新刊お知らせ「鹿児島県の戦争遺跡(企画展図録)」
2025.04.14
お知らせ
「鹿児島県の戦争遺跡」を刊行しました。(価格:1,000円)
※本書は令和5年11月3日~令和6年2月29日に当館で開催した企画展「鹿児島県の戦争遺跡 ー戦跡が伝える戦争の歴史ー」で展示したパネルを再編集したものです。
※図録は当館で販売しています。電話・FAXによる注文もお受けいたします。(郵送の場合は送料が必要となります)(電話:0993-83-2525/FAX:0993-83-4859)
【 目 次 】
はじめに
第1章:南九州市の戦争遺跡
第2章:震洋基地
第3章:内之浦臨時要塞
第4章:坊ノ岬特設見張所
第5章:戦争遺跡の3DCG
第6章:物言わぬ証言者
第7章:附編(旧青戸飛行場に残る トーチカ)
地図:鹿児島県 陸・海軍主要施設マップ(A3サイズ)
(A5サイズ、オールカラー33頁・巻末にA3サイズの地図あり)
戦後80年が経過し、戦争体験者から直接話を聞くことが難しい時代になりました。そのような中、物言わぬ証言者として戦争遺跡の重要性が増してきています。
太平洋戦争中、鹿児島県内には20カ所もの航空施設があり、戦争末期には特攻隊の出撃基地として使用されました。また、九州南部に米軍の上陸が予想されたことから本土決戦の施設が造られました。これらの施設は年月の経過と共に失われつつあります。
【 本書の特徴 】
戦争遺跡の概要、鹿児島県内で文化財に指定・登録された戦争遺跡、主要な施設(知覧飛行場など)を取り上げ、3DCGによる記録と活用について紹介しています。巻末の「鹿児島県 陸・海軍主要施設マップ」では太平洋戦争期に県内に造られた施設約100カ所を地図に落としてあります。