04月30日(金)
新茶の香しい季節になりました。知覧茶は全国的に知られる銘柄で、本市の誇る特産品のひとつです。館内でも販売していますが、連休中は当館の駐車場にテントを特設しています。
今日の平和会館
新茶の香しい季節になりました。知覧茶は全国的に知られる銘柄で、本市の誇る特産品のひとつです。館内でも販売していますが、連休中は当館の駐車場にテントを特設しています。
今日は朝から雨が強く降っています。雨粒に濡れ、晴れの日とはまた違う新緑の様子が見られます。入り口は足元が滑りやすくなっております。お気をつけてお越しくださいませ。
【本日の予定】
■語り部の講話:11時、13時30分、14時50分(各回 約30分・視聴覚室)
■特攻解説映像の上映:10時、12時(各回 約30分・視聴覚室)
本日夕方、東京オリンピックの聖火リレーが、知覧特攻平和会館前から南九州市役所までの走行ルートで実施されます。通過予定時刻は、16時58分から17時31分です。この時間の前後には、通行規制がなされるようですので、この時間帯に車で移動する予定のお客様はご注意ください。
今日は、平和会館に隣接する知覧護国神社境内の植栽の選定作業が行われています。そのため、観音堂へ行くには護国神社境内を通り抜けすることができなくなっていますので、三角兵舎側を通行してくださいますようお願いします。
今朝は、夏の企画展に向けての企画会議を行いました。企画展タイトルは「海底からの証言-誠飛行隊とUSSエモンズ」です。担当学芸員が提案した企画案をもとに、展示コンセプトや展示ストーリーをディスカッションしながら、最終案を固めました。これから、担当学芸員は展示グラフィックのデザインを組んでいく作業に入っていきます。詳しくは後日お知らせします。
4/28に南九州市内においてオリンピック聖火リレーが開催されます。平和公園の桜並木もコースに含まれており、当日は多くの観客が予想されます。車でのご来館の際は交通誘導員の指示に従って駐車してください。
【本日の予定】
■語り部の講話:11時、13時30分、(各回 約30分・視聴覚室)
■特攻解説映像の上映:10時、12時、14時50(各回 約30分・視聴覚室または講話室)
青空の広がる気持ちの良い朝を迎えています。
南九州市はお茶の生産量日本一の町。この季節は市内を走ると茶畑の美しい緑がひろがっています。当館へお越しの際は、ぜひ車窓からの景色もお楽しみください。
【本日の予定】
■語り部の講話:11時、13時30分、14時50分(各回 約30分・視聴覚室)
■特攻解説映像の上映:10時、12時(各回 約30分・視聴覚室)
現在開催中の企画展、「三十一音の遺書-特攻隊員が紡いだ短歌-」の図録は好評販売中です。A5サイズ、20ページ、オールカラーで1冊500円です。小さな冊子ではありますが、平和会館では初めてとなる企画展図録です。限定300冊で在庫限りとなりますので、お早目にお買い求めください。
会館周辺の木々は、すっかり初夏の様相を呈していて緑の美しい季節になりました。この時期は、戦跡めぐりなど屋外での活動をするのにぴったりの季節です。会館周辺にも、三角兵舎復元建物のほかに弾薬庫、油脂庫、給水塔、防火水槽、正門跡地、着陸訓練施設跡などの戦跡があります。館周辺だけなら約30分で歩いて見学することができますので、近々御来館を予定されている方は戦跡めぐりも加えてはいかがでしょうか。マップを御入用の方は、館内ロビーカウンターでお問合せください。
現在開催中の企画展の図録を昨日より販売開始しました。企画展で紹介している特攻隊員の遺品を文字に書き起こし、解説したものになります。フルカラーで特攻隊員の遺品についてより知ることが出来る一冊となっております。ご興味のある方は、お越しの際にぜひご利用くださいませ。
第32回スピーチコンテストは、応募作品を募集中です。1次審査は作文審査、2次審査は音声データによる審査、本審査は8月15日に知覧文化会館でスピーチ発表をしていただきます。受賞者には副賞が贈られるほか、参加者全員に記念クリアフィルと平和会館無料招待券を進呈します。締め切りは5月28日までです。(写真は昨年のクリアファイル)
去る4月12日に行われた知覧高女なでしこ会の座談会の後に、なでしこ会の方々は三角兵舎跡地に建つ慰霊碑を訪れました。それぞれ、慰霊碑を前にして献花・黙とうを捧げられていました。その胸中には、76年前に起きた様々な出来事が去来していたことでしょう。当時の記憶を有する方々と、時間を共有できていることに感動を覚えた一日でした。
76年前の今日まで、沖縄戦における陸軍の第3次航空総攻撃(4月16日~18日)が行われていました。この総攻撃では、61名の隊員が出撃・特攻戦死しています。
また、南九州市の市指定有形文化財にも指定されている前田笙子さんの「特攻日記」によると、知覧高女(なでしこ隊)の奉仕作業は、今日まで行われていたようです。
【本日の予定】
■語り部の講話:11時、13時30分、14時50分(各回 約30分・視聴覚室)
■特攻解説映像の上映:10時、12時(各回 約30分・視聴覚室)
今日は、開催中の企画展「三十一音の遺書-特攻隊員が紡いだ短歌-」のギャラリートークがあります。時間は午後2時からで約30分、会場は館内左奥の講話室です。定員20名で、当日先着により席に限りがあります。皆様のお越しを、心よりお待ちいたしております。
紀要第3号、掲載論文紹介の最後は、「米軍偵察写真から読み取る知覧飛行場施設の配置状況」です。1945年7月に米軍が撮影した空中写真と、戦争体験者からの証言をもとに写真から判読した飛行場の各施設を特定しています。
引き続き、紀要第3号の掲載論文の紹介です。「知覧飛行場跡境界の調査-三角兵舎跡・思川水源地の境界標柱について-」は、当時の軍用地の境界に設置された境界標柱に関して、三角兵舎跡と思川水源地における踏査結果を報告した内容です。現地調査にあたっては、米軍が戦時中に撮影した空中写真や、戦後の軍用地返還の際に旧知覧町農業委員会が作成した売渡計画書をもとに、軍用地の範囲を推定しています。
紀要第3号掲載論文の紹介です。「知覧飛行場跡の飛行場用地で確認された表採遺物について」では、知覧飛行場跡の滑走帯に近い場所にあったトーチカ跡地付近の耕作地で確認された遺物を紹介しています。コンクリート片やレンガ片などがあり、戦後に処分されたトーチカの遺構に関連したものである可能性に言及しています。
昨日、知覧高女なでしこ会の4名を方をお招きして、座談会を行いました。それぞれ知覧特攻平和会館近隣にお住まいの方で、終戦後からこんにちまで定期的に同窓会を開き当時に思いを馳せてこられた方々です。くしくも昨日は、特攻を見送る彼女らの写真が撮影されてから76年目にあたる日でした。今回の座談会は、知覧特攻平和会館が主催して当時のことについてお話いただいたことを記録することを目的として開催しました。
(写真は、座談会に先立ち、語り部の講話を聞く知覧高女なでしこ会)
今から76年前の今日、4月12日は、知覧高等女学校の生徒らが、第20振武隊の穴澤利夫大尉ら特攻隊員を見送った日です。女学生の手には、八重桜の枝が握られていました。当館遺品室の展示ケースの壁には、この時に撮影された写真を掲げています。
一昨日に引き続き、紀要第3号掲載論文の紹介です。「資料紹介 江平家住宅内柱の銃弾痕」は、令和2(2020)年10月に解体された家屋の、銃弾痕の残る柱を資料紹介した内容です。江平家住宅は知覧飛行場にほど近い場所にあった民家ですが、当時、米軍機による空襲の際には飛行場付近の民家も機銃掃射などの攻撃を受けていました。柱は、その史実を物語る歴史的な資料として、家屋解体後に知覧特攻平和会館に寄贈されています。
平和公園周辺の八重桜もそろそろ見納めのようです。今日、明日の土日は天気もよさそうで、平和公園広場にも多くの家族連れが訪れるでしょう。春の気持ちのいい空気を楽しんでください。
【本日の予定】
■語り部の講話:11時、13時30分、14時50分(各回 約30分・視聴覚室)
■特攻解説映像の上映:10時、12時(各回 約30分・視聴覚室)
紀要第3号の掲載論文を一つ、紹介します。「特攻を見送る写真に関する考察」は、昭和20年4月12日に知覧飛行場で撮影された特攻隊を女学生が見送る場面に関して、当時の新聞報道や女学生らの証言などをもとに、当時どのような経緯で撮影され、どのように報道されたのか、そしてこの写真が戦後になってからなぜ特攻を見送る象徴的な存在になっていったのかを考察しています。
『知覧特攻平和会館紀要』は、知覧特攻平和会館が年1回発行している学術図書です。当館学芸員や関係機関の研究者らの研究論文や調査記録、資料紹介などを掲載しています。これまでは、県内を中心に公立図書館や大学図書館、類似博物館等に配布していただけでしたが、このたび、当館ロビーでの一般販売を開始しました。第1号、第2号、第3号ともに、各1,000円で販売します。在庫限りですので、購入御希望のお客様はお早めにどうぞ。
今から76年前の4月7日は、陸軍特別攻撃隊の第1次航空総攻撃の真っ最中でした。九州南部の各飛行場から多くの特攻機が沖縄へ向けて特攻出撃した第1次航空総攻撃は、4月6日から9日にかけて行われました。沖縄への特攻は、海軍の菊水作戦と共同して天一号作戦の一環として展開されました。今日4月7日、知覧飛行場からは第29振武隊の中村実少尉が15時30分に出撃しています。また、戦艦大和が薩摩半島沖合で12時40分ごろから米軍艦載機の攻撃を受け、約2時間後に沈没した日でもあります。
知覧平和公園の桜並木の写真です。すっかり花は散り、葉桜になりました。これから緑の美しい季節に入ります。枝幹二大尉が出撃直前に「黒表紙の手帖」に書き残した「最期の記」に、「あんまり緑が美しい 今日これから 死にに行くことすら 忘れていまひさうだ」という一節があります。実際に書かれたのは6月初旬ですが、この桜並木の葉を見ながら、枝大尉の言葉を思い起こしました。
春の日差しの暖かい、柔らかな朝です。ソメイヨシノはすっかり散ってしまいましたが、八重桜の花が盛りです。さて、開催中の当館企画展「三十一音の遺書-特攻隊員が紡いだ短歌-」では、桜を詠んだ辞世の句も紹介されています。ぜひこの機会に御来観ください。今週も、皆様のお越しをお待ちいたしております。
季節の移り変りは早いもので、当館周辺の桜からは新緑が伸び青々としてきました。
本日は、雨の降る一日となりそうです。ご来館予定の皆様はお気を付けてお越しください。
【本日の予定】
■語り部の講話:11時、13時30分、14時50分(各回 約30分・視聴覚室)
■特攻解説映像の上映:10時、12時(各回 約30分・視聴覚室)
【 本日の予定 】
■語り部の講話:11時、13時30分、14時50分(各回 約30分・視聴覚室)
■特攻解説映像の上映:10時、12時(各回 約30分・視聴覚室)
現在、企画展「三十一音の遺書」を開催しています。
本日は担当学芸員によるギャラリートークを開催します。辞世の句に関連する事柄について詳しく解説いたします。
14時から30分間、講話室で行います。
今回お越しに来れない方も、4月17日、5月15日にも開催いたします。ご来館をお待ちしています。
昨日は、少し風が強く平和会館周辺では桜吹雪があちらこちらで沸き起こっていました。今朝は、舞い散った桜(ソメイヨシノ)の花びらが地面にたくさん落ちていて絨毯のようでした。桜は、満開から散るまでのこの瞬間のために、それまでの一年間をじっと耐え忍んでいます。地面に並ぶ花びらを見ながら、今年も美しく咲き誇ってくれたこれらの木々に、感謝の念を抱きました。
本日、令和3年4月1日から知覧特攻平和会館のホームページがリニューアルオープンしました。オンラインミュージアムなど、新しいコンテンツが盛りだくさんです。知覧への訪問の下調べや修学旅行の事前学習などに、お役立ていただければ幸いです。また、このブログ「今日の平和会館」をこれからも毎日更新していく所存です。今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げます。
(写真は、平和会館前のアーケード横に咲く八重桜です。)