているデジタルスタンプラリー。11月30日までの期間で、市内を巡りスマートフォンでスタンプを集めて回るスタンプラリーです。なんと!スタンプ1つでも南九州市キャラクター「お茶むらい」がプリントされた観光協会オリジナルマスクがもらえるそうです。たくさん集めると豪華賞品への抽選へ応募ができます。当館もスタンプポイントの1つとなっております。ぜひこの機会に南九州市へお越しください。
知覧特攻慰霊顕彰会が管理する知覧特攻平和観音堂は、平和会館に隣接した敷地にあります。写真の右奥が観音堂です。写真の左は、知覧出身の戦没者をまつる知覧町護国神社です。
湿度の高いこの季節、博物館にとって湿気対策は欠かせません。館の奥部に位置する収蔵庫は、備え付けの空調機・除湿機により24時間自動管理しています。手前の作業場は季節に応じてエアコン、除湿機を稼働させており、担当学芸員が朝夕、除湿機にたまった水を排出しています。
開催中の企画展「海底からの証言」では、昭和20年4月6日に出撃した誠36・37・38飛行隊の遺品と、特攻攻撃により海底に沈んだアメリカ軍の駆逐艦エモンズ号の調査映像を紹介しています。
平和会館の周辺では蝉の鳴き声が響いています。学校の夏休みは長いようでもアッという間に過ぎてしまいます。自由研究はお決まりでしょうか?知覧では、戦争や特攻の事を調べたり、語り部からお話を聞いたり戦跡を見て回るなど、テーマはたくさんあります。
一昨日の22日から夏の企画展「海底からの証言」が始まりました。その企画展に関連して、本日は講座「誠飛行隊の記憶」を開催します。
当館の学芸員が、企画展で扱っている誠第36・37・38飛行隊とUSSエモンズについて、詳しく解説します。予約なしで参加できますので、ご興味のある方はぜひご利用ください。
企画展講座「誠飛行隊の記憶」
場所…知覧特攻平和会館 講話室
時間…10:30~11:00/14:00~14:30
※ご利用の際は入館料が必要です。
雲がひろがり、どんよりとした朝を迎えています。
本日は、いよいよ東京2020オリンピック開会式です。史上初の一年延期や、いろいろな意見が続く中の開幕ですが、選手の皆様や応援している世界中の皆様にとって良い大会となってほしいものです。
昨日から夏休みに入り、当館でも徐々に子供たちの声が聞こえるようになりました。また今日からは4連休がスタートし、多くのお客様が訪れることが期待されます。当館では鹿児島市の「かごしま水族館」との共通券も販売しております。大人は▲400円の割引、小人は▲210円の割引になりますので、もしどちらも行かれる予定の方はぜひご利用ください。
明日から始まる夏の企画展、「海底からの証言」をプレオープンしています。この機会にしか見ることのできない展示内容ですので、皆様のお越しを心よりお待ちいたしております。
昨夜、閉館後に次の企画展の設営作業を行いました。企画展担当学芸員が机上で練り上げてきたことを、形にしていく作業です。これまで何度も経験していますが、設営後の達成感は感慨深いものがあります。期間中、多くの皆様に御覧いただけることを願っています。
平和会館に向かって左隣には、ミュージアム知覧があります。「何の施設ですか?」とたずねられることがありますが、ここは南九州市立の歴史民俗系の博物館です。各地にある自治体運営の郷土館や歴史館と類似した施設ですが、この館のコンセプトは「交錯する文化の波」。日本本土最南端に位置する薩摩半島南部は、北からの日本文化や南からの沖縄、中国などから押し寄せる文化の波が交錯する場所であることを伝える博物館です。そのため、たんに地域に残る古いモノを並べているわけではありません。民俗学の調査研究にもとづく、比較民俗の展示が特色です。例えば、鹿児島県で戦後まで使用されていた、川で魚を捕る「ヒビ」という漁具はインドネシアでもみられますし、頭の額にかけた紐で荷物を背負う背負い方は、日本列島の北と南に残っています。竹製品のバラとミは、九州南部では両方が使用されていますが、列島の北と南にいくとどちらか片方だけが使用されていました。その他、シラス台地の地形を利用した知覧城の模型、江戸時代の海運業の資料、薩摩藩で禁教となっていた浄土真宗の信者たちが残した「かくれ念仏」の資料、知覧麓の武家屋敷に伝わる文物、水車動力を利用した製鉄文化を紹介する展示、方言の音声や民俗行事の動画、交錯する文化の波を紹介するシアターなどもあります。一見しただけではこの館の魅力は伝わらないかもしれませんが、じっくり御覧いただき、現在では失われたかつての地方文化の一例を感じてみてはいかがでしょうか。平和会館との共通券も販売しておりますので、この夏、知覧にお越しになった際にはぜひお立ち良りください。
76年前の7月19日、陸軍における沖縄に向けた特攻作戦は終了します。以後、本土決戦に向けて戦力の温存が図られます。これから終戦を迎えた8月に向け、新聞・テレビ等で戦争に関する報道が増えると思います。76年前の出来事に関心を持っていただければ幸いです。
四式戦争機「疾風」の機体には、このような補修痕が見られます。これは、実戦で被弾して開いた穴を補修したものだと考えられます。機体の左側と右側で補修痕をたどれば、貫通した弾丸の軌道からどの方向から攻撃を受けたのか推定することができるかもしれません。
雑誌『知覧文化』は、知覧町立図書館が昭和39年から毎年3月に発行してきたものです。地域に伝わる歴史や文化、その時々の町の情勢などが記録されています。もともと、『知覧町郷土誌』を編集した際の補遺集としての要素を持ち、毎年発行していくことで将来的に郷土誌をまとめるための基礎資料とすることを目的として発刊されました。これまでに掲載された中には、戦争中の出来事なども多く記録されており、平和会館の戦史資料室での展示にも反映しています。本誌は、平成19年12月に南九州市が発足してからは『薩南文化』として継続されています。
昭和30年に知覧特攻観音堂が建立されて以後、石灯籠が奉納されるようになりました。奉納者の中には、元特攻隊員など元軍人の方々が少なくありませんでした。石灯籠の一つ一つには、戦没した特攻隊員を追悼する想いが込められているのです。
平和会館が発行する紀要には、学芸員らの研究レポートを掲載しています。館内ロビーカウンターで販売しておりますが、郵送での購入も可能ですので御希望の方は御電話ください。第1号~第3号、各1,000円です。
梅雨明けが発表された南薩地域ですが、本日も不安定な天候が続いています。
さて、当館では鹿児島県が行っている鹿児島県民限定「今こそ鹿児島の旅」クーポン券が利用できます。館内では、定期的な消毒作業や換気を行い感染対策に努めております。
ぜひこの機会に多くのお客様にご来館いただけますようお待ち申し上げております。
今日は、未明から早朝にかけて雷雨が聞こえていましたが、日が昇るころには晴れ間が見えています。ここ数日は天気が変わりやすい日が続いていましので、傘の準備が欠かせません。さて、先日から大雨による被害が出ている地域があるようです。災害にあわれた関係者の皆様には、心よりお見舞い申し上げます。
(写真は、零戦展示室から見える三角兵舎復元建物。)
連日雨の予報が続いている鹿児島県ですが、本日の知覧は好天に恵まれ、青空が広がっています。
陽射しが強いので、水分補給できる飲み物や帽子などを用意するといいかもしれません。また、近くには自動販売機や、休憩できるお店が複数ございます。当館にお越しの際はぜひご利用ください。
当館の開館時間は午前9時ですが、開館前に館内全フロアの清掃作業を済ませるため、毎朝7時には清掃作業を開始します。また営業時間中はコロナ感染防止対策のため、展示台・椅子など拭き掃除によるウイルス除菌作業もしていただいております。毎日のこまめな作業に感謝いたします。
現在、この夏の企画展「海底からの証言-誠飛行隊とUSSエモンズ」の準備を進めています。海底に眠るアメリカ軍の駆逐艦エモンズと、昭和20年4月6日に特攻戦死した誠36・37・38飛行隊の特攻隊員を取り上げます。詳しくは、後日お知らせします。7月22日からの開催です。御期待ください。
館内ロビーに掲げているロゴマークです。平和会館のロゴはいくつかのパターンがあって、その場所や雰囲気に応じて使用しています。
当時の写真を見ると、笑顔で写っている特攻隊員が少なくありません。死を目前にして、なぜ笑顔でいられたのかという質問を受けることがあります。想像もできないほどの心の葛藤を抱えていた中で、なぜ笑顔だったのか。現代に生きる私たちには、明確な理由を見つけることは困難ですが、明治時代の日本人のことを書いたラフカディオ・ハーン(小泉八雲)著『Japanese smile(日本人の微笑)』は、昭和20年当時の日本人を考える上で、一つの参考になるのではないでしょうか。
第32回スピーチコンテストは、現在2次審査の段階です。近日中に、2次審査通過者には本選出場の旨の連絡をいたします。なお、今回はコロナ禍での開催ということで、当日は関係者のみの無観客で行いインターネットでライブ配信を行う予定です。
昨日・一昨日は、一次的に雨に見舞われたものの、知覧平和公園ではソフトボール大会が開催されていました。雨上がりの陽ざしは、すでに夏の到来を感じさせるのに十分な暑さでした。さて、知覧平和公園内には、グラウンドの他に、芝生広場や遊具などもあります。小さなお子様連れのお客様も、自由に遊ぶことのできる広さがあります。その近くにはソフトクリームなどの売店もありますので、平和会館の見学とあわせて御家族連れでお越しいただければ幸いです。今週も、皆様のお越しをお待ちいたしております。
梅雨空に、落ち着かない天気が続いております。今日は、近くのグラウンドでソフトボール大会が開催され、朝から元気な声が響いています。
さて、昨日、奄美地方の梅雨明けが発表されました。例年では2週間ほど後に南薩地域の梅雨があけるようです。今年は梅雨入りが早かったので少しは早くあけるのでしょうか。本格的な夏の暑さもすぐそこまで来ているようです。
今日は全国的に強い雨の予報で、知覧でも朝から雨が降っています。館内入口に傘を入れるビニール袋入れ機(自動+手動)通称「傘ぽん」を設置しておりますので、御利用下さい。また入口前は滑りやすくなっておりますので、足元にご注意ください。
ロビーから見た零戦展示室です。ガラス越しに見ると、展示ケースの中にこの飛行機が展示されているように見えるという意図で設計されていると思われます。ロビーと零戦展示室内では写真撮影が可能です。
さて、今朝は今にも雨が降り出しそうな雲行きで、今週末も雨予報です。各地では局所的に強い雨が降っているところもあるようです。いつ大雨が降り災害が発生するとも限りませんでの、天気の移り変りに注意しておきたいと思います。明日・明後日の両日、知覧平和公園ではソフトボール大会が予定されているようです。天候が回復することをお祈りしています。
国指定史跡の知覧城跡には、戦時中に大刀洗航空廠知覧分廠がありました。中世山城である知覧城跡の曲輪の斜面に掘られた壕内で、飛行機の修理やオーバーホールなどが行われていました。これまで、現地には戦争遺跡であることを示すものはありませんでしたが、本日、新たに標柱を設置しました。右側面の説明文の上にはQRコードを表示しており、スマートホンでスキャンしていただければ、当館HP内の「戦跡案内」のページを開くことができます。(写真内の長い標柱は知覧城跡、短い標柱は知覧分廠。)