03月31日(水)
本日付けで、『知覧特攻平和会館紀要』第3号を刊行しました。博物館としての研究成果をまとめた内容です。今号では、特攻見送りの場面が撮影された写真に関する研究や、米軍が撮影した航空写真をもとにした知覧飛行場の施設に関する研究の他、空襲被害を受けた柱や飛行場跡に残る境界標柱、トーチカ跡地付近での採集遺物の報告が盛り込まれています。
今日の平和会館
本日付けで、『知覧特攻平和会館紀要』第3号を刊行しました。博物館としての研究成果をまとめた内容です。今号では、特攻見送りの場面が撮影された写真に関する研究や、米軍が撮影した航空写真をもとにした知覧飛行場の施設に関する研究の他、空襲被害を受けた柱や飛行場跡に残る境界標柱、トーチカ跡地付近での採集遺物の報告が盛り込まれています。
桜に続いて、護国神社前のツツジが花を咲かせています。ツツジの花も、特攻隊員にゆかりのエピソードを持っています。昭和20(1945)年4月17日付け毎日新聞記事の中に、「花と特攻隊」と見出しのついた文章があって、「八重桜、山吹、木蓮、つつじ、れんげ草、色とりどりの花を摘んで来ては部屋一ぱいに飾り」という表現で、三角兵舎の中に知覧高等女学校の女学生らが花を飾っていることが報道されています。
日曜日の午前中の風雨により、せっかく満開になった桜が幾らか散ってしまいましたが、まだまだ花は結構残っています。コロナ感染拡大が続いていますが、予防・対策をしっかりして。花見を楽しんでいただけたら幸いです。今週、これから数日は晴れの天気が続くようです。
現在春の企画展「三十一音の遺書―特攻隊員が紡いだ短歌―」を開催しております。今回は特攻隊員が詠んだ辞世の句に焦点を当てた企画展となっております。お越しの際はぜひ企画展もご覧いただきますと幸いです。
= 本日の予定 =
■語り部の講話 : 10時、11時、13時30分、14時50分(各回約30分・視聴覚室)
■特攻解説映像の上映: 12時(各回約30分・視聴覚室)
76年前の3月26日、米軍が慶良間列島に上陸を開始しました。米軍を迎え撃つため、石垣島から陸軍の特攻機が出撃し、特攻作戦が始まりました。
知覧飛行場もこの時期から特攻基地になり、3月26日に特攻隊が進出し、4月1日から6月11日まで特攻隊が出撃しました。
その特攻基地も現在は住宅地や運動場になり、グランドではソフトボール大会が開催され、子どもたちの大きな声援が聞こえてきます。
= 本日の予定 =
■語り部の講話 : 11時、13時30分、14時50分(各回約30分・視聴覚室)
■特攻解説映像の上映: 10時、12時(各回約30分・視聴覚室)
知覧の桜が満開です。今日は天気も良く、暖かい一日になりそうです。今日から、企画展「三十一音の遺書-特攻隊員が紡いだ短歌-」がスタートしました。この機会にぜひ、知覧へおいでください。皆様のお越しを心よりお待ちいたしております。
昨夜の雨で少し花びらが散ってしまいましたが、変わらず満開に近い状態です。天気も良く、桜を見上げたり、写真を撮っている来館者が多く見られます。
明日からいよいよ企画展「三十一音の遺書」が開催します。皆様のご来館を心よりお待ちしております。
桜だけでなく、ツツジも咲き始めました。「とこしえに」の像の近くに咲いています。平和会館の周辺は、桜のほかにも色とりどりの花が植えられています。
昨日よりは幾分、暖かい朝です。空は青く澄んでいます。桜は見ごろを迎えていて、ほぼ満開に近い9分咲きといったところです。枝の先にはまだつぼみもたくさんついてはいますが、数日前に開いた花びらは少しずつ舞い始めています。