ホーム > 2018年度 今日の平和会館
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桜、咲きました。
【本日の語り部の講話・特攻解説映像の上映時間】(所要時間:各約30分)
■語り部の講話:10時20分、13時、14時40分
■映像の上映:9時30分、11時10分、12時、13時50分、15時30分
74年前の昭和20年3月26日、アメリカ軍は慶良間列島に上陸を開始し、沖縄戦の火ぶたが切られます。そして、それと同時に、特攻作戦も開始されます。
知覧飛行場では特攻隊が集結し、慌ただしくなっている時期です。
平和な時代では想像できませんが、元飛行場跡にある桜並木の今朝の様子です。満開までもう少しですが来週は見頃になると思います。
【本日の語り部の講話・特攻解説映像の上映時間】(所要時間:各約30分)
■語り部の講話:10時20分、13時、14時40分
■映像の上映:9時30分、11時10分、12時、13時50分、15時30分
今日の天気は湿り空ですが、平和公園内の桜(ソメイヨシノ)は6~7分咲きといったところです。この週末には、天気さえ良ければ花見が楽しめることでしょう。
平和会館前のツツジも花が咲き始めています。3月末~5月初めにかけては、見上げれば山桜、ソメイヨシノ、八重桜、下に目をむければツツジというように、春をお楽しみいただけます。
今日は、ソメイヨシノの花びらがよく映える青空が広がっています。この写真は、今朝8時ごろに、平和会館から護国神社に向かう途中にある桜の木を撮影したものです。知覧の桜は、今週末が見ごろになりそうです。
広島県呉市にある大和ミュージアムで開催していた、当館との交流展「返ってきた特攻隊員の鉢巻き」は昨日で終了しました。期間中に御来場いただいた皆様、ありがとうございました。機会がありましたら、知覧の方へもお越しいただければ幸いです。
1月からリニューアル工事を行っていた戦史資料室が本日からプレオープンしました。以前と比べ、解説にフリガナをつけたり、映像で当時の話を見ることができるなど、分かりやすい展示に見直しています。ご来館の際は、ぜひじっくりご覧ください。
映画「ホタル」の記念碑横の桜です。花が開いてきている様子が目に見えて増えてきました。
【本日の語り部の講話・特攻解説映像の上映時間】(所要時間:各約30分)
■語り部の講話:10時20分、13時、14時40分
■映像の上映:9時30分、11時10分、12時、13時50分、15時30分
今朝の桜です。つぼみが大きく膨らんだ木が増えてきました。
【本日の語り部の講話・特攻解説映像の上映時間】(所要時間:各約30分)
■語り部の講話:10時20分、13時、14時40分
■映像の上映:9時30分、11時10分、12時、13時50分、15時30分
74年前の昭和20年3月26日、アメリカ軍は慶良間列島に上陸を開始し、沖縄戦の火ぶたが切られます。そして、それと同時に、特攻作戦も開始されます。
知覧飛行場では特攻隊が集結し、慌ただしくなっている時期です。
平和な時代では想像できませんが、元飛行場跡にある桜並木の今朝の様子です。満開までもう少しですが来週は見頃になると思います。
【本日の語り部の講話・特攻解説映像の上映時間】(所要時間:各約30分)
■語り部の講話:10時20分、13時、14時40分
■映像の上映:9時30分、11時10分、12時、13時50分、15時30分
平和公園の桜が咲き始めています。ひと足先に咲いた山桜はそろそろ満開を迎えます。ソメイヨシノはというと、体育館横のソメイヨシノが開花しました。公園全体を見渡すと、つぼみの先がピンク色に色づいてきているといったところです。
最近は4月から5月並みの暖かさで、平和会館周辺の桜の開花も見られます。
県道から平和会館へ向かう桜並木の中央部分は、桜が根を張り元気になるようにと植樹帯を広げましたが、平和会館の見学と桜の花見を計画してみてはいかがでしょうか。
【本日の語り部の講話・特攻解説映像の上映時間】(所要時間:各約30分)
■語り部の講話:10時20分、13時、14時40分
■映像の上映:9時30分、11時10分、12時、13時50分、15時30分
ここは、知覧駅があった場所です。知覧駅から阿多駅(現南さつま市)までの路線は、昭和5年に開通し、昭和40年に廃止されました。戦時中は、知覧飛行場への軍需用品などの輸送に大きな役割を果たしました。写真内の手に持つ写真は、旧知覧駅の建物で、廃線後の昭和40年代に撮影されたと思われます。現在この場所は、鹿児島交通バスの知覧停留所とバス車両の待機場となり、一部には歯科医院が建っています。この写真の奥の方には、飛行機の修理工場が置かれていた知覧城跡があり、写真の左背面方向には、陸軍病院が置かれていた薩南工業高校があるという位置関係です。
現在、平和会館外の玄関前には、鉢植えの旭山桜を飾っています。今朝は一時的に強い雨に見舞われ、花びらが雨に濡れていました。8時半ごろには青空が広がり、過ごしやすい一日になりそうです。平和公園内のソメイヨシノはまだつぼみの状態ですが、暖かい日が続くと開く木もあるかもしれない、そう感じさせる朝の陽ざしです。
今朝、護国神社敷地の、日清・日露戦争慰霊碑の間にある山桜が咲いているのに気が付きました。ソメイヨシノはまだつぼみですが、今週から来週にかけて花が開いてくるかもしれません。
平和公園の桜に、つぼみがついています。
【本日の語り部の講話・特攻解説映像の上映時間】(所要時間:各約30分)
■語り部の講話:10時20分、
■映像の上映:9時30分、11時10分、12時、13時、13時50分、14時40分,15時30分
本日、知覧平和公園では、鹿児島県ちびっこソフトボール大会の試合が行われます。先週、先々週の日曜日は雨に見舞われましたが、今日は少し肌寒いものの晴れ間が広がり球春到来といったところです。写真は、多目的球場を撮影したものですが、ここは陸軍パイロットを養成する知覧教育隊の、練習用の飛行機の格納庫があった場所です。かつての若者が、大空を夢見て訓練をしていた場所に、今日は子どもたちの元気な声が響き渡ります。
本日から3日間、飛行機「疾風」の機体調査を行っています。旧軍機修理の専門家の方々を招いて、細部を調べています。開館時間に行っていますので、調査の様子を見学することができます。
平和会館に隣接する知覧護国神社敷地にある、慰霊碑です。右から日清戦争、日露戦争、奥にあるのが西南戦争の慰霊碑です。知覧から出征して亡くなった方々の氏名が記されています。太平洋戦争の慰霊碑は、護国神社前に建っています。慰霊碑の前に立つ時、石に刻まれた軍人・軍属の方だけでなく、民間人や戦った相手方など戦争で亡くなった全ての方々にも思いを寄せたいと思っています。
今日の天気は晴れ。やや風があり冷たい空気です。
平和公園の桜の枝先には、小さなつぼみがついてきました。
昨日は、14時46分ごろに来館されていたお客様とともに、東日本大震災の犠牲者の方々をしのび1分間の黙とうを捧げました。来館者の皆様、ご協力ありがとうございました。
さて、遺品室の平台展示ケース内のキャプションを、新しいものに入れ替える作業が終了しました。キャプションには、資料名と隊員名のほか、出撃場所や年齢などの隊員の附属情報などを記載しています。
「疾風」の撮影可能期間は、昨日で終了しました。本日からは、「疾風」展示室は撮影禁止に戻ります。零戦展示室とロビーのみ、撮影することができます。
本日は東日本大震災から8年を迎えます。当館でも、14時46分になりましたら黙とうを捧げますので、その時間帯に来館されているお客様にもご協力をお願いいたします。
戦闘機「疾風」の撮影できる期間は、本日まです。
期間中、多くのお客様が疾風の写真を撮られております。
本日の知覧は、雨模様のですが、「疾風」の姿を撮りに知覧に出かけてみませんか。
【本日の語り部の講話・特攻解説映像の上映時間】(所要時間:各約30分)
■語り部の講話:10時20分、
■映像の上映:9時30分、11時10分、12時、13時、13時50分、14時40分,15時30分
疾風の特別展示もとうとう、明日までとなりました。調査は継続して行いますので、新たな事がわかりましたら展示や報道などで皆様方にお伝えします。
写真は疾風後方にある知覧飛行場に所在した飛行戦隊のパネルです。特攻の護衛や飛行場の防空のために戦闘隊が所在し、米軍機と死闘を繰り広げました。そのため、65戦隊で29名、103戦隊で26名、244戦隊で7名の戦死者を出しています。
【本日の語り部の講話・特攻解説映像の上映時間】(所要時間:各約30分)
■語り部の講話:10時20分、13時、14時40分
■映像の上映:9時30分、11時10分、12時、13時50分、15時30分
これは、昨年の3月16日に撮影したものです。今年の開花時期はどうなるかはわかりませんが、あと1週間ほどすれば、つぼみが出てくるかもしれません。
朝のミーティング直後の8時40分ごろに、ある語り部の机の上を撮影しました。これは、県外から来館予定の修学旅行の団体向けに行う、講話内容の準備をしているところです。講話の中では、その学校の所在する都道府県出身の特攻隊員についても紹介をしています。
遺品室の平台展示ケース内で、展示資料のキャプションを入れ替える作業を行っています。開館前の時間を利用して、順次、統一したデザインのキャプションに交換していく予定です。
飛行機「疾風」の機体の一部です。
3月10日までは、疾風展示室で自由に写真撮影をすることができます。この機会にどうぞお越しください。
昨日・一昨日に平和会館で行われた、日本の近現代紙資料の保存についての第2回勉強会での一コマです。倍率25倍・50倍のマイクロスコープで、紙の素材表面を観察している様子です。今回の勉強会では、平和会館の学芸員のほか、紙や保存修復の専門家、近現代資料を扱う館の職員、紙の保存修復を学ぶ大学院生等、のべ18名が集い、保存状態の調査方法を学びました。
特攻隊員が遺した手紙や絶筆などの紙資料をどう保存していくか。保存修復の専門家を招いて勉強会を実施しました。
真筆を恒久保存することは、知覧特攻平和会館に課せられた大切な使命のひとつです。
平和会館周辺にはいろいろな戦争遺跡があります。
この画像は会館から歩いて10分ほどの所にある市指定文化財「旧知覧飛行場給水塔跡」です。近くには早咲きの桜もあります。
寒さもゆるんでまいりましたので、会館周辺を散策してみませんか。
朝8時ごろ、平和会館前にある歌碑の周りに植栽されているツワブキが、朝日に照らされていました。緑の葉がひときわ輝いていて、力強い生命力を感じました。今日は天気が良く、過ごしやすい一日になりそうです。
知覧のまちの至る所で、菜の花を見かけるようになりました。最近、雨や曇り空の日が多くなっており、「菜種梅雨」を迎え、春が近づいていることを感じます。知覧では、畑に面する道路の畔に、たくさんの菜の花が咲いています。これは、かつて、知覧が菜種の大生産地であったことの名残りです。畔に自生している菜の花も、知覧の歴史的特性を伝えるものの一つです。
遺品室にある、特攻隊員の遺書や手紙をファイル形式で読むことのできるコーナーです。ファイルが古くなってきていましたので、新しいものに入れ替えました。
このコーナーには、岡部三郎少尉が特攻出撃の際に頭に巻いていた鉢巻きを展示しています。アメリカ軍の輸送艦に突入した際に、爆弾が爆発しなかったため、アメリカ軍の軍医が岡部少尉の遺体から鉢巻きをはずし、持ち帰っていたものです。戦後、日本の新聞を通じて送り主が判明し、遺族の元へ返還されて現在は平和会館で保存しています。広島県呉市の大和ミュージアムで開催中の交流展では、このレプリカを展示し、岡部少尉のエピソードを紹介しています。
平和会館ロビーにある影絵です。平和会館へと続く桜並木がモチーフになっています。あとひと月ほどすると、桜の季節がやってきます。
写真は本日10時頃の館内の様子です。若者から年配の方まで幅広い年齢層のお客様がみえてます。
【本日の語り部の講話・特攻解説映像の上映時間】(所要時間:各約30分)
■語り部の講話:10時20分、13時、14時40分
■映像の上映:9時30分、11時10分、12時、13時50分、15時30分
【本日の語り部の講話・特攻解説映像の上映時間】(所要時間:各約30分)
■語り部の講話:10時20分、13時、14時40分
■映像の上映:9時30分、11時10分、12時、13時50分、15時30分
平和会館では、タブレット型の音声ガイド案内機を用意しています。
特攻隊員のエピソードや戦闘機などの説明を聴くことができます。英語、中国語(簡体字・繁体字)、韓国語にも対応しています。
1台200円です。ご利用ください。
左の資料は現在の航空写真に戦時中の知覧飛行場の施設を重ね合わせたものです。オレンジ色がその用地で、200haあります。それは、東京ドーム43個分、鹿児島空港が180haなので地方空港ほどの面積がありました。周辺には誘導路や飛行機を収納する掩体壕がありました。
戦闘指揮所跡、三角兵舎跡、掩体壕跡は整備されて見学できるようになっています。これらを紹介する「知覧飛行場跡地の戦跡を訪ねる(戦跡アップ)」もありますので、現地も訪れてみてください。観光案内所や平和会館(ガイドレシーバ受付)などで配布しています。
大阪市北区の読売大阪ビル地下1階の「ギャラリーよみうり」で開催している企画展も本日までとなりました。
特攻戦死された福島県出身の穴澤利夫大尉の恋人への最後の手紙や記録、大阪府出身の池田元威大尉の家族宛ての情愛に満ちた手紙や遺書などを、約60点のパネルなどで紹介しています。
最終日の本日は、午後3時まで開催しています。
少しわかりにくいところにありますが・・・。
疾風展示室奥に〝四式戦闘機「疾風」1446号機の軌跡〟という展示があります。
昭和20年3月に米軍に捕われた時、オーストラリアで調査を受ける時、昭和48年9月に木更津港に陸揚げされた時の写真などが展示してあります。
紆余曲折を経ていることがわかると思います。
同じ機体ですので、目の前の実機と見比べてみて下さい。
広島県呉市の大和ミュージアムで、17日(日)、平和会館の語り部による出張講話を行いました。
出張講話は2回行われ、特攻の歴史的背景や特攻隊員の遺書・手紙、エピソードなどの話に、来場した160人が聞き入っていました。
大和ミュージアムでの交流展は、3月25日(月)まで開催します。
一昨日から、大阪市北区の読売大阪ビル地下1階の「ギャラリーよみうり」で企画展を開催しています。
穴澤利夫大尉の恋人への最後の手紙や記録、池田元威大尉の大阪の家族へ書いた情愛に満ちた手紙や遺書、大阪出身の特攻隊員の手紙などを、パネル(約60点)などで紹介しています。
企画展は、2月20日(水)まで開催します。是非、お越しください。
【本日の語り部の講話・特攻解説映像の上映時間】(所要時間:各約30分)
■語り部の講話:10時20分、13時、14時40分
■映像の上映:9時30分、11時10分、12時、13時50分、15時30分
本日の語り部による講話と映像による解説上映は、修学旅行生への講話を行うため、イレギュラーなタイムスケジュールになっております。ご来館を予定されていた方は、ご注意ください。
【本日の語り部の講話・特攻解説映像の上映時間】(所要時間:各約30分)
■語り部の講話:13時
■映像の上映:9時30分、10時20分、11時10分、12時、13時50分、14時40分(※講話室)、15時30分(※講話室)
今日(金)から20日(水)まで、大阪市北区の読売大阪ビル地下1階のギャラリーよみうりにおいて、企画展を開催します。
穴澤利夫大尉の恋人への最後の手紙や記録、池田元威大尉の大阪の家族へ書いた情愛に満ちた手紙など、2人のエピソードを中心にパネル(約60点)などで紹介します。
是非、お越しください。
昨日より、広島県呉市の大和ミュージアム1階のガイダンスルームにおいて、両館の交流展がはじまりました。写真は会場の様子です。
沖縄戦で出撃された特攻隊員の遺書・お手紙、遺品の鉢巻きなどを展示しています。2月17日(日)には語り部による出張講話もあります。
是非、お越しください。
広島県呉市の大和ミュージアムにおいて、両館の交流展を本日(水)から3月25日(月)まで開催します。
交流展では、岡部三郎少尉の帰ってきた鉢巻(複製)を展示し、いくつかのエピソードをパネルで紹介します。また、2月17日(日)には語り部による出張講話もあります。
平和会館周辺には桜の木が多数ありますが、冬の寒さに耐え、春の訪れるのを待っているようです。
先週の桜の開花予想では、鹿児島県は3月26日となっています。これから桜のつぼみが少しずつ膨らんできそうです。
疾風展示室では
~明らかになる疾風の全容~と題した調査風景の動画上映と
パネルでも機体の紹介をしております。
ぜひご覧ください。
【本日の語り部の講話・特攻解説映像の上映時間】(所要時間:各約30分)
■語り部の講話:10時20分、13時、14時40分
■映像の上映:9時30分、11時10分、12時、13時50分、15時30分
昨日から30日間限定で、陸軍四式戦闘機「疾風」の写真撮影ができるようになっており本日も多くのお客様が撮影をされております。
この三連休、日頃撮影できない世界に唯一残る「疾風」を撮影に知覧に出かけてみませんか。
【本日の語り部の講話・特攻解説映像の上映時間】(所要時間:各約30分)
■語り部の講話:10時20分、13時、14時40分
■映像の上映:9時30分、11時10分、12時、13時50分、15時30分
今日から3月10日までの期間に限り、陸軍四式戦闘機「疾風」の写真撮影ができます。また、調査のため、エンジンなどの機体の内部が見える状態になっていますので、この機会にぜひご覧ください。
【本日の語り部の講話・特攻解説映像の上映時間】(所要時間:各約30分)
■語り部の講話:10時20分、13時、14時40分
■映像の上映:9時30分、11時10分、12時、13時50分、15時30分
いよいよ明日から、飛行機「疾風」の撮影許可期間が始まります。この機会にぜひご来館いただき、カメラに収めていただければ幸いです。なお、フラッシュ、三脚、自撮り棒の使用はご遠慮くださいますようお願いします。
先日、新しいエアタイト展示ケース2台を導入しました。内部の空気環境を整えるために、現在、内部にガス吸着シートを敷くなどをしています。一定の枯らし期間を経て、展示資料を入れ替えて公開します。
遺品室にある閲覧用ファイルを、新しいものに交換しました。このコーナーでは、遺書や手紙や、その隊員のプロフィールなどを閲覧することができます。
疾風展示室は、2月9日から3月10日までの間は撮影可能になります。
疾風展示室での公開状況です。現代に唯一残る「疾風」の機体内部を、このように観察することができます。この機会にぜひご覧ください。
今日は朝から暖かく湿った空気で、今にも雨が降り出しそうです。平和会館の玄関前には、傘を入れるビニール袋を準備しておりますので、どうぞご利用ください。
【本日の語り部の講話・特攻解説映像の上映時間】(所要時間:各約30分)
■語り部の講話:10時20分、13時、14時40分
■映像の上映:9時30分、11時10分、12時、13時50分、15時30分
今朝は冷え込み会館前のツツジは霜で真白くなっていました。
今日明日知覧では南薩摩に春の訪れを告げる風物詩「二日市」が行われます。商店街が歩行者天国となり露店がならびにぎわいをみせます。
今日はとても良い天気ですので知覧に出かけてみませんか。
【本日の語り部の講話・特攻解説映像の上映時間】(所要時間:各約30分)
■語り部の講話:10時20分、13時、14時40分
■映像の上映:9時30分、11時10分、12時、13時50分、15時30分
早いもので、平成31年も1月が過ぎ、2月を迎えました。この2月には、大阪・広島での県外企画展や、平和会館に展示している飛行機「疾風」の撮影許可期間などの催しが目白押しです。写真の左側をご覧ください。現在、特別展示として、「疾風」のカウルをはずして機体内部を見られる状態にしています。2月9日から1ヶ月間は、この機体の撮影をすることができますので、この機会にぜひお越しください。
遺品室内の立体展示ケースの一部を、少しだけ模様替えしました。これは、岡部三郎少尉が突入の瞬間に頭に巻いていた鉢巻きで、戦後、元アメリカ軍医から返還されたものです。アメリカの船への体当たりを成功させたものの、爆弾が爆発しなかったことから、その遺体からはずされて今に伝わっています。
昭和30年代に撮影された写真です。観音堂の参道脇にある掲示板です。当時は、参道周辺はまだ整備されておらず草木がみられますが、現在は、その周辺に灯籠が立ち並んでいます。
朝8時ごろ、平和会館正面玄関から見上げた空には、まだ月が見えていました。今日は雲一つない青空が広がっていて、風もなく過ごしやすい一日になりそうです。
朝7時ごろから、公園植栽の管理業者の方が、樹木への薬剤散布を行っていました。当たり前にように見えている公園内の樹木は、こうした日常的な管理業務により適切な状態に保たれていることをあらためて感じました。とはいえ、今朝は液体状の薬剤を散布したばかりなので、平和会館周辺の樹木には触れないようにしましょう。
平和会館では、2月15日(金)から2月20日(水)まで、大阪市にある「ギャラリーよみうり」(読売大阪ビル)で企画展を開催します。
特攻隊員が婚約者に書いた最後の手紙や、大阪の家族へ書いた情愛に満ちた手紙などを紹介します。特攻隊員の心情に触れるよい機会ですので、ぜひご覧ください。
【本日の語り部の講話・特攻解説映像の上映時間】(所要時間:各約30分)
■語り部の講話:10時20分、13時、14時40分
■映像の上映:9時30分、11時10分、12時、13時50分、15時30分
今週の話題として取り上げていた場所を、あらためて見てみましょう。護国神社敷地から、観音堂敷地へと上がる場所です。ここを上がる際には、最初に建立された観音堂があったことと、元々は知覧飛行場の気象観測所があった場所である可能性が高いことなどに思いを巡らせてみてはいかがでしょうか。
【本日の語り部の講話・特攻解説映像の上映時間】(所要時間:各約30分)
■語り部の講話:10時20分、13時、14時40分
■映像の上映:9時30分、11時10分、12時、13時50分、15時30分
左の写真は、知覧特攻慰霊顕彰会が発行している『知覧特攻基地戦没者慰霊祭第60回祭記念誌』(平成26年5月発行)です。内容は、観音堂建設の経緯や平和観音の由来、遺書集、都道府県別隊員名簿、懐かしの歌詞集などのほか、参考資料として、知覧特攻平和観音建立の経緯が掲載された昭和30年9月30日付けの『知覧町報』の写しも収められています。この冊子(開聞岳写真の額付き)は、平和会館のガイドレシーバー受付にて販売しています。
知覧特攻慰霊顕彰会が発行している冊子に、旧観音堂の写真が掲載されていました。昨日の紹介した写真に写っていた、赤い覆い屋根のある観音堂は昭和49年に建設されたもので、昭和30年に建設された観音堂は、覆い屋根のないこのような建物でした。
引き続き、知覧飛行場の気象観測所跡コンクリート遺構の話題です。左の写真を見てください。平成5年ごろの知覧平和公園パンフレットの写真です。写真の左端にある茶色い屋根が平和会館、中央の赤い屋根が護国神社、右端が観音堂です。現在の観音堂は、平成16年に、旧観音堂の後ろ側に新築されたものです。この写真と現在の様子を照らし合わせると、昭和30年建立の旧観音堂は、気象観測所建物跡の遺構を再利用して建てられたのではないかと考えられます。
昨日紹介した、気象観測所のあった場所を平和会館に展示している模型で確認します。写真中央には練習機が並び、右側には格納庫がある場所が平和公園の多目的球場で、その上にある建物が気象観測所です。この模型の縮尺は正確とはいえませんが、およそこの場所に相当すると思われます。
観音堂境内の敷地は、周辺から少しだけ高い段になっています。この段の側面のコンクリート壁の一部に、大き目の石が骨材として含まれている部分があります。昭和20年当時の航空写真で照合すると、知覧飛行場の気象観測所があった場所に相当することから、戦跡の遺構を再利用している可能性があります。
リニューアル工事中の部屋「戦史資料室」は、会館奥の一部です。特攻に関する展示はすべてご覧いただけます。ぜひ74年前に実際に起こったこと、そこで生きていた特攻隊員の記録をたどりに来てください。
【本日の語り部の講話・特攻解説映像の上映時間】(所要時間:各約30分)
■語り部の講話:10時20分、13時、14時40分
■映像の上映:9時30分、11時10分、12時、13時50分、15時30分
寒さが強まるこの季節 平和会館周辺にはサザンカが花を咲かせております。
サザンカの花言葉のひとつ「困難に打ち克つ」の由来は過酷な季節にも負けずに花を咲かせる姿に由来しているようです。
今日からセンター試験がはじまります。
受験生のみなさまがこの春 希望の花を咲かせること願っております。
戦史資料室のリニューアルに向けて行っている、資料の撤収作業の風景です。室内の7割ほどの撤収が済み、残りは部屋の中央左側にあるケース内の資料です。一つ一つの資料に、附属情報を記入した札を付けてから梱包していきます。
観音堂の参道脇に、知覧飛行場の正門の門柱があります。この門柱は、昭和16年12月に開校した大刀洗陸軍飛行学校知覧分教所(のちに知覧教育隊)の正門として建てられたものです。昭和26年からは知覧中学校の正門として再利用され、昭和56年に知覧町内の3中学校が統合されるのに伴い、現在の場所に移設・保存されました。最近、県内の某飛行場で工事中に発見されたコンクリートが話題になっていますが、知覧でも、当時の遺構の存在にあらためて目を向けたいと思います。
2月に開催する、大阪での企画展の準備を進めています。左の写真は、展示するパネルの作成状況です。左側に積んだものが穴澤利夫大尉を紹介するパネル、右側に積んだものが池田元威大尉を紹介するパネルです。
小グループでお越しのお客様から、写真撮影のお手伝いを依頼されることがあります。その際、会館玄関横にある石碑の前がシャッタースポットになっています。シャッターを押すお手伝いを希望される場合には、遠慮なく会館スタッフへお声がけください。
戦史資料室では、リニューアル工事に向けて、展示資料の撤去作業を進めています。それぞれの資料を梱包して、一時的に収蔵庫へ移動しています。
【本日の語り部の講話・特攻解説映像の上映時間】(所要時間:各約30分)
■語り部の講話:10時20分、13時、14時40分
■映像の上映:9時30分、11時10分、12時、13時50分、15時30分
この仏像は、昭和20年4月6日に特攻戦死した岡部三郎少尉が彫刻したものです。平和会館の遺品室に陳列しています。
【本日の語り部の講話・特攻解説映像の上映時間】(所要時間:各約30分)
■語り部の講話:10時20分、13時、14時40分
■映像の上映:9時30分、11時10分、12時、13時50分、15時30分
平和会館にご来館されるお客様から、駐車場に駐車できる車の台数や駐車料金などに関するお問い合わせがありますが、平和会館周辺にはバス約40台、普通車約500台が駐車でき、駐車料金は無料となっています。ご利用ください。
【本日の語り部の講話・特攻解説映像の上映時間】(所要時間:各約30分)
■語り部の講話:10時20分、13時、14時40分
■映像の上映:9時30分、11時10分、12時、13時50分、15時30分
ロビーに置いてある、公衆電話の台を取り換えました。これまでは4本脚の台でしたが、片方が空いていて車イスに座ったまま利用できる構造の台になりました。
1月7日から、戦史資料室のリニューアルのために、室内への入り口を締めきっています。現在、これまで陳列していた資料を一時的に収蔵庫へ移動するための整理作業を行っています。
今朝も午前7時すぎから、館内の清掃作業を担う3名のスタッフが清掃作業を行っています。平和会館で使用している掃除機は、ケミカルフィルター機能付きのもので、吸い込んだホコリなどから出る汚染物質が再び空気中に舞い上がらないように努めています。
昨日の閉館後に、企画展示室の入れ替え作業を行いました。常設の企画展示室では、特攻隊員の手紙などをわかりやすく紹介するために、活字化した日本語と英語の訳文を添えて展示しています。
企画展「母からの手紙」は、今日が最終日です。
期間中に来館されたお客様、御覧いただきありがとうございました。
館内の各所で、このようなものを見かけることがあると思います。これは、文化財害虫の発生の有無を調べるために置いているものです。平和会館では、年に4回の調査を行っており、今回は12月18日から1月8日まで設置しています。
【本日の語り部の講話・特攻解説映像の上映時間】(所要時間:各約30分)
■語り部の講話:10時20分、13時、14時40分
■映像の上映:9時30分、11時10分、12時、13時50分、15時30分
四式戦闘機「疾風」はハ45を搭載しています。小型軽量ながら2000馬力級の出力があり、世界水準に達した性能は、奇跡のエンジンとも呼ばれました。
しかしながら、戦況の悪化した時期に量産されたため、材質の低下、熟練工が出征したために工作精度が落ちるなどして、実戦部隊ではトラブルが続出する不遇さもありました。このエンジンを通し、開発者の叡智、製造者・運用者の奮闘を感じていただけたらと思います。
※3月10日までエンジンが見れる状態になっています。また、2月9日~3月10日まではこの期間に限り、疾風の写真撮影ができます。
【本日の語り部の講話・特攻解説映像の上映時間】(所要時間:各約30分)
■語り部の講話:10時20分、13時、14時40分
■映像の上映:9時30分、11時10分、12時、13時50分、15時30分
今日は仕事始めです。久しぶりに職員が揃いました。一同、気持ちを新たにして業務に邁進していきたいと思います。
・戦史資料室のリニューアル(1月7日~)
・疾風の写真撮影許可期間(2月9日~3月10日)
・大阪での企画展(2月15日~2月20日)
・大和ミュージアムでの交流展(2月13日~3月25日)
企画展「母からの手紙」の展示風景です。この企画展では、家族を思う心の内のイメージとして空の写真を背景に使用しています。
【本日の語り部の講話・特攻解説映像の上映時間】(所要時間:各約30分)
■語り部の講話:10時20分、13時、14時40分
■映像の上映:9時30分、11時10分、12時、13時50分、15時30分
昭和17年1月、陸軍のパイロットとなり、帰郷ができなかった息子を想いながら正月を過ごした母親の手紙が残っています。昭和20年6月6日に特攻戦死した東勉少尉のお母さんの手紙です。兄、東直次郎大尉も昭和19年12月7日にフィリピンで特攻戦死しました。企画展「母からの手紙」は1月7日までの開催です。ぜひご覧ください。
【本日の語り部の講話・特攻解説映像の上映時間】(所要時間:各約30分)
■語り部の講話:10時20分、13時、14時40分
■映像の上映:9時30分、11時10分、12時、13時50分、15時30分
謹賀新年 本年も宜しくお願い申し上げます
本日から戦後74年目になります。5月には年号も新たなものに変わるなど、昭和も戦争も昔の事になりつつありますが、特攻の史実を正しく伝えていくよう努めてまいります。
館内での企画展をはじめ、2月には広島の大和ミュージアムと大阪で県外の企画展を予定しています。内外での情報発信を一層、進めていきますので本年も宜しくお願いします。
【本日の語り部の講話・特攻解説映像の上映時間】(所要時間:各約30分)
■語り部の講話:10時20分、13時、14時40分
■映像の上映:9時30分、11時10分、12時、13時50分、15時30分
平成最後の大晦日です。今日、明日も通常通り開館しておりますので、帰省や旅行で鹿児島に滞在中の皆さま、平和会館へのお越しをお待ちしております。
【本日の語り部の講話・特攻解説映像の上映時間】(所要時間:各約30分)
■語り部の講話:10時20分、13時、14時40分
■映像の上映:9時30分、11時10分、12時、13時50分、15時30分
平和会館前には、戦後50年を記念して建立した「平和の鐘」があります。
今年もあと1日となりましたが、世界の恒久平和を願って、平和の鐘を鳴らしてみませんか。
【本日の語り部の講話・特攻解説映像の上映時間】(所要時間:各約30分)
■語り部の講話:10時20分、13時、14時40分
■映像の上映:9時30分、11時10分、12時、13時50分、15時30分
平和会館横にある三角兵舎の場所をお客様から尋ねられることがます。
会館の玄関を出ると左側にこの写真にある石造の案内があります。
矢印の方向に約70mお進みいただくと杉林に三角兵舎を復元してあります。
当時三角兵舎の中で隊員たちは、日の丸に寄せ書きを書いたり、大切な人に手紙を書いたりしていました。
年賀状を準備するこの時期、大切な人に想いを手書きで添えてみませんか。
今朝の知覧は、強く冷たい風が吹いています。今日は御用納めで、職員の今年の通常業務は今日までとなります。平和会館は、年末年始も休まず開館しております。
平和会館へ続くアプローチに門松が設置されました。知覧は例年になく暖かいため、まだ年の瀬だという実感はありませんでしたが、来たる新年に向けて気持ちが引き締まる思いがしました。
当館は年中無休で、年末年始も休まず営業しておりますので、ぜひ御来館ください。
本日まで、機体の調査を行いました。
陸軍四式戦闘機「疾風」(はやて)は、中島飛行機が開発し、昭和19年に制式採用されています。知覧基地には、約40基が配備され、特攻機の掩護や飛行場の防空にあたっていました。また、特攻機にも使用され知覧からも出撃しています。この機体は、世界で唯一、当時のままの状態で現存する貴重なものです。平和会館では、この機体を恒久保存するために必要な調査を継続的に行っています。
昨日から、専門家を招いて飛行機「疾風」に関する調査を行っています。写真は機体のカウルをはずした様子です。内部のエンジン部の様子や、部品の状態を一つ一つ丁寧に調べていきます。調査作業は明日まで行います。調査作業は、一般のお客様にも見学していただけるよう公開した状態で行っていますので、今日・明日に来館される際には、ぜひ館内奥の疾風展示室も御見学ください。
先日、元知覧高等女学校生徒のなでしこ会の方にお会いする機会がありました。知覧で特攻隊員と交流があった方からお話を伺える機会は、これから先そう多くはないことでしょう。平和会館内では、同じく知覧高女の一員として三角兵舎で特攻隊員と接した日々を綴った「特攻日記」の筆者、故・永崎笙子さんのインタビュー映像を視聴することができます。
【本日の語り部の講話・特攻解説映像の上映時間】(所要時間:各約30分)
■語り部の講話:10時20分、13時、14時40分
■映像の上映:9時30分、11時10分、12時、13時50分、15時30分
今朝、開館準備をしていたら、会館正面のアプローチの途中に1輪だけ花が咲いているのを見つけました。普段歩くときは気づかなかったのですが、少し目線を変えただけで新しい発見は身近にあるものだと感じました。1度当館に足を運ばれた方も次はまた新たな気づきがあるかもしれませんので、ぜひご来館ください。
【本日の語り部の講話・特攻解説映像の上映時間】(所要時間:各約30分)
■語り部の講話:10時20分、13時、14時40分
■映像の上映:9時30分、11時10分、12時、13時50分、15時30分
多くの地域で、小学校・中学校・高校は、本日から冬休みに入りましたが、冬休み期間中に御家族で来館し、平和の尊さや命の大切さなどを学習してみませんか。
また、1月7日まで、企画展「母からの手紙」も開催していますので、是非ご来館ください。
【本日の語り部の講話・特攻解説映像の上映時間】(所要時間:各約30分)
■語り部の講話:10時20分、13時、14時40分
■映像の上映:9時30分、11時10分、12時、13時50分、15時30分
昨夜から今朝にかけて、知覧では強風が吹いていました。風の影響で、三角兵舎復元建物の周辺にたくさんの杉の葉が落ちていたため、会館前に職員で清掃作業を行いました。杉の葉は、現代では使用用途はあまりありませんが、電気やガスのない時代には、薪への炊き付け材として利用されていたことを、皆で語り合うことでした。
開催中の企画展、「母からの手紙」は1月7日までの開催です。常設展示では公開していない、東直次郎大尉、東勉少尉の手紙や遺書を紹介しています。この年末年始、機会がありましたらぜひ御観覧ください。
今朝の開館前の外壁清掃の様子です。こまかな汚れやくもの巣などをきれいに拭き取りました。
来館されるお客様に少しでも気持ちよく過ごしていただけるよう、引き続き、クリンネスに努めてまいります。
大河ドラマ「西郷どん」が、最終回の放送を終えました。西郷隆盛終焉の地である、鹿児島市の城山が舞台のドラマが放送されていました。戦った士族や軍人だけでなく、戦場となった地域の民間人へも被害があったことがしのばれます。また、明治時代の知覧村長宮原直二のように、私学校に学び西南戦争を生き延びて、郷土の発展に尽くした人々に、あらためて注目していきたいと思います。
今朝は、遺品室の平台展示ケース内に入れている防虫剤を交換しました。
戦史資料室の写真です。ここでは、地元知覧の方々から提供された資料を中心に、西南戦争から太平洋戦争までの戦争に関わる資料を陳列しています。今年度は、この部屋のリニューアルを行う予定で、1月中旬からこの部屋を一時閉鎖する予定です。この年末年始、知覧にお越しの際にはぜひご覧ください。
最近、「特攻日記」を読み直しています。知覧飛行場が特攻基地になると、14~15歳の女学生が飛行兵の身の回りのお世話をするために三角兵舎に奉仕に出向いています。その一員だった永崎笙子さんが日々の出来事を綴った日記ですが、そこには特攻隊員の言動、最期の晩の様子、見送る側の心境、特攻作戦の実状等が見て取れます。館内では永崎笙子さんの証言映像を上映しています。
また、なでしこ会が出版された「群青」で日記を読むことが出来ます(平和会館の売店でも取り扱っています)。
【本日の語り部の講話・特攻解説映像の上映時間】(所要時間:各約30分)
■語り部の講話:10時20分、13時、14時40分
■映像の上映:9時30分、11時10分、12時、13時50分、15時30分
西南戦争慰霊碑の横に、「西南の役百周年記念植樹」と刻まれた石があります。側面には「昭和五十二年九月二十二日 いちょう三本」とあり、銀杏を植樹されていたことがわかります。この石の後ろに植えられていたようですが、現在の特攻平和会館を建設する際に移植されたようです。移植先の記録は不明ですが、公園内にはいくつかの銀杏がありますので、そのどれかが該当するものと思われます。
左の写真は、寄せ書き帳に書かれている文をパソコンに入力している様子です。平和会館に入館された方々の、寄せ書き帳に書かれたたくさんの感想などの中から一部を抜粋して、「平和へのみちしるべ」というものを作っています。この本は館内に置いてあります。ぜひ見てみてください。寄せ書き帳も館内に置いてあるので、感想などがありましたら、書いてみてください。
(高校生の職場体験により作成しました。)
西南戦争に西郷軍として参加し、後に知覧の発展に尽くした人物を紹介します。写真は、南九州市役所知覧庁舎(旧知覧町役場)に建つ、明治40年(1907)から2期8年知覧村長を務めた宮原直二の銅像です。直二は、明治7年(1874)に開校された私学校に17歳で入り、明治10年(1877)に起きた西南戦争では本営付きとして西郷隆盛の近くで従軍していましたが、田原坂で負傷し帰郷します。帰郷後は村役場の書記を務め、助役、郡会議員を経て知覧村長になりました。在任期間には、裁判所の誘致、村立工業徒弟学校(現県立薩南工)の創立、茶業試験場の誘致、村有林の創設、薩南中央鉄道の敷設など郷土の発展に尽くしました。
地元高校生2人が、今日から職場体験として平和会館の業務に従事しています。左の写真は、平和会館ロビーにある音声ガイド受付カウンターで接客をしている様子です。今回は、喫煙所の場所について質問を受け、館外右側にある場所を案内しました。明後日まで3日間、様々な業務を体験してもらいます。
知覧護国神社敷地にある、西南戦争の慰霊碑です。知覧護国神社には、知覧から従軍して戦死した方々もまつられています。慰霊碑の横には、戦死した方々の名前と戦死した場所を刻んだ石碑があります。知覧からは、428人が従軍し68人が戦死しています。
知覧周辺の人々が、戦争とどうかかわってきたのかを 郷土史料から引用しまとめる作業をしています。戦史資料室のリニューアルに活かしていきます。
【本日の語り部の講話・特攻解説映像の上映時間】(所要時間:各約30分)
■語り部の講話:10時20分、13時、14時40分
■映像の上映:9時30分、11時10分、12時、13時50分、15時30分
昨夜から会館玄関周りの外壁補修工事を行っております。
(昼間は通常通り営業しております)
作業は閉館後の夜間作業にて行い12月20日までを予定しております。
会館も建設から31年たち長寿命化のメンテナンスが課題となっております。
来館者のみなさまに快適に資料をご覧いただけるよう今後も努めてまいります。
平和会館は作業期間中会館玄関前は画像のようなカラーフェンスが設置されます。
ご理解とご協力よろしくお願いいたします。
戦史資料室に陳列している、十字鍬です。戦後、知覧にきていた進駐軍の通訳を務めた知覧町南部の男性が、知覧を去るアメリカ海兵隊員から、記念にと贈られたものです。知覧町南部では、戦前から戦後にかけてアメリカへの出稼ぎ者や移民者が多く存在したという地域性がありました。
戦史資料室に陳列している、昭和16年11月24日に記された、知覧出身で当時駆逐艦睦月に乗り込んでした海軍軍人の遺書です。「遺書」という題字と、「愈々我等ノ闘フ秋来ル 武人ノ本懐此上モナシ」という書き出しから始まり、妻や子どもたちへの心構えやが記された定型的な文面となっています。軍人が戦地に赴く前に、万が一に備え、家族へ宛てて準備されていた遺書の事例です。
疾風展示室に展示している絵画です。義烈空挺隊が、アメリカ軍に占領された沖縄の飛行場へ胴体着陸を強行した突入の場面を描いた絵画です。作者は、少年飛行兵出身の元陸軍パイロットの海法秀一氏。海法氏は戦後、空中戦を描いた絵画を数多く描いています。
当地では、昨日から断続的に雨が降っています。
12月にしてはかなり暖かく感じます。
昨日の南日本新聞に、本市川辺町出身の俳人、福永耕二が国民学校低学年の頃に飛行兵に憧れていたこと、特攻隊員と交流があったこと、そうした体験を前提とした俳人としての桜に対する想いが紹介されています。飛行場周辺の多くの子どもたちが、出撃する飛行機や特攻隊員を見ていました。地域の人々の、戦前、戦後の記憶も継承していく使命を感じています。
今日の語り部の講話は、通常のスケジュールと異なっています。申し訳ございませんが、ご了承ください。
【本日の語り部の講話・特攻解説映像の上映時間】(所要時間:各約30分)
■語り部の講話:10時20分、13時
■映像の上映:9時30分、11時10分、12時、13時50分、14時40分、15時30分
早いもので、今年もあと1月になりました…。
【本日の語り部の講話・特攻解説映像の上映時間】(所要時間:各約30分)
■語り部の講話:10時20分、13時、14時40分
■映像の上映:9時30分、11時10分、12時、13時50分、15時30分
平和会館のロビーに、影絵作家の藤城清治さんの作品「平和の世界へ」のレプリカを飾るようになってから1年が経ちました。写真は、2017年10月末ごろに撮影した平和会館ロビーの様子です。
戦史資料室に陳列している、帝国在郷軍人会知覧村分会の軍旗です。在郷軍人会は、退役軍人らで構成される全国組織の団体で、区町村単位で作られる分会ごとに活動を行っていたようです。左下に「帝国在郷軍人会」「知覧村分会」の文字があります。
戦史資料室に陳列している、戦時中に使われていた懐中電灯です。物資が不足する中、電池の心配がいらない手動式の発電懐中電灯が考えられました。この手動式発電懐中電灯は、商品名「ほたる」の名前がついています。レバーを握ると発電し、一回の発電で約3秒間点灯するものでした。
戦史資料室に陳列している、戦時中に使われていた陶製アイロンです。形は、当時まだ使用されていた、金属性で木炭を中に入れて使用するタイプと同じです。構造が少し違っていて、金属製のものは上を空けて木炭を入れますが、陶製であるこのアイロンは、後ろ側から入れるようになっていて上は開きません。金属が供出されて、さまざまな代用品が作られていたことを示す資料です。
昨日までの3日間、紙資料の保存状態調査を行っていました。写真は、LEDライトの光を斜めからあてて劣化の状態を調べているところです。戦前~戦中のころに使用されていた紙は、ほかの時代の紙に比べて劣化しやすく保存が難しいといわれています。状態調査は、時間と手間がかかる作業ですが、後世に残していくために地道に続けていきたいと思っています。
平和会館は、知覧平和公園(23.2ha)の一角にあり、公園内には約600本の桜の木があります。23日にも紹介しましたが、現在、平和会館へ通じる桜並木の桜の根が張れるように植樹帯を広げる工事を行っています。来年春には満開の桜が来館者を迎えることと思います。
【本日の語り部の講話・特攻解説映像の上映時間】(所要時間:各約30分)
■語り部の講話:10時20分、13時、14時40分
■映像の上映:9時30分、11時10分、12時、13時50分、15時30分
この連休中、紙資料の状態調査を調べるための調査をしています。写真は、LED投射板の上に資料を載せているところです。
【本日の語り部の講話・特攻解説映像の上映時間】(所要時間:各約30分)
■語り部の講話:10時20分、13時、14時40分
■映像の上映:9時30分、11時10分、12時、13時50分、15時30分
11月も下旬になり南国の鹿児島もさすがに冷えるようになってきました。
県道から平和会館に向うと桜並木があります。ここで今、「桜を元気にしています」の工事が行われています。ここ数年、満開でも花数が少なく、寂しい状況が続いていました。この工事は車道を狭めてその分、桜の根を張る場所を増やすものです。すぐに効果が出るわけではないでしょうが、また空を覆い尽くすように桜が咲くことを願っています。
工事中ではありますが、道は通れます。
【本日の語り部の講話・特攻解説映像の上映時間】(所要時間:各約30分)
■語り部の講話:10時20分、13時、14時40分
■映像の上映:9時30分、11時10分、12時、13時50分、15時30分
視聴覚室と講話室では、入付近の壁にこのような表示をして、車イスを使用のお客様の優先場所としています。
知覧特攻平和会館から見た、ミュージアム知覧です。このミュージアムは、ありきたりな地方の資料館ではありません。「交錯する文化の波」をテーマに、日本本土南端の南薩摩地域は、東アジアや日本の各地からもたらされた文化の波が交わって文化が形作られたということを、民具の比較展示を通して表現しています。開館して25年が経過していますが、25年前にはどこにでもあったような民具はどんどん消えていっています。ミュージアムは、地域のアイデンティティーともいえる文化を、未来に伝えていくタイムカプセルといえるかもしれません。
小雨が降っていた昨日とは違い、朝日が降り注ぐ平和公園の朝です。朝夕は肌寒く感じられ、少しずつ冬の訪れを感じます。知覧特攻平和会館では、企画展示室での公開資料の入れ替えや、常設の展示室における陳列方法の改善、説明文の追加など、少しずつではありますが改善を図っています。季節の移り変わりは、変えていかなければいけないことと、変わらずにあり続ける大切なものの両方をふと考えさせてくれます。
平和会館では、ロビーと遺品室の2か所に『寄せ書き帳』を置いています。来館されて感じたことや思ったことなどを、このノートに記していただいています。これまでに記された寄せ書きの一部は抜粋して、『平和への道しるべ』と題する手作りの冊子にまとめており、テーブルの上で閲覧することができます。
この時期知覧ではいたるところでツワブキの花が咲いております。
この画像は会館玄関前の歌碑のまわりに咲くツワブキです。
本日の知覧はとても良い天気です。
みなさまのご来館をお待ちしております。
【本日の語り部の講話・特攻解説映像の上映時間】(所要時間:各約30分)
■語り部の講話:10時20分、13時、14時40分
■映像の上映:9時30分、11時10分、12時、13時50分、15時30分
土曜日、日曜日、祝祭日のみ上映している映像があります。特攻隊の解説と隊員のエピソードを紹介する約30分の映像です。上映時間は次のとおりです。
【本日の語り部の講話・特攻解説映像の上映時間】(所要時間:各約30分)
■語り部の講話:10時20分、13時、14時40分
■映像の上映:9時30分、11時10分、12時、13時50分、15時30分
疾風展示室の壁に、飛行戦隊に関する説明パネルをかけています。昭和20年の太平洋戦争末期、知覧には特攻隊の他に、飛行第59戦隊、65戦隊、103戦隊、244戦隊の飛行戦隊が配属されており、特攻隊の掩護や誘導、基地の防空にあたっていました。
平和会館では、時折、ロビーにある壁画の前に生花をいけていることがあります。語り部の講話をお聞きになった団体のお客様から、千羽鶴とともに生花の花束を頂戴することがあります。頂戴した花束を、ロビーの壁画の前にいけています。本来であれば、博物館では生花を飾ることはしませんが、花束を御恵贈くださった方々の意思を尊重して、ロビーにのみ飾っております。
秋の修学旅行シーズン真っ最中です。小学生・中学生・高校生の団体のお客様がたくさん来館されており、千羽鶴を奉納する学校もあります。奉納された千羽鶴は、零戦展示室から震洋展示室・企画展示室・視聴覚室方向への通路の壁に掲げています。
開催中の企画展「母からの手紙」の展示風景です。母親から息子へ宛てた手紙の内容を、このようなパネルで紹介し、実物資料は展示ケースの中に入れて陳列しています。
開催中の企画展「母からの手紙」では、ポスター・チラシに空の写真を用いています。平和会館の正面玄関の左側で、朝8時ごろに空を見上げて撮影したものです。息子を思う親の気持ちや、故郷の風景とともに母親の面影を思い浮かべる心の内を表現するために、この写真を撮影しました。
10月26日の記事で紹介した、アメリカ海軍の戦艦ミズーリに関する話題です。昭和20年(1945)年4月11日に、ミズーリへの体当たり攻撃を成功させたものの爆弾が不発に終わり、ミズーリ艦長の指示により手作りの日の丸に包まれて海軍式の水葬で弔われたのは、鹿屋基地から出撃した日本海軍の第5建武隊、石野節雄二等飛行兵曹か石井兼吉二等飛行兵層のどちらかであったと考えられています。なお、今日11月11日は、昭和19(1944)年に戦艦ミズーリが太平洋戦争の戦場へ向けてバージニア州ノーフォークを出航した日です。戦艦ミズーリ記念館では、知覧特攻平和会館が収蔵する遺書や手紙などを紹介する企画展を継続開催中です。
秋も深まってきたので、トップページのFlashを変更してみました。その時期に合わせて、変えていることにお気付きでしたか?ぜひ注目して見てみてください。
【本日の語り部の講話・特攻解説映像の上映時間】(所要時間:各約30分)
■語り部の講話:10時20分、13時、14時40分
■映像の上映:9時30分、11時10分、12時、13時50分、15時30分
昨日紹介した写真の場所付近を、平和会館にある案内板で指し示している様子です。指先の左側に斜め方向の道がありますが、この道路が飛行場跡の境界の名残りを留めています。この道路に車を停めて、写真地図の右側方向を向いて撮影しました。
「リフォトグラフィー」とは、過去に撮影された写真を、現代に同じアングルで撮影することをいうそうです。左の写真は、今朝8時ごろに知覧飛行場跡南側外縁の一角で撮影してきました。以前にも紹介した、霜出国民学校児童と特攻隊員の写真です。いろんな方の助言を参考に山並みを検証した結果、撮影された場所は、この前方付近一帯というところまで候補地が絞られてきました。「知覧飛行場のリフォトグラフィー」として、当時撮影された場所を検証していきたいと思っています。
平和会館前の桜の写真です。今日は、24節気の一つ立冬にあたるそうです。秋があっという間に過ぎ去り、暦の上では冬を迎えました。現在開催中の企画展では、母親が、少年飛行兵の息子へ宛てた手紙をクローズアップしています。季節の変わり目ごとに離れて暮らす息子の健康を気遣う文面と、その後に迎えることになる親子の運命を考えると、胸を打たれます。
現在開催中の企画展から、展示パネルを紹介します。今回の展示では、東兄弟とその母の3人が書いた手紙などを陳列しています。それぞれの手紙の書かれた背景を理解するために、兄弟の置かれている状況や戦争中の主な出来事などを整理した相関編年表を作成しました。お時間にゆとりがあるお客様は、この表をご覧いただいたうえで、それぞれの手紙を読んでみられてはいかがでしょうか。
今朝、開館準備をしているとき、ふと空を見上げると雲一つない青空でした。風もなく、空も高くてとてもきれいだったので、玄関前で写真を撮ってみました。
今日は、暑くも寒くもなくてとても過ごしやすい1日になりそうです。会館をご見学のあと、周辺を散策するのもよい季節かもしれませんね。
秋の企画展「母からの手紙」が昨日からスタートしました。母から愛する息子へ送られた手紙や息子・東直次郎大尉・勉少尉の手紙など、手紙を通じて心を通わせた母子、兄弟の当時の心情にぜひ触れてみてください。
期間:平成30年11月3日(土)~平成31年1月7日(月)
【本日の語り部の講話・特攻解説映像の上映時間】(所要時間:各約30分)
■語り部の講話:10時20分、13時、14時40分
■映像の上映:9時30分、11時10分、12時、13時50分、15時30分
特攻隊員が残した遺書は、母親宛てが多いですが、先日、教育旅行で平和会館を見学されたあと、「母に会いたい」と話された生徒がいました。遺書などで特攻隊員の心情に触れ、家で帰りを待つ母が恋しくなったのではないでしょうか。
本日から、秋の企画展「母からの手紙」を開催しますので、ご来館をお待ちしております。
【本日の語り部の講話・特攻解説映像の上映時間】(所要時間:各約30分)
■語り部の講話:13時、14時40分
■映像の上映:9時30分、10時20分、11時10分、12時、13時50分、15時30分
企画展示室の風景写真です。右側壁と奥側の壁に、東勉少尉の母が息子へ宛てた手紙を、活字化した内容をパネルで説明し、実物資料は展示ケース内に陳列しています。
昨夜、企画展示室の入れ替え作業を行いました。今度の企画展は「母からの手紙」と題するもので、母親から息子へ宛てた手紙をクローズアップしています。沖縄特攻で戦死した東勉少尉が、陸軍少年飛行兵として勉学や訓練に励む少年時代に母親から受け取った手紙を中心に、勉少尉や、フィリピン特攻で戦死した兄の直次郎大尉の遺書や手紙を紹介します。
本日から、一部プレオープンしておりますので、御観覧いただければ幸いです。
昨日紹介した写真の反対側から撮影しました。奥にある像は、「とこしえに」と題される特攻隊員の出撃時の姿をあらわした銅像です。手前の像は、「やすらかに」と題され、「とこしえに」像を静かに見守る優しい母を表現した銅像です。平和会館に御来館される折りには、この二つの銅像も御覧いただければ幸いです。
平和公園にある銀杏の葉が、黄色く色づいています。知覧では、歴史的には、江戸時代に知覧を領していた知覧島津家(佐多氏)の家紋のモチーフにも用いられているなど、銀杏を大切にしてきた地域で、旧知覧町では町の町木とされていました。
今朝の知覧は、雲一つない青空が広がっています。先日、ある特攻隊員の手紙の中に、春に書かれた手紙で「秋がきました。」という記述があるのを目にしました。辞書等で調べてみると、秋と書いて「とき」と読む使い方があるようです。秋は収穫の季節であることから、いよいよこのときがやってきたというような意味で書かれたのだろうと思われます。
平和会館の隣にある平和公園では、小京都ふるさと祭りが開催されています。南九州市や姉妹都市の特産品販売、地元商店やグループでの出店、歌謡ショーなど多彩な催しがされています。
爽やかな秋空の広がる祭りの会場にもお寄り下さい。
【本日の語り部の講話・特攻解説映像の上映時間】(所要時間:各約30分)
■語り部の講話:10時20分、13時、14時40分
■映像の上映:9時30分、11時10分、12時、13時50分、15時30分
先日発表された「旅好きが選ぶ!日本の美術館・博物館ランキング 2018」において
ご来館いただきましたお客様に感謝申し上げます。
誠にありがとうございました。
今後も施設の充実、満足いく企画を展開し、みなさまのご来館をお待ちしております。
今後とも応援の程、よろしくお願いいたします
零戦展示室の展示ケースには、左の写真のような零戦の破片を展示しています。これは、1945年(昭和20)年4月11日に、海軍の鹿屋基地から飛び立ち、鹿児島県喜界島沖で戦艦ミズーリに体当たりした零式艦上戦闘機の機体の一部です。体当たりに成功した特攻機でしたが、爆発せず大破し、パイロットの上半身は甲板に投げ出されました。戦艦ミズーリの艦長ウィリアム・キャラハン艦長は、正式な水葬の儀式で葬ることを決し、遺体は米軍兵士たちにより手厚く弔われたのでした。この貴重な資料は、アメリカのハワイ州にあるミズーリ記念館に保管されていたもので、その一部を2016年(平成28年)に同館から寄贈いただいたものです。
平和会館では、タブレット型の音声ガイドがあります。説明は、日本語・英語・中国語(簡体字)・中国語(繁体字)・韓国語を選んで聞くことができます。毎日、クリーニングをした後は保管庫で充電をしていますが、定期的に閉館後に点検作業をしています。
1台200円でレンタルできます。全てを聞いて見学すると1時間ほどかかりますが、時間にゆとりのあるお客様にはぜひ御利用いただければと思います。
知覧町護国神社は、戊辰戦争、西南戦争、日清戦争、日露戦争、第2次世界大戦に殉じた知覧町出身の戦没者1012人の御霊がまつられています。以前は別な場所にありましたが、1955年(昭和30年)に現在地へ遷座しました。もともとは、知覧島津家の菩提寺であった西福寺境内跡地(明治初年の廃仏毀釈で廃寺)にありました。
今日は、24節気の一つ、霜降(そうこう)にあたるそうです。暦の上では、秋が深まり朝晩の冷え込みが厳しくなる時期とのことですが、今朝も秋空が広がっています。
平和会館に隣接する知覧町護国神社の敷地を撮影しました。写真の左側から、西南戦争、日露戦争、日清戦争の慰霊碑です。知覧から出征して戦死された方々の名前が刻まれています。
秋の修学旅行シーズンです。多くの学校から千羽鶴をいただきます。一羽一羽に平和への想いがこもっています。
【本日の語り部の講話・特攻解説映像の上映時間】(所要時間:各約30分)
■語り部の講話:10時20分、13時、14時40分
■映像の上映:9時30分、11時10分、12時、13時50分、15時30分
今日から、当館隣のミュージアム知覧で4市合同企画展「黄金の郷 南薩 -日本列島最後の金山-」が始まりました。お時間のある方は、当館と併せてぜひご覧ください。
【本日の語り部の講話・特攻解説映像の上映時間】(所要時間:各約30分)
■語り部の講話:10時20分、13時、14時40分
■映像の上映:9時30分、11時10分、12時、13時50分、15時30分
知覧特攻平和会館とミュージアム知覧を見学される際には、お得な共通券があります。共通券は、どちらの施設もで購入することができます。
特に、明日からはミュージアム知覧で4市合同企画展がスタートしますので、お時間にゆとりのあるお客様は、ぜひ共通券をご利用ください。
平和会館のお隣に、ミュージアム知覧があります。武家屋敷や知覧城、かくれ念仏などについてわかりやすく紹介しています。
10月20日から12月2日まで、「黄金の郷 南薩 -日本列島最後の金山-」が開催されます。南薩の南さつま市、枕崎市、指宿市、南九州市、4市合同の企画展です。
準備の様子を拝見しましたが、見どころ一杯でした。平和会館との共通券もありますので是非、一緒にご覧ください。
平和会館の戦史資料室に陳列している写真です。知覧から西南戦争に従軍した生き残りの方々が、数十年後に撮影した集合写真です。撮影された日付は不明ですが、『知覧郷土誌』には、昭和11年(1936)10月24日に「西南の役60周年記念式」が行われたとあることから、その際に撮影されたものではないかと思われます。
平和会館の戦史資料室に陳列している、西南戦争時の軍服です。知覧から薩軍の一員として従軍した人物が、政府軍の銃弾を受け、弾丸は、右側の背中から左脇下へ貫通して、左腕から入り左手首で止まりました。服の破れや、白くなった血痕が、その時の様子を物語っています。軍服を着用していた人物は、重傷を負いながらも無事に帰郷し、喜寿を迎えて天寿を全うしました。
館内遺品室の数か所に、タッチパネル式の検索システムがあります。出身地や名前から、特攻隊員を調べることができます。また、特攻についてのわかりやすい説明も読むことができます。お越しの際には、ぜひ御利用ください。
今日も朝から晴れ渡り「天高し」といったところで、昼間は少し暑くなりそうな予感がします。さて、左写真のプレートは平和館内の飛行機の前に添えているものです。会館に展示してある「疾風」、「零戦」、「隼(レプリカ)」は、地域活性化に役立つ近代化産業遺産として、経済産業省より近代化産業遺産に認定されています。
【本日の語り部の講話・特攻解説映像の上映時間】(所要時間:各約30分)
■語り部の講話:10時20分、13時、14時40分
■映像の上映:9時30分、11時10分、12時、13時50分、15時30分
会館周辺に植栽されたキンモクセイが花をつけ良い香りがしております。
キンモクセイの香りがしてくると秋のおとずれを感じます。
今日の知覧は快晴。
青空のもと知覧にでかけてみませんか。
【本日の語り部の講話・特攻解説映像の上映時間】(所要時間:各約30分)
■語り部の講話:10時20分、13時、14時40分
■映像の上映:9時30分、11時10分、12時、13時50分、15時30分
今朝は一段と肌寒く、日に日に秋の深まりを感じます。また、修学旅行シーズンとなり、多くの修学旅行生や団体のお客様に御来館いただいております。
ある方から、自分の年齢によって、特攻の史実に向き合う時の受け止め方に変化があったという経験談を聞いたことがあります。知覧を訪れる方々にとって、実りある旅行となりますように願っております。
日曜日から昨日まで、本年度2回目の保存状態調査を行いました。資料の状態をさまざまな視点で観察して、その結果を調査カードに記していきます。紙の専門家でなくても、劣化の状態を記録していけるようなフォーマットを作ることを目指しています。左の写真は、LEDライトを斜めから当てて、紙の表面の状態を観察しているところです。
遺品室中央の飛行機「隼」の周りには、陸軍で使用された飛行機の模型を並べています。この写真は、陸軍沖縄特攻作戦において、知覧から最も多く出撃した97式戦闘機の模型です。知覧からは172機が出撃しています。2番目に多いのが1式戦闘機「隼」で、120機が出撃しました。
震洋艇のエンジンです。このエンジンは、南さつま市坊津町坊に配備されていた第123震洋隊が、終戦時に海没処分したものを京都市内にあった京都嵐山美術館が昭和54年に引き揚げたものです。復元された震洋艇とともに、平和会館で展示しています。
平和会館は、紙資料の保存に関する専門家を招いての学習や調査を行っています。今日の写真は、戦時中の紙の組成を顕微鏡で観察するために、一部を採取しているところです。といっても、このサンプル採取に用いている紙は、館の収蔵資料ではありません。同じ時代に製造された古紙を購入したものです。組成を観察することで、紙が劣化していく原因を考えて保存対策を検討しようという試みです。
平和会館では、来館者に気持ちよく見学していただくために館内外の清掃や環境美化に努めています。9月30日、台風24号が県本土に接近し、平和会館周辺は木の枝や葉が散乱しましたが、職員も早めに出勤し、三角兵舎周辺(写真は10月2日撮影)などの清掃を行いました。今回、台風25号の接近が心配でしたが、影響も少なくホッとしています。
【本日の語り部の講話・特攻解説映像の上映時間】(所要時間:各約30分)
■語り部の講話:10時20分、13時、14時40分
■映像の上映:9時30分、11時10分、12時、13時50分、15時30分
平和会館上空には青空も見えます。本日も通常通り開館しておりますので、ぜひお越しください。
【本日の語り部の講話・特攻解説映像の上映時間】(所要時間:各約30分)
■語り部の講話:13時、14時40分
■映像の上映:9時30分、10時20分、11時10分、12時、13時50分、15時30分
本日、語り部の講話は午後の2回です。
今朝は、会館の近くに落ちていた枝や落ち葉が集められている8時ごろの様子を撮影しました。今日も朝から、落ち葉を集めるブロアーの音が聞こえてきます。公園内にある平和会館周辺では、清掃管理をする方々が、朝早くから作業を行っています。何気なく見える日常の光景には、さまざまな人の手がかけられていることを感じた朝のひと時でした。
平和会館の遺品室中央に展示している、飛行機「隼」です。ここでは、2つの場面の再現展示がなされています。一つは、知覧の飛行場を出発する際に、上官や戦友に見送られる場面。もう一つは、知覧を飛び立ち、沖縄の空へ向かっていよいよ日本本土上空を離れていく場面です。背景写真の開聞岳は、知覧とは反対側から撮影されていますので、南側から見た様子が再現されているのです。
台風24号に続いて、25号が発生しており、2週連続で週末に接近しそうです(写真は地元紙朝刊の天気欄より)。週末には、知覧でも運動会などのイベントが計画されていますが、今後の台風の動きが気にかかります。
一昨日、京都府舞鶴市で開催されたICOM(国際博物館会議)舞鶴ミーティングを聴講してきました。これは、来年に京都で行われる本大会のプレイベントとして行われたもので、世界各地の博物館関係者の研究発表やディスカッションがありました。将来の博物館を考える上で示唆に富む内容が多く、有意義が一日でした。
昨日までの企画展が終了し、企画展示室では常設の展示へ模様替えを行っています。企画展示室では、企画展を開催していない期間には、平和会館の資料をわかりやすく紹介するコーナーにしています。この壁面には、遺書や手紙を活字化して読みやすくしたパネルを並べていますので、今月に御来館されるお客様には、ぜひ御覧いただきたいと思います。
台風24号が日本列島に接近し、今日から明日にかけて縦断する予報です。
知覧も早朝から強風、大雨が降っています。本日も通常通り開館しますが、非常に強い台風なので無理な外出はお控えください。
【本日の語り部の講話・特攻解説映像の上映時間】(所要時間:各約30分)
■語り部の講話:10時20分、13時、14時40分
■映像の上映:9時30分、11時10分、12時、13時50分、15時30分
今日も通常通り開館しておりますが、ご来館の際はお気を付けてお越しください。
今日は雨が降りそうなので、朝から入口脇に傘入れを準備しました。写真左が折りたたみ傘用、右が長傘用です。傘が濡れている場合は、ご入館の際は傘入れをご利用ください。
【本日の語り部の講話・特攻解説映像の上映時間】(所要時間:各約30分)
■語り部の講話:10時20分、13時、14時40分
■映像の上映:9時30分、11時10分、12時、13時50分、15時30分
台風24号が近づいています。週末に旅行を計画しているみなさま、台風情報に注意してお出かけください。なお、平和会館は、台風が最接近した場合でも通常通り開館する予定です。
開催中の企画展「特攻隊員を支えた人びと~住民が残した記録と想い~」は、9月30日まで、あと4日となりました。写真中央の展示ケースに並べれらているのは、特攻隊員と接し見送った知覧の人びとが、遺族へ宛てて書いた手紙です。手紙の内容は、特攻隊員らが知覧で人生最後の数日間をどのように過ごしたか、どのような様子であったのか、そしていつ出発したのかを伝えるものです。詳細に伝えようとする文面からは、知覧の人びとが、特攻を見送った者としての責務を果たそうとするかのような思いが伝わってきます。
知覧町内ではイチョウの木をよく見かけます。平成19年に3町が合併して南九州市となり、市の木は桜とお茶に変わりましたが、それ以前はイチョウが制定されていました。
平和会館の近くにも植えられ、銀杏の実がたくさん落ちています。例年、10月中旬頃には紅葉も始まります。
日一日と秋の近づきを実感しています。
この三連休多くのお客様にご来館いただきまして
ありがとうございます。
知覧はすごしやすい季節となっております。
会館の周りには秋を感じられる彼岸花がさいておりました。
今日は十五夜。
作物の収穫・ものごとの結実・祖先とのつながりを
連想し、それぞれに感謝し祈るようになったのが十五夜のようです。
今夜中秋の名月が見られるといいのですが。
平和会館の近くで何気なく空を見上げると、うろこ雲が広がっていて、秋の気配を感じました。
秋は旅行シーズンですが、この時期に平和会館を見学してみてはいかがでしょうか。特攻隊員の遺書、手紙などを読まれますと、きっと心に響くものがあると思います。
【本日の語り部の講話・特攻解説映像の上映時間】(所要時間:各約30分)
■語り部の講話:10時20分、13時、14時40分
■映像の上映:9時30分、11時10分、12時、13時50分、15時30分
現在開催中の企画展「特攻隊員を支えた人びと~住民が残した記録と想い~」の展示の一部です。壁面の写真は知覧飛行場周辺地域の婦人会の方々がおにぎりや手作りの料理を持ち寄り特攻隊員を慰問している様子です。下の資料はそれを示す当時の婦人会の記録です。この頃は、食料はほとんど統制になっており、知覧郷土史によると、食料の欠乏から、住民は甘藷の葉茎まで食べてしのいでいたそうです。当時の住民の特攻隊員に対する想いを想像させる資料です。
この企画展は9月30日までです。この連休にぜひお越しください。
館内のロビーに置いているコインロッカーです。左側のボックスは、大きめのリュクやスーツケースも入る大きさです。明日からの3連休で、平和会館にご来館予定の皆さまで、手荷物をお持ちの方はご利用ください。
昨日の夕方、このような装置を館内各所に設置しました。これは、館内に文化財害虫が存在しているかどうかを調べるためのトラップです。3週間ほど置いておきます。このような調査を年に4回行っています。
平和会館では昨年度から、専門家を招いて紙資料の保存状態を調べる調査を行っています。左の写真はその一場面で、紙の種類や劣化の状態を観察しているところです。戦時中の紙類は、いわゆる洋紙と呼ばれるものが多くみられ、和紙に比べて脆弱になっているものが多くみられます。このような調査を積み重ねて、保存への取組みを進めていきます。
昨日に引き続き、なでしこ部隊の話題です。これは、企画展で紹介している説明パネルの一部です。左側の写真は、知覧高等女学校の校章で、右側には、参考資料としてナデシコの花を並べています。ナデシコは、大和撫子という言葉があるように、日本女性をたとえる象徴的な花として、校章のモチーフにされていたと思われます。知覧高等女学校は、現在の知覧小学校敷地の一角にありました。
企画展で展示している、なでしこ部隊の資料です。なでしこ部隊とは、特攻隊員の三角兵舎での生活を支えた知覧高等女学校生徒らのことで、校章にデザインされたナデシコにちなみ、そう呼ばれています。
【本日の語り部の講話・特攻解説映像の上映時間】(所要時間:各約30分)
■語り部の講話:10時20分、13時、14時40分
■映像の上映:9時30分、11時10分、12時、13時50分、15時30分
企画展示室の写真です。開催中の企画展「特攻隊員を支えた人びと~住民が残した記録と想い~」は、9月30日まで開催しています。
【本日の語り部の講話・特攻解説映像の上映時間】(所要時間:各約30分)
■語り部の講話:10時20分、13時、14時40分
■映像の上映:9時30分、11時10分、12時、13時50分、15時30分
昨日ご紹介した鍋は、もう20年ほど前になりますが霧島市の史跡、隼人塚の遺跡発掘のアルバイトをしている時に作業員さんからいただいたものです。近くには海軍の第一国分基地(現在の国分駐屯地)がありましたのでそこの残骸を回収し、鍋などを作る簡易な鋳物工場が隼人町にありました。そこで作られたとのことです。日本全国の工場や鍛冶屋でこのような日用品が作られたことと思います。
写真は館内に展示してある海底から引き揚げた零戦ですが、海底にあったからこそ残りましたが地上にあったら鍋や羽釜などに変わっていたかもしれません。
【本日の語り部の講話・特攻解説映像の上映時間】(所要時間:各約30分)
■語り部の講話:10時20分、13時、14時40分
■映像の上映:9時30分、11時10分、12時、13時50分、15時30分
写真は金属製の鍋です。パッと見は、何の変哲もない古い鍋ですが、実はこれ、飛行機から作られています。何故かといいますと、戦争に負け、飛行場周辺には多くの飛行機の残骸が散乱するように残されていましたのでそれらを材料にして鍋などの日用品が作られたのです。ジュラルミンを溶かして鋳造したものや、板金を加工したものがあります。
戦時中は金属類を供出したため金属製の日用品が消えましたが、終戦とともにこのような形で家庭に戻り、戦後の復興を支えました。これらも戦争を伝える貴重な歴史資料です。
インスタグラムで「#知覧特攻平和会館」で検索をすると、館内にある「零戦」や館外にある一式戦闘機「隼」のレプリカが多くアップされています。さまざまな角度で写真を撮っていらっしゃって、そのたびに新たな発見があります。
今朝は、「零戦」を背後から、少し高いところから撮ってみました。館内は、ロビーと零戦展示室は写真撮影可能ですので、来館の際はぜひ自分だけの1枚を残してみてはいかがでしょうか。
昨日の朝、開館前の時間に、玄関テラス屋根の内側を掃除しました。形状が段々になっている部分に、蜘蛛の巣やホコリなどがたまっていましたので、長い柄のついたモップで拭き取りました。普段は上を見上げて通るような場所ではないので、何気なく通り過ぎていますが、細かいところへの目配りをしていきたいと思う今日このごろです。館の維持管理には、日常の掃除と定期的な清掃の積み重ねが大切であるということを再認識する機会となりました。
疾風展示室の写真です。これまでも試験的に温湿度を計測していましたが、本年度から3台のデータロガーを用いて、疾風の環境を計測しています。平和会館は、30年前に建設された建物で、数回の増改築を経て今に至っています。建物の構造上、温度は冷暖房装置により比較的安定させることはできますが、湿度を一定に保つことは容易ではありません。測定経過を観察しながら、少しでも良い環境で保存していける方法を探っていきたいと思います。
平和会館では、デジタル式のデータロガーとは別に、補助的に毛髪式の温湿度計を用いています。データロガーは数年前から行っていますが、左写真の毛髪式温湿度計を本年度から2台導入しました。測定の期間は、1日用・1週間用・1ヶ月用と3通りあります。現在は1週間用を使用していて、1台目は遺品室中央、2台目は零戦展示室に置いています。
日本で終戦の日と言えば8月15日を思い浮かべる人が多いと思いますが、この日は天皇陛下が玉音放送でポツダム宣言の受諾を公表した日です。連合国との降伏文書の調印は9月2日、東京湾上の戦艦ミズーリで行われています。そのため、アメリカでは9月2日をVJデー(対日戦勝利の日)としています。
調印の行われた戦艦ミズーリは退役後、記念館となり、ハワイに係留されて見学できるようになっています。艦内では2015年4月より特攻企画展が開催されています。
【本日の語り部の講話・特攻解説映像の上映時間】(所要時間:各約30分)
■語り部の講話:10時20分、13時、14時40分
■映像の上映:9時30分、11時10分、12時、13時50分、15時30分
当館のある南九州市知覧では、「『西郷どん』ありがとうキャンペーン」を行なっています。年明けから始まったキャンペーンもあと3か月余りとなりました。このチラシは当館の出口付近に置いてありますので、ぜひ手に取って知覧の街を回ってみてください。
【本日の語り部の講話・特攻解説映像の上映時間】(所要時間:各約30分)
■語り部の講話:10時20分、13時、14時40分
■映像の上映:9時30分、11時10分、12時、13時50分、15時30分
平和会館に展示してあるジオラマ模型からの話題です。8月28日記事で紹介した写真とは反対側から撮影したものです。写真の下半分ほどは、現在のサッカー場にあたります。右端中央下付近には、今も現存する給水塔が建っています。写真の左から中央奥にかけて格納庫が並んでおり、そこが現在の陸上競技場と多目的球場にあたります。
今朝は、北海道で発生した地震の報道に目が釘付けになりました。被害の全貌はまだわかりませんが、当地の皆さまのご無事をお祈りします。
この写真は、8月31日午後3時半ごろに、知覧中部の高塚山から撮影した開聞岳の写真です。同僚が撮影してきたこの写真を見て、知覧南部地域に伝わる、「開聞岳の頂上付近に雲がかかると雨になる」という言い伝えを思い出しました。事実、この翌日は強い雨が断続的に降りました。自然災害を予測することは不可能ですが、地域に伝わることわざや古老の言葉の中にある、気象に関する言い伝えを再認識したいと思うに至った、一枚の写真です。
この写真は、一昨日の記事で紹介した着陸訓練施設の一部で、平和会館のすぐ近くにあります。着陸側のワイヤーを巻き上げる施設で、コンクリートで造られています。平和会館との位置関係は、写真の右奥に知覧文化会館、中央奥に平和会館、左奥にミュージアム知覧があります。現在、国の登録有形文化財に登録されています。
日本列島に台風が接近しています。暴風・強風域にかかる地域の皆さまの、台風被害の少ないことをお祈りします。さて、昨日の朝、同僚と空模様の話題があがりました。特攻隊員らにとって、春から夏の雲はどのように映っていたことだろうという話をしていたところでしたが、事務所の本棚にある『積乱雲』という書籍が目にとまりました。特操二期会という学徒出身の特別操縦見習士官の生き残りの方々が昭和57年に発刊した冊子です。戦没者の遺稿や遺族の思い出、会員の回顧録などが掲載されています。積乱雲が、当時のパイロットにとってどのような存在だったかはわかりませんが、回想する象徴として用いられている事例です。
平和会館に展示してあるジオラマ模型からの話題です。写真の右奥から左手前にかけて、ワイヤーに吊るされたグライダー飛行機が滑空しています。これは、知覧の飛行学校で行われた、着陸訓練の様子を再現したものです。当時の飛行機のタイヤは、前方に2個、後方に1個の3点をほぼ同時に地面につけて着陸をしていたそうで、そのための角度やタイミングを練習していたようです。着陸訓練の施設の一部は、平和会館の近くに現存していますので、後日ご紹介します。
平和会館では、平日と休日では語り部の講話が行われる時間が異なります。また、休日にだけDVDを上映しています。
DVDの上映 9:30~、11:10~、12:00~、13:50~、15:30~
語り部の講話 10:20~、13:00~、14:40~
昨年9月1日からはじめた「今日の平和会館」。本日でまる1年。
多くのみなさまにご覧いただき、応援のお声をいただいております。
誠にありがとうございます。
これからも毎日、会館の様子を紹介してまいりますので応援よろしくお願いいたします。
今日の画像は会館ロビーに展示している 藤城清治影絵「平和の世界へ」です。
「この影絵を静かに見ていただき、みなさまの心の中に何か日本の良さ、生きている喜びをこの中から受け止めて、やっぱり生きていることは良かったと感じてもらいたい。」と藤城清治氏は語っておられます。
8月も今日で最後。
夏の風物詩のひとつ入道雲。
夏休みよく変化する入道雲を眺めるものでした。
今日の知覧は雲がよく流れております。
お子様・お孫様の絵日記の素材に夏の雲を提案してみてはいがかでしょうか。
現在開催中の企画展「特攻隊員を支えた人びと~住民が残した記録と想い~」では、特攻隊員が出撃間際をどう過ごしていたのか、知覧飛行場周辺で生活していた住民が書き残した資料から知ることができます。飛行場への空襲も激しいなかで、地域の人々にとって特攻隊員はどんな存在だったのか、残された資料から読み取ってください。
今年2月に東京で、3月~4月に当館内で開催した穴澤利夫大尉の企画展を、来年1月に大阪で開催するよう準備を進めています。詳細が決まり次第このHPでもご案内いたします。関西方面の方はぜひご覧ください。
左の写真は、平和会館に展示しているジオラマ模型を撮影したものです。陸軍大刀洗飛行学校知覧分教所のころを再現しています。写真の右側に格納庫があって、写真中央から手前に練習用の飛行機が並んでいます。この場所が現在の、知覧平和公園多目的球場になっていて、週末になるとソフトボールの大会等が行われています。
左の写真は、開催中の企画展「特攻隊員を支えた人びと」で紹介している写真の一部をクローズアップしたものです。これは、飛行場跡周辺の婦人会の方々が特攻隊員の慰問に訪れた際に撮影されたものです。竹製の籠などに、食べ物が盛られている様子がわかります。どのような料理かは推測の域を出ませんが、握り飯や卵、煮しめなどではなかったかと思われます。この周りに隊員らが車座になって座り、その周りに婦人会の方々が立ち並んで見守っている構図です。
児童生徒にとっては、夏休みも終盤戦となり、自由研究は何にしようか困っている方もいるかと思います。
平和会館には、第二次世界大戦の沖縄戦で特攻戦死された隊員の遺品や遺書などを展示してあります。なぜ戦争が起こったのか、なぜ特攻作戦を行ったのかなど調べてみませんか。また、ご家族で平和会館を訪れて、平和のために私たちは何をすべきか、考える機会にしていただければ幸いです。
【本日の語り部の講話・特攻解説映像の上映時間】(所要時間:各約30分)
■語り部の講話:10時20分、13時、14時40分
■映像の上映:9時30分、11時10分、12時、13時50分、15時30分
大阪、名古屋、東京で、中学校、高校の修学旅行担当の先生方に、九州管内の施設等を紹介する説明会が開かれ、当館も参加させていただきました。
現在も多くの中学生、高校生が来館され、同じ世代の若者たちが73年前に生きた足跡を知り、様々な感想を寄せて下さっています。ぜひ平和学習の施設として修学旅行の行程に含めてくださいますようお願いいたします。
【本日の語り部の講話・特攻解説映像の上映時間】(所要時間:各約30分)
■語り部の講話:10時20分、13時、14時40分
■映像の上映:9時30分、11時10分、12時、13時50分、15時30分
いまベストセラーになっている、矢部太郎さんの「大家さんと僕」をご存知でしょうか?そのモデルとなっている「大家さん」が亡くなったと、今朝のニュースで伝えられていました。実は、この本で当館にいらっしゃったときのエピソードが描かれています。今日は、そのエピソードにちなんで写真を撮ってみました。故人のご冥福をお祈りいたします。
昨日は台風19号の接近により強風が吹いておりましたが、当地では目立った被害はなく落ち着いていますが、台風が直撃し被害にあわれた方々のご苦労をお察しいたします。また、台風20号も西日本へ接近しています。台風情報に注意したいと思います。
さて、この写真は、平和会館前の通路沿いの一角です。ここは、平和会館の前身である特攻遺品館が建っていた場所です。この右側には護国神社参道があります。
今朝は台風19号の被害がないか、会館周辺を職員総出で見て回りました。倒木があったり、たくさんの木の枝や葉が落ちたりしていました。風が落ち着き次第、またあらためて確認に回る予定です。
なお、平和会館は通常通り9時から開館します。まだまだ風が強いので、ご来館の際はくれぐれもお気を付けてお越しください。
平和会館では、ロビーと零戦展示室とでのみ、写真を撮影することができます。零戦展示室では、多くのお客様が、この写真のようなアングルで撮影されているのをよく見かけます。
この写真は、知覧平和公園のグラウンドの今朝の様子です。この場所で、土曜日・日曜日に、九州国体のソフトボールの熱戦が繰り広げられていました。この場所は、かつてパイロットを養成する学校、大刀洗陸軍飛行学校知覧分教所があった時代に、飛行機の格納庫があったところですが、昭和20年3月の空襲で格納庫一帯は破壊されました。このグランドには、そんな歴史がつまっています。
平和会館の前にある「平和の鐘」です。朝、開館準備を行う中で、鐘をついて鐘の状態を確認していますが、鐘の音色を聞くとさまざまな思いにかられます。
平和会館のある知覧平和公園では、今日から国民体育大会の九州ブロック大会が開催されていて、多くの選手たちが集まっています。朝から大きな掛け声が響き、73年前には知覧飛行場があったこの地でスポーツの大会が行われるということで、あらためて平和をありがたさを感じます。
【本日の語り部の講話・特攻解説映像の上映時間】(所要時間:各約30分)
■語り部の講話:10時20分、13時、14時40分
■映像の上映:9時30分、11時10分、12時、13時50分、15時30分
先月から始まった企画展「特攻隊員を支えた人びと」(~9月30日)は好評開催中ですが、お盆の期間は小学生・中学生を対象にした当館専門員による特別解説を行っています。子どもたちにわかりやすい言葉と表現で、展示についてのお話ししています。特別解説は明日まで行っていますので、お時間があればぜひご参加ください。(午後1時30分~)
時折、来館者の方が一生懸命に遺影や遺書を探している姿を見かけることがあります。
そのようなときにぜひご利用いただきたいのが、隊員情報を検索できるシステムです。都道府県や市町村別の出身者を検索することができ、お写真等がある場所を調べることができます。また、遺書やお手紙を検索できるシステムもありますので、ご来館の際はぜひご利用ください。
今日は、知覧文化会館で「平和へのメッセージfrom知覧 第29回スピーチコンテスト」が開催されます。今年の記念講演は、TVで活躍中のモーリー・ロバートソンさんです。全国から選ばれた出場者のスピーチを聞きに、ぜひお越しください。
時 間:午前9時~午後1時
場 所:知覧文化会館(※知覧特攻平和会館となり)
入場料:無料
台風15号が近づいてきています。明日のスピーチコンテスト開催を控え、昨日から台風情報とにらめっこをしています。当地は本日も晴天で明日のコンテストの開催も問題はなさそうですが、出場者の皆さんは空路等で今日移動していらっしゃるので、とても心配です。また、最近は大雨などの被害も多いので、台風の影響がないことを祈るばかりです。
今朝7時半ごろの平和会館上空の空です。建物の後ろには、夏らしい雲が広がっています。早朝から強い日差しが照りつけていますが、そよ風があるため木陰にいると涼しく感じられます。蝉しぐれがこだまして、夏真っ盛りといったところです。
さて、明後日8月15日には、平和へのメッセージfrom知覧、第29回スピーチコンテストが知覧文化会館で開催されます。地元の方々や、お盆休みで帰省中または観光で鹿児島を訪れている皆さま、ぜひ会場へお越しください。
昨日、開催された「平和を語り継ぐ夕べ」の模様です。
岡平健治さんのライブでは後ろに展示されている零戦が幻想的にライトアップされました。
多くの方にご来館いただき感謝しております。
【本日の語り部の講話・特攻解説映像の上映時間】(所要時間:各約30分)
■語り部の講話:10時20分、13時、14時40分
■映像の上映:9時30分、11時10分、12時、13時50分、15時30分
いよいよ「平和を語り継ぐ夕べ」当日を迎えました。写真は、昨日の零戦のライトアップの仕込み途中の一コマ。本番は、またさらに違う姿になりますので、お楽しみにしてお越しください。
【本日の語り部の講話・特攻解説映像の上映時間】(所要時間:各約30分)
■語り部の講話:10時20分、13時、14時40分
■映像の上映:9時30分、11時10分、12時、13時50分、15時30分
【夜の特攻解説映像の上映時間】(所要時間:約30分)
18時45分、19時15分、19時45分、20時15分
◆ 岡平健治ライブ 19時30分予定(早めにお越しください。)
昨晩も引き続き、「平和を語り継ぐ夕べ」の準備でフッペル社のピアノの調律を行いました。作業の後、外はすっかり暗くなった中、零戦の部屋だけ電気をつけてみました。写真の零戦もあまり見ることがない姿かと思いますが、当日は趣向を凝らした照明になる予定ですので、ぜひ足をお運びください。
今週は、土曜に開催する「平和を語り継ぐ夕べ」の準備を進めています。
昨日は、閉館後に会館周りの照明の点けてみました。大したことではないように感じられるかもしれませんが、通常は17時閉館なので普段この灯りが点くことはないため、かなりレアな光景かもしれません。
夜の会館がどんな風に見えるのか、ぜひその目で確かめに来てみてください。
昨日の開館前、ロビーに展示してあるフッペルのピアノの向きを調整しました。これは、週末に行う「平和を語り継ぐ夕べ」に向けての準備です。普段は展示のみですが、この日はライトアップされた零戦をバックにどのような音色を奏でてくれるのか、いまから楽しみです。
今日は、姶良市姶良中央公民館で開催中の証言記録展「藤野道人軍曹の戦死~その実相を追って~」を見学してきました。藤野軍曹は、昭和20年4月22日に知覧から出撃して徳之島の母間沖で墜落しています。この展示会では、母間出身の元小学校教諭の方が、7年にわたり集めた地元の証言から、水彩画57枚に文章とイラストにまとめた作品を紹介していました。また、戦後の物資の乏しい時代に、不時着した飛行機の機体などから金属(ジェラルミン)を採集して再利用された煙草盆、ひしゃく、ランプ、すり鉢、洗面器なども展示されていました。
今朝ふと上を見上げると、緑の葉が生い茂っていた桜の木に黄色い葉がちらほら見受けられるようになってきました。会館へ向かうアプローチにも毎朝たくさんの葉が落ちていて、開館前の清掃は欠かせません。植物を見ると、季節のうつろいをひしひしと感じます。
それでもまだまだ暑い日が続きます。くれぐれも熱中症には気を付けて、ご来館ください。
この画像は昨日夕方の鹿児島上空の画像です。
「観天望気」という言葉があります。
雲や自然現象などから天気の変化を予測することです。
最近の天気予報はスーパーコンピューターを利用し正確な予報が出されており簡単に明日の天気の情報を得ることが出来ます。
夏休み親子で雲や自然現象を観察し、明日の天気を予想してみませんか。
今朝のNHK「おはよう日本」で、落語家の桂竹丸さんの特攻にまつわる落語「ホタルの母」が取り上げられていました。落語ならではの語り口を挟みつつ、特攻や戦争について語られるものでした。番組で取り上げられていた写真は、館外にあるモニュメントにも使われているので、ご来館の際は館内と併せてご覧ください。
【本日の語り部の講話・特攻解説映像の上映時間】(所用時間:各約30分)
■語り部の講話:10時20分、13時、14時40分
■映像の上映:9時30分、11時10分、12時、13時50分、15時30分
昨日に引き続き、撮影された場所の特定作業を話題にします。左写真は、瀬世稲荷神社跡地(昭和16年移転)から東側を向いて撮影したものです。いくつかの状況証拠から、霜出国民学校児童と特攻隊員が集い写真撮影をしたのは、この付近のどこかではないかという推論にたどり着きました。すなわち、①学校や司令部からほど近いこと、②神社跡地という厳かでかつ広い空き地があったこと、③背景に映る川や山並みがおおむね一致することが挙げられます。同時刻に写されたとみられる別な写真では、特攻隊員にビール瓶を傾ける中福良国民学校長の後ろに霜出国民学校児童が並んで腰を下ろしていますが、こちらは左写真の反対側、社殿跡地の方向を向いて撮影されたのではないかと思われます。
左写真中の、両手で持っている色黒写真は、開催中の企画展「特攻隊員を支えた人びと」で紹介している写真です。特攻隊員と、地元の霜出国民学校(現霜出小学校)の児童が一緒に並んでいます。当時、報道班員が撮影したものです。
この写真が、知覧飛行場周辺のどの場所で撮影されたのかを調べています。数年前から関係者等にたずねていますが、はっきりとした場所までは伝わっていませんでした。そこで、地形やバックに写る景観から現地を歩いて再検討しています。
零戦展示室の、零戦機体の下に展示している、乙式一型偵察機の木製プロペラです。「大正14年5月」「日本楽器會社製作」と彫られています。大正14年は西暦1925年ですので、今から93年前に製造されたものです。日本楽器會社(会社)とは、後にヤマハ株式会社やヤマハ発動機となる楽器メーカー。現在の感覚からすると、楽器と飛行機とかけ離れている気もしますが、ピアノなどの木製楽器を製作する精密な技術が、プロペラ製作に応用されていたようです。産業の歴史を感じる一品です。
零戦展示室の写真です。平和会館の館内は、基本的には写真撮影を禁止していますが、昨年の秋から、この部屋とロビーでの撮影をすることができるようになっています。
台風12号が接近しています。雨が降っていますが、風は吹いていません。当館へお越しになる際には、お気をつけておこしください。
全国の多くの地域で、小・中・高校は夏休みに入っていますが、当館では、夏休み期間中に企画展「特攻隊員を支えた人びと」(7月23日~9月30日)や、「平和を語り継ぐ夕べ」(8月11日)、「平和へのメッセージfrom知覧スピーチコンテスト」(8月15日)などのイベントを開催します。
なお、企画展では、8月13日から18日まで専門員による特別解説も行い、小・中学生にも知ってもらえるよう心がけ、見どころを詳しく紹介します。
この機会に、ご家族で来館し、平和の尊さや命の大切さなどを学習してみませんか。
■語り部の講話:10時20分、13時、14時40分
■映像の上映:9時30分、11時10分、12時、13時50分、15時30分
この写真は昨日、施設内に迷い込んだ幼いスズメです。
狭い隙間の中に入り込み鳴き声は聞こえるのですが助け出すことがとても困難な状況の中、外ではずっと親鳥が鳴いておりました。
夕方、設備の一部を取り外し、やっと無事救出することができました。
救出できた幼い鳥を放すとすぐに親鳥が迎えに飛んできました。
ほぼ一日お互いが見えない状況の中 鳴き続けた後
親子が再会できた瞬間でした。
館内ロビーにフッペル社のピアノを展示しています。そのピアノを使ったアコースティックミニライブが8/11(土・祝)の「平和を語り継ぐ夕べ」開催時に行われます。普段は演奏されることのないピアノですが、この日は特別にその音色を聴くことができます。
貴重なこの機会ですので、皆さまぜひお越しください。
暑い日が続いています。熱中症にならないように、注意したいものです。平和会館売店では、冷たいペットボトル茶・水を販売しています。ただし、館内では飲食禁止で、飲料可能な箇所は売店付近のみとしています。展示室内に持ち込む際には、バッグや袋などに入れてお入りください。
会館内はほぼバリアフリーではありますが、段差がある場所が一カ所あります。左の写真は、館内右奥にある視聴覚室へ向う入口付近です。車イスをご利用のお客様には、このようなスロープを使って上り下りしていただいております。構造上やや勾配があるため、ご不便をおかけしますが、補助者の方にお手伝いいただいた方が安全かと思います。また、会館スタッフへ遠慮なくお声がけください。
平和会館には、小中学生向けのリーフレットがあります。大人用のリーフレットにフリガナを付けただけ、というわけではありません。「世界平和を願って」「展示資料のご案内」「特攻とは・・・」のトピックスに加えて、館内配置図や周辺の戦争遺跡の案内図で構成されています。むしろ、大人用のものよりも説明してある事項が多いため、高校生以上の方にとっても興味深いかもしれません。入口付近に置いてありますので、ぜひ手にとってお目通しください。
夏休みに入り、小学生ぐらいのお客様が増えてきました。昨日は、小学生とその母と思われる親子連れのお客様が、左の写真の説明パネルの前で、熱心にノートにメモをとっている姿が見られました。
このコーナーでは、特攻作戦に至るまでの戦争の経過や、沖縄航空特攻作戦に関係する飛行場の位置、知覧基地に残る戦争遺跡などを説明しています。
知覧のまちは昨夜、時折り雨が降りしきる中でしたが、知覧ねぷた祭りの熱気に包まれていました。一夜明けた今朝は、雨も風もやんで代わりにセミの鳴き声が聞こえています。さて、左の写真は平和会館横の三角兵舎復元建物の朝の様子です。三角兵舎とその隣の特攻観音堂は、毎朝7時半ごろに開錠しています。この夏、知覧に宿泊される際には、早朝の戦跡めぐりもオススメです。
■語り部の講話:10時20分、13時、14時40分
■映像の上映:9時30分、11時10分、12時、13時50分、15時30分
来週の23日から新しい企画展がスタートします。
特攻隊員を支えた人びと ~住民が残した記録と想い~
特攻隊員が知覧基地に前進し、出撃を待機した数日間、地元住民との接点もありました。住民の方が隊員の最後の様子を遺族に伝えた手紙などが残されています。見送った側の資料を通して、その時代の空気を感じていただければと思います。
【本日の語り部の講話、特攻解説映像の上映時間】(所用時間:各約30分)
■語り部の講話:10時20分、13時、14時40分
■映像の上映:9時30分、11時10分、12時、13時50分、15時30分
昨日7月19日は、73年前に陸軍沖縄航空特攻作戦で最後に出撃した日です。台湾の飛行場から、午後4時30分に2機、午後5時5分に4機が沖縄の敵艦船群へ突入しました。陸軍においては同日をもって、3か月にわたる沖縄への特攻作戦は終わりを告げることになります。
先日、平和会館の職員数人で、屋根に登って雨どいの掃除をしました。雨どいにたまっていた、杉の葉などを取り除きました。我々の作業は1時間ほどでしたが、それでも照りつける日差しや屋根表面からの照り返しで、とても暑く感じました。一方で、集中豪雨の被災地で片付け作業を行っている方々のご苦労をあらためてお察しします。
左の写真は、屋根の上から正面玄関の方向を撮影したものです。写真の奥に、知覧飛行場の跡地が広がっています。
昨夜、閉館後に企画展示室の撤収作業と、次回の企画展設営作業を行いました。展示を担当した学芸員としては、期間終了時には名残り惜しさと一抹の寂しさを覚えます。
さて、次回の企画展は、知覧の人々と特攻隊との関わりをテーマにした内容です。すでに一部の説明パネルは、展示室の壁に設置しております。夏休み中には、小中学生を対象にした展示説明も計画しておりますのでご期待ください。
企画展「出撃直前の遺書」は、昨日までで終了しました。期間中にご来場いただいた皆様、ありがとうございました。本日の閉館後に、撤収作業を行います。
暑い日が続いておりますが、集中豪雨被害地の関係者の皆さまのご苦労をお察しいたします。一日も早く日常が戻りますよう、お祈りいたしております。
今朝、平和会館の玄関に綺麗な蝶(蛾?)が舞い降りて、掃除スタッフの手が止まりました。しばらく休んで再び舞い上がりました。今日も暑くなりそうです。空調を効かせてお待ちしております。
※図鑑で調べたら「ミヤマカラスアゲハ」と判明しました。
【本日の語り部の講話、特攻解説映像の上映時間】(所用時間:各約30分)
■語り部の講話:10時20分、13時、14時40分
■映像の上映:9時30分、11時10分、12時、13時50分、15時30分
先日、「『今日の平和会館』をいつも見てます」とおっしゃってくださるお客様にお会いすることができました。開始してから約10か月。初めてお声掛けいただいたので、会館職員一同、嬉しい出来事でした。皆さまにもっと平和会館を知っていただけるよう、がんばっていきたいと思います。
【本日の語り部の講話、特攻解説映像の上映時間】(所用時間:各約30分)
■語り部の講話:10時20分、13時、14時40分
■映像の上映:9時30分、11時10分、12時、13時50分、15時30分
9日から情報解禁となりましたが、当館では8/11(土)に「平和を語り継ぐ夕べ」と題して、夜間開館を行うことになりました。通常は9:00~17:00までの開館ですが、この日は17:00で一度閉館し、18:30~21:00まで開館します。
写真は、当日だけのライトアップ展示のテスト時の四式戦闘機「疾風」の様子です。いつもとは違う暗闇に浮かび上がるような姿をご覧いただけると思いますので、ぜひお越しください。
平和会館では、タブレット型の音声ガイドを貸し出しています。1台のレンタル料は200円です。館内35か所で説明を、イヤホンで聞くことができます。全ての説明を聞きながら見学すると、1時間ほどかかりますが、展示パネルでは表示していない説明を聞くことができますので、お時間にゆとりのあるお客様はぜひご利用ください。
平和会館に展示してある、当時の写真の一つです。知覧飛行場に最も近い霜出国民学校(現霜出小学校)の児童と教師が、飛行場を見学に訪れた際に撮影されたものです。ここに映る特攻隊員は、沖縄へ向けて飛び立った際に、霜出国民学校上空を旋回してから南の空へ向かったそうです。
さて、この写真が撮影された場所はどこなのか?関係者などに尋ねても、証言からは大まかな範囲までしか特定できていません。そこで、奥に映る山並みなどの地形から推測して絞り込み、現場での照合作業を行います。
館内の一角に、折鶴を糸で束ねた千羽鶴がかけられています。これは、修学旅行や団体旅行などのお客様からいただいたものです。特攻隊員として亡くなった方々をしのび、平和への祈りが込められています。小さな折り紙で、鶴を折るためには、細かい作業を一つ一つ丁寧に行ったことでしょう。平和への祈りを千羽鶴に込めるのは、広島の原爆被害で亡くなった方のエピソードに由来すると聞いたことがあります。とはいえ、幾多の人々の手によって一つの作品に祈りや願いを込めるのは、戦時中に行われていた千人針の風習にも似ていると感じます。
昨日に引き続き、豊玉姫神社六月燈の水車カラクリの話題です。この写真は朝方に撮影したものですが、フラッシュをたかずに写したので、夜の上演時の雰囲気に近いものがあります。舞台上の中央と右端には西郷どん。その後ろでは示現流の稽古をする若侍。左側の鹿児島城御楼門の前には馬上の島津斉彬と篤姫。これらの人形たちが、水車動力のカラクリ仕掛けで動き出します。さて、平和会館にも、西郷どんに関連した資料として、西南戦争に従軍した知覧士族の軍服を展示しています。平和会館を見学した後は、豊玉姫神社にお立ち寄りいただき、ここでしか見られない知覧の水車文化をお楽しみください。
平和会館の近くにある豊玉姫神社で、六月燈が始まりました。毎年7月、鹿児島の神社では燈籠を飾りたてる「六月燈」と呼ばれる夏祭りが催されますが、豊玉姫神社の六月燈では、水車カラクリという少し変わった民俗芸能が伝わっています。神社前を流れる用水路にかけられた水車を動力源にして、舞台の上で十数体の人形が動き回るものです。今年の演目は「西郷どん」。今日と明日の二日間にわたって上演されていますので、平和会館にお越しのお客様も、この機会に豊玉姫神社にお立ち寄りされてはいかがでしょうか。豊玉姫神社には、地元の出征兵士の家族らが無事を祈って参拝に訪れていたそうです。もしかすると特攻隊員の方々も、参拝に訪れていたかもしれません。
来週の7月16日(祝)まで、企画展「出撃直前の遺書 特攻隊員が最期に伝えたかったこと」を開催中ですが、残り1週間余りとなりました。特攻隊員の遺品の中から、知覧基地で出撃直前に書かれた、18人の遺書・手紙・日記などを展示していますので、是非この機会にご覧ください。
【本日の語り部の講話、特攻解説映像の上映時間】(所用時間:各約30分)
■語り部の講話:10時20分、13時、14時40分
■映像の上映:9時30分、11時10分、12時、13時50分、15時30分
昨夜から雨が降り続いています。朝方は強く降っていましたが、8時頃には弱い雨に落ち着いています。各地で、大雨による土砂災害等の被害が心配されていますが、甚大な被害が起きないことを祈るばかりです。
【本日の語り部の講話、特攻解説映像の上映時間】(所用時間:各約30分)
■語り部の講話:10時20分、13時、14時40分
■映像の上映:9時30分、11時10分、12時、13時50分、15時30分
平和会館の玄関口付近を内側から撮影した写真です。当館では、入口と出口はそれぞれ専用の自動ドアになっていて、別々になっています。これは、団体のお客様など一度に大人数が入館する際に、館を出られるお客様との混雑を避けるためのものです。
スピーチコンテスト本選の期日が近づいてきました。コンテストは、一か月半後の8月15日、9時から13時まで、平和会館に隣接する知覧文化会館で開催されます。
中学生・高校生・一般の部の各部門から、一次審査・二次審査を通過した各4名が登壇してスピーします。会場にはどなたでも入ることができますので、8月15日前後に鹿児島観光や帰省をお考えの方、ぜひ知覧へお越しいただければ幸いです。(写真は、昨年のスピーチ内容をまとめた冊子です)
平和会館の入口付近に、貸出し用の車イス3台とベビーカー2台を置いています。数に限りはあるため先着順にはなりますが、ご利用いただけます。
台風7号が九州南部の西方会場を通過中です。平和会館周辺でも、断続的に強い風が吹き雨が降っています。飛行場跡一帯は、普段から風の強い土地がらですが、今朝もその傾向を感じさせられました。
平和会館の入口近くにある石碑を紹介します。正面には、
「帰るなき機をあやつりて征きしはや 開聞よ 母よ さらばさらばと」
と刻まれています。この碑は、昭和63年に知覧短歌会の歌誌『にしき江』同人有志らが建立したものです。
仕事柄、7月、8月の新聞は特に目が離せません。写真は昨日の新聞ですが種子島沖に沈む97式艦上攻撃機が紹介されています。地元のダイバーが調査を進める中で遺骨が残されている可能性が判明し、厚生労働省の職員が現地を視察したという内容です。
戦時中は空中戦や機体のトラブルなどによって多くの飛行機が墜落しています。陸上であれば慰霊碑などが建立されているところもありますが海中であればそうもいきません。遺骨の調査や所属部隊、来歴が判明することを願っています。
【本日の語り部の講話、特攻解説映像の上映時間】(所用時間:各約30分)
■語り部の講話:10時20分、13時、14時40分
■映像の上映:9時30分、11時10分、12時、13時50分、15時30分
6月も今日まで。
関東甲信地方は梅雨明けしたようですが今日の知覧は曇り空です。
この画像は知覧特攻観音堂前に咲くあじさいです。
あじさいの花言葉の一つに「家族の結びつき」があります。
隊員たちも当時基地周辺に咲くあじさいを見てふるさとのことを想っていたことでしょう。
今朝は、平和会館前の木々の間からセミの鳴き声が鳴り響いていました。夏の気配を感じる季節ですが、昭和20年の今ごろは、国民は本土決戦への危機感を募らせていたことでしょう。某図書館で閲覧した少年少女向けの雑誌には、敵戦車に対して隠れて攻撃する方法などが紹介されていました(『週刊少国民』6月24日号P4-5)。義勇兵役法により15~60歳の男子、17~40歳の女子に義勇兵役義務が課せられていたわけですが、雑誌には、「この年齢に達しない少国民の皆さんも、志願によって義勇兵に採用されることもあり、」などの記述も見られます。
平和会館に隣接する護国神社敷地の一角に、西南戦争に知覧から出征して戦死した方々の招魂塚があります。慰霊碑の手前両側には、戦死した方々の戦死年月日、戦死場所などが記されています(今日の平和会館6月14日記事参照)。NHK大河ドラマでは、西郷隆盛が主人公。幕末から明治に至り、西南戦争がどのように描かれていくのか気にかかるところですが、身近にある関連史跡にも、目を向けたいと思います。
三角兵舎の寸法に関する話題です。当時、知覧で特攻隊員として待機していた椿恵之氏の著書『消耗人間』(昭和31年刊行)には、三角兵舎は幅約4メートル、長さ約20メートルで、黒土の土間の通路の両側に一畳幅の高さ2尺くらいの床があり、天井の中央部と両側の3ケ所に電灯がぶら下がっていたことなどが描写されています(p154)。南九州市教育委員会が行った三角兵舎跡の発掘調査では、幅約4メートル、長さ約30メートルの兵舎跡が見つかっています(南九州市教委2015発掘調査報告書『知覧飛行場跡』)。平和会館横にある三角兵舎は、上記の寸法よりも幅は一回り大きく、長さは半分ほどで想定復元されています。
戦史資料室に展示している、従軍記念盃です。明治時代後半から昭和初期にかけて、軍人として召集されて出征した人が、無事に満期を終えて故郷に帰ることができた際に、凱旋記念や除隊記念として、見送ってくれた関係者に配布したものです。
時は迫れり!!
昭和20年8月に米軍が知覧上空で撒いたビラです。時計にみたて文字盤には日本軍が撤退、全滅した島が折れた日章旗と共に書かれています。
11時に位置する沖縄の旗も折れ、次は日本本土の旗が折れる番だとの意味を表しています。
73年前の今頃は乾坤一擲の本土決戦に望みをかけ、国力を絞り出して準備を進めている頃です。
このビラは戦史資料室に展示してあります。
73年前の6月23日は、太平洋戦争で沖縄における組織的戦闘が終了した日です。その前日に出撃し特攻戦死された三重県出身の浜田齊少尉は次の辞世を詠んでいます。
つばさ散り 操縦桿は折るるとも 求めて止まじ 沖縄の海
【本日の語り部の講話、特攻解説映像の上映時間】(所用時間:各約30分)
■語り部の講話:10時20分、13時、14時40分
■映像の上映:9時30分、11時10分、12時、13時50分、15時30分
6月23日は、沖縄県が制定している「慰霊の日」です。73年前の今日、沖縄戦で旧日本軍の組織的な戦闘が終結した日です。
知覧をはじめ、各地の飛行場から多くの若者が出撃した航空特攻、菊水作戦は、アメリカ軍の沖縄への侵攻を防ぐために行われたものでした。大規模な航空特攻作戦も、6月22日をもって終了します。今日は、沖縄の陸や海で繰り広げられた73年前の出来事に、思いを馳せたいと思います。
昨日、一昨日は雨が降っていましたが、今朝は朝から曇空です。平和会館の周りでは、数種類の小鳥のさえずりが聞こえています。
昨日の夕方、平和会館内の各所に左写真のような2種類のトラップを、専門業者の担当者と一緒に設置しました。これは、館内にどのような文化財害虫が侵入しているかを調べるためのものです。左の紙製のボックス内部と、右側のプラスチック製のケースの下には粘着フィルムがあり、ここで捕獲する仕組みです。約3週間後に回収して分析します。
当館学芸員が、6月16・17日に高知市で開催された文化財保存修復学会第40回大会に参加してきました。ポスターセッションの部では、「知覧特攻平和会館における昭和10年代の紙資料保存の取組み」と題して発表。昨年から行っている、紙資料の保存状態調査について報告しました。文化財保存に関する研究者や、修復家、学芸員、関連業者の方々などと情報交換をして交流することができました。
今朝7時ごろは、叩きつけるような強い雨が降っていましたが、8時ごろには落ち着いています。終日雨の予報です。ご来館予定のお客様、お気をつけてお越しください。
6月も半ばを過ぎました。73年前の今頃は沖縄守備隊の日本軍はほとんどやられてしまい沖縄南部で最後の抵抗を行っています。
そして、日本各地も激しい空襲にさらされています。戦争が終わった8月が近づくと新聞やテレビでは戦争に関する特集が多く組まれます。
そのような特集を通して、身近な戦争の歴史に気が付いていただけたらと思います。
この写真は平和会館の屋外展示飛行機「隼」です。
2007年に公開された映画「俺は君のためにこそ死ににいく」の撮影のために実寸大で精巧に製作されたものです。
この屋外展示飛行機のみどころの一つを紹介します。
使用感をだすため特殊な汚しの塗装を施してあります。
近くでこの飛行機の塗装技法をご覧になってみませんか。
平和会館正面にはツツジが植えられております。
春にはきれいな花が咲き訪れる方々を迎えておりました。
先日メンテナンスの剪定作業が行われ植込みもすっきりしました。
梅雨をすぎると来年の花芽が作られます。
【本日の語り部の講話、特攻解説映像の上映時間】(所用時間:各約30分)
■語り部の講話:10時20分、13時、14時40分
■映像の上映:9時30分、11時10分、12時、13時50分、15時30分
平和会館周辺には全国から思いを寄せられた石灯籠が建っております。
会館に向かう街路約7kmの沿線沿いや会館の建つ平和公園内などその数は1290基です。
この写真は知覧特攻観音堂裏の写真です。
先日ボランティアによる燈籠磨きが行われました。
多くのみなさまの思いにより保たれております。
平和会館に隣接する護国神社敷地の一角に、西南戦争に知覧から出征して戦死した方々の招魂塚があります。昭和40年にこの場所に移転したもので、それまでは、江戸時代に知覧島津家(佐多氏)の菩提寺があった西福寺跡にありました。
それまでは、遺族により例祭や六月燈が催され、戦後80年の昭和32年までは、節目の年忌ごとに相撲・弓道大会や花火を打ち上げて戦没者の霊をなぐさめていたそうです。
遺品室中央の風景です。以前の比べると、館内がやや薄暗く感じる方もいらっしゃると思います。館内の照明については、資料保存の観点などから、昨年の秋から一部を見直しております。
今日は晴れて、梅雨の中休み。
平和会館には多くのお客様が来館されております。
周辺には貴重な戦跡も残っております。
心地よい梅雨の晴れ間、周りの戦跡もぜひご覧ください。
今朝は曇り空ですが、少し乾いた空気を感じます。出勤時には、小鳥のさえずりが賑やかに聞こえていました。平和会館とミュージアム知覧の間に、大きな楠があります。どうやら、小鳥のさえずりは、その枝の間から聞こえていたようです。
館内には特攻隊員を紹介する場所として1~9コーナーまでありますが73年前の今頃は沖縄の守備隊はほぼ壊滅し、特攻作戦も縮小されつつある時期で最後の9コーナーにあたります。6月11日に万世飛行場(現:南さつま市)から出撃された隊員の遺書を紹介します。
澁谷健一中佐(第64振武隊長)※お子さんに宛てた遺書の一文です。
寂しがりやの子に成るべからず。母あるに在らずや。父も又幼少に父母病に亡くなれど決して明さを失なはずに成長したり。まして戦に出て壮烈に死せすと聞かば日の本の子は喜こぶべきものなり。父恋しと思はば空を視よ。大空に浮ぶ白雲に乗りて父は常に微笑て迎ふ
隊員には1人1人、人生のエピソードがあります。それを掘り起し、記録に残して伝えていけたらと思っています。
【本日の語り部の講話、特攻解説映像の上映時間】(所用時間:各約30分)
■語り部の講話:10時20分、13時、14時40分
■映像の上映:9時30分、11時10分、12時、13時50分、15時30分
今日の知覧は昨夜の雨も上がり良い天気です。
これは、会館横にあるソテツです。葉が鳥の羽のような形をしております。
現在、大河ドラマ「西郷どん」の舞台となっている奄美ではソテツを食糧不足時食用にもされ「命の恩人」として大切にしております。
南国鹿児島では昔から人々との関わりがある植物です。
私は、幼いころ庭の剪定されたソテツの葉を飛行機にみたて遊ぶものでした。
梅雨の晴れ間、会館周辺もさまざまな樹木が植えられておりますのでぜひご覧ください。
これは、遺品室中央の飛行機「隼」模型の前に設置している説明パネルの一部です。陸軍沖縄特攻作戦で、特攻機として使用された飛行機の種類をグラフ化したものです。棒グラフの灰色部分は陸軍全体、赤色部分は知覧から出撃した数字です。
グラフの右端から順に、97式戦闘機・1式戦闘機「隼」・3式戦闘機「飛燕」・99式襲撃機・99式高等練習機です。
遺品室の一角に、活字化した遺書や手紙を読むことができるコーナーがあります。これとは別に、タッチパネルの検索画面でも閲覧できますが、これはブックタイプになっていますので、じっくりと読み込むのに適しています。お時間のあるお客様は、どうぞご利用ください。
先日、修学旅行で訪れた方の中で、特攻隊員の遺族の方がおられました。私が展示室で調べものをしていた際に、偶然に隣りあわせた見学中の学生さんの会話からわかりました。
ご来館の皆さまの中で、昭和20年3月~7月の陸軍沖縄航空特攻作戦で戦没した特攻隊員の遺族の方がいらっしゃいましたら、当館スタッフまでお声がけくだされば幸いです。
写真右側に写っているのは、温度・湿度・照度・紫外線を図るデジタルロガーの親機です。館内11か所に設置した子機から、毎月、月初めにデータを取り込んで、経過を観測しています。
今日は朝から晴れ渡っており、暑い一日になりそうです。とはいえ、6月は最も湿気の多い季節。展示・保存環境の湿度が上昇しないように、対策をとる必要があります。写真は、展示室に設置している調湿剤です。湿度が高くなると湿気を吸ってくれるものです。
73年前の昭和20年6月3日に出撃された若松藤夫少尉(鹿児島県出身)が、お母様に宛てた遺書を、当館で作成している「中高生のための事前学習資料」で紹介させていただいています。出撃直前の緊迫感の中にあって家族への思いやりに満ちた文章を遺した若松少尉。若松少尉の遺書は、現在企画展示室でご覧いただけます。
【本日の語り部の講話、特攻解説映像の上映時間】(所用時間:各約30分)
■語り部の講話:10時20分、13時、14時40分
■映像の上映:9時30分、11時10分、12時、13時50分、15時30分
5月29日から31日まで、地元の知覧中学校の生徒さんが職場体験学習に来てくれていました。修学旅行生を誘導したり、音声ガイドの貸出しで英語で対応したり、当館の業務を体験してもらいました。また、「今日の平和会館」の更新もネタ探しから写真撮影、記事の作成など、すべて担当してくれました(写真は入力中の様子)。3日間、ありがとうございました。
【本日の語り部の講話、特攻解説映像の上映時間】(所用時間:各約30分)
■語り部の講話:10時20分、13時、14時40分
■映像の上映:9時30分、11時10分、12時、13時50分、15時30分
平和会館には、特攻隊員と直に接していた地元の方々のインタビュー映像を紹介するコーナーがあります。内村旅館、永久旅館、冨屋食堂の女将や、知覧高等女学校生徒の方々の映像です。特攻隊員と直に接していた方々だからこそ感じた思いや、出来事を証言しています。
このシーズンは全国各地から修学旅行生が見学に来ます。語り部の講話を聴きます。聞いている人たちは真剣に聞いています。一般向けの講話も毎日しているのでぜひ知覧特攻平和会館にいらしてください。
(※本日の記事は、職場体験に来ている南九州市立知覧中学校の生徒さんが書いています。)
平和スピーチコンテストの一次審査が昨日と今日でありました。
スピーチコンテストは毎年行われており今年で29回目になります。今年は約3200人の方々の応募をいただきました。一次・二次審査を通過した人が8月15日の本選に出ることが出来ます。皆さんも来年是非応募してみてくださいね。
(※本日の記事は、職場体験に来ている南九州市立知覧中学校の生徒さんが書いています。)
観音堂の参道脇にある、知覧飛行場の正門です。知覧飛行場は、昭和16年12月に開校された大刀洗陸軍飛行学校知覧分教所としてスタートします。昭和19年7月から12月までは、学徒出身の特別操縦見習士官が教育飛行隊として操縦訓練を行い、昭和20年3月からは特攻隊の基地となりました。
終戦後の昭和26年からは、正門は知覧中学校の正門として再利用されました。昭和56年に中学校が移転統合されたことにより役目を終え、現在の場所に移設保存されています。
今日の天気は雨。鹿児島は梅雨に入り、雨が降る日が続きそうです。
さて、平和会館の遺品室には、特攻隊員を名前や出身地域ごとの検索したり、遺書・手紙を読むタッチパネル型の端末があります。ご来館の際には、ぜひご利用ください。
平和会館の玄関前から見上げた空を撮影しました。今朝は、雲一つない青空が広がっています。
【本日の語り部の講話、特攻解説映像の上映時間】(所用時間:各約30分)
■語り部の講話:10時20分、13時、14時40分
■映像の上映:9時30分、11時10分、12時、13時50分、15時30分
73年前の5月24日、熊本県の健軍飛行場(現:熊本市東区)から97式重爆撃機が12機出撃しています。米軍に占領された沖縄の飛行場に強行着陸を行い戦闘をする部隊です。写真は作戦に使われた機体で2名のパイロットと12名の戦闘要員が乗り込みます。義烈空挺隊と呼ばれていましたが出撃までの様子が当時の日本ニュースで紹介されています。その映像はNHKのHPで拝見できます。(戦争証言アーカイブス → ニュース映像 → 第252号 )
【本日の語り部の講話、特攻解説映像の上映時間】(所用時間:各約30分)
■語り部の講話:10時20分、13時、14時40分
■映像の上映:9時30分、11時10分、12時、13時50分、15時30分
1年で1番、当館の入館者数が多いのは、実は5月です。特に、修学旅行や遠足で多くの児童・生徒さんたちがいらっしゃいます。今日も今朝から多くの児童・生徒さんたちがいらっしゃって、語り部の講話を聞いたり、熱心に展示を見ていらっしゃいました。
写真は、学校や一般の方々からいただいた千羽鶴です。思いのこもった千羽鶴は、こうして来館者の皆さまにもご覧いただいております。
平和会館のお隣に、ミュージアム知覧があることをご存知でしょうか?ここは、市立の博物館で、地元の歴史や文化を紹介しています。
そのミュージアム知覧の前にある大きな木の下に、めだかが飼われています。今朝も元気に水の中を泳いでいました。当館にお立ち寄りの際は、ぜひ覗いてみてください。
写真は、平和会館前のツツジを撮影したものです。今日は昼過ぎまで雨が降っていましたが、午後から雨があがっています。
さて、明日5月24日は、73年前の昭和20年5月24日に、義烈空挺隊が特攻出撃した日です。空挺隊は、アメリカ軍がいた沖縄の飛行場に強行着陸し、特攻攻撃を行う空挺特攻です。73年前の今日、出撃を控えた隊員がどのような思いでいたのか、しのばれます。
昨日・一昨日は、台風のような強い突風が吹いていました。今朝はだいぶおさまったものの、時折り、旗がはためく程度の風が吹いています。
第29回スピーチコンテスト「平和へのメッセージfrom知覧」の応募原稿が、続々と届いています。応募〆切は、明日5月22日まで(必着)です。
平和会館では、第二次世界大戦で特攻戦死された隊員の遺品や遺書などのほか、特攻隊員の出撃の映像や空襲を受けた写真などを公開・展示していますが、資料の更なる充実を図るため、今年度の事業で、当時の映像などの資料収集に取り組むこととしています。
収集した資料は、今後、館内展示などに活かしていきますので、ご期待ください。
【本日の語り部の講話、特攻解説映像の上映時間】(所用時間:各約30分)
■語り部の講話:10時20分、13時、14時40分
■映像の上映:9時30分、11時10分、12時、13時50分、15時30分
今朝の事務所の温湿度計を確認したら、湿度が64%もありました。外も湿気が多く、じめじめとしているようです。
【本日の語り部の講話、特攻解説映像の上映時間】(所要時間:各約30分)
■語り部の講話:10時20分、13時
■映像の上映:9時30分、11時10分、12時、13時50分(※講話室)
本日のスケジュールは、イレギュラーとなっております。ご来館の際は、入口横の案内板で時間をご確認ください。
明日・明後日の2日間、知覧平和公園で九州地区大学男女ソフトボール大会が開催されます。平和会館の多目的球場・陸上競技場は、大刀洗飛行学校知覧分教所の飛行機の格納庫があった場所です。かつて、飛行機のパイロットを夢見る若者が飛行訓練に明け暮れていた場所に、現在の若者が集い、スポーツで汗を流します。
治夫ハ笑ッテ死ンデユキマス・・・
治夫ハアメリカノ五千人余リノ母ヲ泣カセルノデス・・・
今翼ノ上デ走リ書キヲシテヲリマス・・・
18歳で特攻戦死した袴田治夫少尉が、知覧飛行場から出撃する直前に、飛行機の翼の上で書いた絶筆です。現在、企画展で公開しています。
先日、毛髪式温湿度計を2台購入しました。毛髪が空気の乾湿によって伸縮する動きを利用して湿度を図るものです。新規購入した機械は、現在遺品室の一角で試験運転させています。
平和会館では、このほかデジタル式の温湿度を用いて11か所で定期観測して、展示・保存環境を保つように努めています。
知覧など、薩摩半島の海岸地域には、本土決戦に備えて、海上特攻である震洋艇の基地が配備されていました。
写真は、平和会館に展示している、南さつま市の基地跡の海底から引き揚げられた震洋艇のスクリューです。終戦時に、基地解隊に伴って沈められたものの一部と考えられます。知覧にあった聖ヶ浦震洋隊基地跡の海岸の海底からも引き揚げられています。
昨日とはうってかわって、朝から強い日差しが照っています。
さて、平和会館では、ベビーベッドと授乳スペースを、談話室の奥に設けています。小さいお子様連れでお越しのお客様は、どうぞこちらをご利用ください。
今日は1日雨模様です。屋外の予定を切り替えて、知覧特攻平和会館で平和の尊さや家族の絆と向き合う一日にしませんか。
【本日の語り部の講話、特攻解説映像の上映時間】(所用時間:各約30分)
■語り部の講話:10時20分、13時、14時40分
■映像の上映:9時30分、11時10分、12時、13時50分、15時30分
本日の語り部の講話と映像による解説上映のお時間が、イレギュラーとなっています。ご来館予定の方は、ご注意ください。
【本日の語り部の講話、特攻解説映像の上映時間】(場所:視聴覚室,所要時間:各約30分)
■語り部の講話:13時、14時40分
■映像の上映:9時30分、10時20分(※講話室)、11時10分、12時、13時50分、15時30分
現在開催中の企画展では、三角兵舎跡の発掘調査で出土した遺物を紹介しています(5月1日記事参照)。
写真は、平和会館の隣に復元している三角兵舎内を撮影したものです。ここで注目していただきたいのは、入口付近に置かれたテーブルです。発掘調査でも実際に、入口付近からビール瓶・サイダー便などが見つかっています。
平和会館には、市役所職員だけでなくいくつかの組織が入って仕事をしていますが、中には、館内の清掃業務にあたる職員もいます。毎朝、開館までの時間に、玄関前やロビー、遺品室の主要な場所を清掃して、お客様を迎える準備をしています。
スピーチコンテストの応募が続々と届いています。応募方法は、日本語のスピーチ原稿を400字詰め原稿用紙(一般・高校生4~5枚、中学生3~4枚)に縦書きで書いて、左上をホッチキス止めしてお送りください。応募期間は、5月22日まで(必着)です。皆さまからの応募をお待ちしています。
1次審査…原稿による書類選考、2次審査…スピーチ音声データによる選考
最終審査…8月15日のスピーチ発表による審査
平和会館の遺品室の中央に、飛行機「隼」の模型があります。以前は、飛行機「飛燕」の実物を展示していた場所です。その背景には、開聞岳の写真があります。開聞岳は、薩摩半島南端にそびえる標高924mの山で、知覧から出撃した特攻隊員は、日本本土の見納めにと眺めました。
遺品室の写真は、南側の上空から撮影されたものです。来館者に対して、沖縄へ向かう特攻機の様子を、南の空から見せるという設定で展示しています。
今日は、朝から曇り空で、時折り雨が降っています。一日中、雨の予報ですので、お出かけの際は傘を持ってお越しください。平和会館では、傘たてを設置しておりません。玄関前で、傘袋に入れてからご入館していただいております。
平和会館のリーフレットには、一般用とは別に、こども向けのものもあります。一般用とは内容も少し異なります。小中学生にとって理解しやすいように工夫した内容ですので、小中学生の社会科見学や修学旅行など、ぜひご利用ください。
5月3日、知覧特攻基地戦没者慰霊祭が開催されました。(※写真はその時のです)
全国各地からおよそ800名のご遺族、関係者が参列され、特攻戦死された隊員の冥福をお祈りしました。毎年参列される方は事務所にも顔を出してくれますが特攻隊員のご兄弟、戦友の方々はお年を召され、昨年まではお顔を拝見した方もお見えになられないことがありました。今年もお会いできて嬉しいこともあれば、訃報を知り寂しい気持ちになることもあります。亡くなったご遺族・戦友の想いも含め、いつまでも特攻隊員の事を語り伝えねばと思いを新たにする日でもあります。
今日も多くのご来館が予想されますので下記スケジュールの他、状況に応じて臨時で映像の上映も行います。その際は館内放送でお知らせ致します。
【本日の語り部の講話、特攻解説映像の上映時間】(所用時間:各約30分)
■語り部の講話:10時20分、13時、14時40分
■映像の上映:9時30分、11時10分、12時、13時50分、15時30分 + 臨時上映
4連休の2日目。今日もお天気がよさそうです。
祝日ですので、語り部の講話と映像による解説上映を定時にて行います(左記写真参照)。今日も昨日に続き、多くのお客様のご来館が予想されているため、定時以外でも映像上映を行う予定です。館内放送でお知らせしますので、ぜひご覧ください。
今日は、特攻平和観音堂の前で第64回知覧特攻基地戦没者慰霊祭が開催され、たくさんのお客様が来館されます。館内の混雑が予想されますので、時間に余裕を持ってお越しください。
そのため、本日は通常の祝日とは異なるスケジュールで「語り部の講話」と「特攻に関する映像上映」を行います。語り部の講話は随時、映像の上映は、9時30分から40分おきとなりますので、ご来館の際はご注意ください。
この企画展では、知覧基地から出撃した隊員の残した遺書・手紙・日記などのうち、出撃前日から当日にかけて書かれたと判断できる資料を集めました。
これらは、死期が迫る中にあって、人生の最後に残す言葉として書き記されたものです。遺書を読むと、どのような思いを抱いていたのかを感じ取ることができると思います。活字化した内容をパネルで読み、その下の展示ケース内に収められた実物資料と向きあい肌で感じていただければ幸いです。
開催中の企画展、「出撃直前の遺書~特攻隊員が最期に伝えたかったこと~」では、三角兵舎跡の発掘調査から発見されたビール瓶、サイダー瓶、茶碗、歯ブラシ、レコード盤などを公開しています。この機会にぜひご来館ください。
南九州市にある知覧城は、『続日本100名城』に選ばれています。このスタンプラリーが、4月6日の城の日からスタートしています。スタンプは、平和会館の隣にあるミュージアム知覧で押すことができます。
【本日の語り部の講話、特攻解説映像の上映時間】(所用時間:各約30分)
■語り部の講話:10時20分,13時,14時40分
■映像の上映:9時30分,11時10分,12時,13時50分,15時30分
けさ特攻観音堂に行ったら、3日前にはまだ設営中だったテントには椅子が並べられ、慰霊祭の準備がかなり進んでいました。しばらくは準備と並行して、天気予報とにらめっこの日々になりそうです。
【本日の語り部の講話、特攻解説映像の上映時間】(所用時間:各約30分)
■語り部の講話:10時20分,13時,14時40分
■映像の上映:9時30分,11時10分,12時,13時50分,15時30分
連休初日の知覧は心地よい青空がひろがっております。
企画展 「 出撃直前の遺書 特攻隊員が最期に伝えたかったこと 」も
本日からはじまりました。
この連休ご家族で知覧に出かけてみませんか。
明日からの企画展の準備もいよいよ佳境。
写真は、展示室の壁に掲示する予定のパネルの制作風景です。遺書や手紙もケースに展示してありますが、皆さまに読んでいただきやすいように、テキスト(活字)化したり、ふりがなをふったりしております。
ご来館の際は、ぜひそのあたりもご覧ください。
さきほど外に出てみると、当館のすぐ横にある特攻観音堂で、5月3日に開催される「知覧特攻基地戦没者慰霊祭」の準備が進んでいました。この慰霊祭は毎年行われていて、今回で第64回の開催を数えます。
今日の知覧は、とても過ごしやすい気持ちのよい天候です。皆さまのご来館をお待ちしております。
今週は閉館後の時間を使って、土曜日から始まる企画展「出撃直前の遺書 特攻隊員が最期に伝えたかったこと」の準備を行っています。お客様が見やすいよう、試行錯誤しながらレイアウトしています。今日もプレオープンという形で展示してありますので、ぜひご覧ください。
昨夜は閉館後、館内のワックスかけを行いました。
当館は開館してから31年を経過していますが、大きなキズや破損がないのは、来館者の皆さまが大切に施設をご利用くださっているおかげだと思います。
ご来館になった際は、ちょっぴりきれいになった床を見てみてください。
「平和へのメッセージfrom知覧 第29回スピーチコンテスト」の作品を募集中です。
鹿児島県内では募集のCMも流れておりますが、ユーチューブでもみることができます。
ぜひご覧ください。
特攻観音堂への入口にある藤の花がきれいに咲いています。暑い日は続いているせいか、例年より時期が早い気がします。
【本日の語り部の講話、特攻解説映像の上映時間】(所用時間:各約30分)
■語り部の講話:10時20分,13時,14時40分
■映像の上映:9時30分,11時10分,12時,13時50分,15時30分
来週28日(土)から企画展「出撃直前の遺書 特攻隊員が伝えたかったこと」が始まります。知覧基地(当時)で書かれた18人の特攻隊員の手紙や遺書、日記をご紹介いたします。ゴールデンウィークにはぜひご来館ください。
【本日の語り部の講話、特攻解説映像の上映時間】(所用時間:各約30分)
■語り部の講話:10時20分,13時,14時40分
■映像の上映:9時30分,11時10分,12時,13時50分,15時30分
平和会館の屋根にある雨どいの掃除を行いました。隣接する三角兵舎の復元建物の周囲には、杉林がありますが、風で飛んでくる杉の葉がたまらないように、定期的に行っています。
左の写真は、某施設でお土産用として販売されている鉢巻きです。
鉢巻きをしめる行為には、何か物事を成し遂げようとする時の精神統一や、気持ちを高めようとする目的があり、現在でもスポーツの国際試合での応援や受験グッズなどにも用いられています。
平和会館では、特攻隊員の遺品である日の丸の鉢巻きを展示しています。
企画展示室の写真です。企画展を開催していない期間は、常設用の展示をしています。ここでは、数人の特攻隊員の遺書や手紙を、英語翻訳をつけて紹介しています。
昨日の閉館後に、企画展の撤収作業と、展示資料の入れ替えを行いました。その後、企画展示室の手前にある零戦展示室を撮影しました。機体が、薄暗い中に浮かび上がり、海底に沈んでいたころの様子をほうふつさせるものがありました。
企画展「恋人への最後の手紙」
最終日です。
特攻は飛行機(航空特攻)、高速艇(水上特攻)、小型潜水艦(水中特攻)と空、そして海で行われています。館内には水上特攻の震洋艇が展示してあります。
艇前部に250kgの炸薬が積み込まれ、フィリピン戦線で1000名以上の方が戦死しています。あまり知られていない特攻ですが震洋艇も見学いただけたらと思います。艇の前に置いてあるのは薩摩半島南端(坊津)の基地跡から引き揚げられたエンジン部分です。本土決戦に備え日本各地に基地が設けられていました。
【本日の語り部の講話、特攻解説映像の上映時間】(所用時間それぞれ約30分)
■語り部の講話:10時20分、13時、14時40分
■映像の上映:9時30分、11時10分、12時、13時50分、15時30分
企画展「恋人への最後の手紙 ~穴澤利夫大尉と智恵子さんが遺したもの~」
4月16日までの開催です。この週末、73年前の二人の思いにふれてみませんか。
【本日の語り部の講話、特攻解説映像の上映時間】(所用時間それぞれ約30分)
■語り部の講話:10時20分、13時、14時40分
■映像の上映:9時30分、11時10分、12時、13時50分、15時30分
現在開催中の企画展の展示風景です。
中央の写真の上段のパネルは、昭和20年4月12日に出撃する穴澤利夫大尉を、桜の枝を手に持つ知覧高等女学校生徒が見送る場面。下段のパネルでは、その日の様子を書き記した女学生の日記を説明しています。
現在開催中の企画展の導入部分の写真です。
この企画展は、穴澤利夫大尉と、その婚約者との物語を紹介しています。穴澤大尉が出撃し特攻戦死したのは、昭和20年4月12日。73年前の今日の出来事です。
左の写真は、館内展示室にて紹介している、特攻隊員を知覧高等女学校生徒が見送る場面です。昭和20年4月12日に撮影されたものです。ここで注目していただきたいのが、手に持つ桜の枝です。当時の女学生の日記や、戦後の聞き取り調査から、この桜は八重桜の一種であったようです。
今朝は、平和公園芝生広場に咲く「八重桜」を撮影しました。幾分、葉が多くなってきましたが、朝露に濡れた花びらが朝日に照らされて輝く様子を眺めることができました。
平和会館では、これまで館内は全て撮影禁止にしていましたが、昨年11月から、ロビーと零戦展示室は、自由に撮影できるようになっています。特に零戦展示室では、カメラに収めるお客様を多くみかけます。
今朝の知覧特攻平和会館 玄関前並木は新緑がきれいです。
この時期、樹木も葉が入れ替わります。
新学期も始まりました。
新たなスタートの時期、まわりの樹木の新緑にも目を向けてみませんか。
今日は風が強く、会館前に掲げている旗もはためいています。肌寒い一日となりそうです。お出かけの際は、暖かくしてお越しください。本日もご来館をお待ちしております。
【本日の語り部の講話、特攻解説映像の上映時間】(所用時間それぞれ約30分)
■語り部の講話:10時20分、13時、14時40分
■映像の上映:9時30分、11時10分、12時、13時50分、15時30分
73年前の今日から第1次航空総攻撃が始まります。これは3月26日に米軍の慶良間列島への上陸があり航空特攻を開始しますが当初はまだ体制が整っていなかったので散発的なものになっていました。体制を整え、本格的な特攻作戦を開始するに至ったのが第1次航空総攻撃です。
特攻を指揮した第6航空軍の菅原軍司令官の日記には今日の事がこのように記されています。
「(知覧)飛行場着後本日出動の勇士に訣別の辞を述べて万世に至る。(中略)第62、第73両振武隊員を主として訓示を為し都城に向ふ。」
九州各地の基地から特攻隊が出撃し、今日だけで64名の方が特攻戦死しています。
護国神社前のツツジが、花を咲かせました。
ツツジの花言葉には、「恋の喜び」という意味があるそうです。
知覧飛行場の「戦闘指揮所」跡に建つ石碑を撮影してきました。現在の空港でいえば、管制塔のような役割を担っていた場所です。木造の建物があり、参謀などの司令部要員がいた場所です。この付近で特攻隊員らは見送りを受け、機上の人となりました。
現在は、この近くを南薩縦貫道が通っており、鹿児島市内方面からの交通アクセスの良いところになっています。知覧飛行場の戦争遺跡を巡る際には、ぜひお立ち寄りください。
毎年8月15日に開催される、「第29回 平和へのメッセージfrom知覧」の募集が始まりました。募集期間は、4月1日から5月22日までです。たくさんの方のご応募を、お待ちしています。
4月2日、月曜日です。平成29年度が終わり、平成30年度が始まりました。平和会館内でも、館内で働くスタッフの人事異動等があり、新しい体制が始まりました。これまでのメンバーから受け継いだものを継承しつつ、新しい気持ちでスタートします。
特攻平和観音堂の前にある桜です。葉も出てきて、地面にはたくさんの花びらが敷き詰められていますが、桜舞い散る中を歩くと、春の息吹きを肌に感じます。
【本日の語り部の講話、特攻解説映像の上映時間】(所用時間それぞれ約30分)
■語り部の講話:10時20分、13時、14時40分
■映像の上映:9時30分、11時10分、12時、13時50分、15時30分
※2017年度以前の投稿は、こちら。